2013シーズン試合結果

2013Jリーグヤマザキナビスコカップ第5節:鹿島アントラーズvs名古屋グランパス

最終更新日時 2013/06/03 20:20

AWAY GAME

茨城県立カシマサッカースタジアム 4/24(水)19:04キックオフ

試合前

細かく舞う雨に見舞われた茨城県立カシマサッカースタジアム。2013Jリーグヤマザキナビスコカップ予選、第5節はアウェイで鹿島アントラーズとの対戦となる。

第4節、ホームでの大分トリニータ戦に引き分けた名古屋。現在勝ち点6で2位に並ぶ鹿島アントラーズとの直接対決だが、その鹿島は消化試合が1試合少ないため、決勝トーナメント進出のためにはアウェイで難しい一戦ながら、なんとしても勝ち点を持って帰りたい。

平日のアウェイ・鹿島開催ということで名古屋からは限られたサポーターしか駆けつけられなかったようだが、それでも厳しい日程、天候をものともせず常にスタジアムへ駆けつけてくれるサポーターの歓声が心強い。そのサポーターの拍手、歓声のなか、ウォーミングアップのため選手がピッチへと姿を現した。

今週末にはホームでリーグ広島戦も控え、足に痛みのある闘莉王や腰の怪我明けのケネディなど、まだ万全の体調でない選手がメンバーを離れたが、代りに出る選手達にとっては限られた出場機会であり、自身のアピールのためにも活躍に期待したい。

シーズン開幕後に足首の手術をした石櫃も、久しぶりのピッチの感触をしっかりと確かめている。左サイドバックでは阿部、プロ1年目の本多とレギュラー争いが繰り広げられているが、右サイドバックは現在、本職とするのは田中隼磨のみ。チーム力の底上げはもちろん、貴重なバックアッパーとして、石櫃本来の攻撃的なサイドバックとしての復活が期待される。

雨を含み非常に滑りやすいピッチコンディションだが、斜めに切りそろえられたピッチ自体は良好なようで、特に高さの無い今日の名古屋にとっては、ケネディが離脱していたシーズン初めから徐々に形の整ってきた、足下でのパスを主体とサッカーに期待したい。

前半

依然として雨が舞うスタジアム、ヤマザキナビスコカップ・テーマと両チームサポーターの歓声が響くなか、22人の選手が姿を現す。

今日の名古屋、ゴールキーパーは楢崎。ディフェンスラインは右から石櫃、ダニエル、増川、阿部の4人。磯村、ダニルソンの2人が中盤底に位置し、玉田の1トップ、その後ろに矢野、ヤキモフスキー、小川の3人が並ぶ4-5-1のシステムでのスタートが予想される。

前半、メインスタンドから向かって右にエンドを取った白のユニフォーム・名古屋に対し、鹿島ボールでキックオフ。

1分、右からのスローインを受けた鹿島・ダヴィが縦へのドリブルを仕掛けるが、ダニエルがボールを奪い、これをクリア。
2分、鹿島陣内左、コーナーフラッグ付近でヤキモフスキーがボールを受けるが、相手ディフェンスに付かれボールはゴールラインを割る。
3分、小川が左から縦への突破を狙うが、ボールはゴールラインを割る。
4分、楢崎からのゴールキックはヤキモフスキーのヘディングが届かず、鹿島・曽ヶ端が直接抑える。
5分、名古屋ペナルティエリア手前の鹿島・ダヴィへ楔のボールは増川がカット。
6分、右サイドを上がった鹿島・野沢からのクロスは、楢崎が直接抑える。
7分、鹿島陣内左で小川が相手パスをカット、素早く前線中央の玉田へ縦へのボールを入れるが、コースが合わずボールはクリアされる。
8分、鹿島陣内でダニルソンのパスカットから右前線の玉田へ。ここから中へのドリブルで相手ディフェンスのマークを小さく外し、左足でのシュートを狙うが、このボールは枠の右へと外れる。
9分、自陣右ハーフライン付近で石櫃が鹿島・ジュニーニョからボール奪取を狙うが、後ろから倒してしまい、ファールの判定。
10分、鹿島陣内右の玉田から中の磯村へ、このボールを磯村がダイレクトでペナルティエリア付近のヤキモフスキーへ狙うが、ここは相手ディフェンスにクリアされる。
11分、鹿島陣内中央の磯村から玉田、さらに相手ディフェンスライン裏へ抜ける小川へ浮き球のパスを狙うが、ここは鹿島・青木にクリアされる。
12分、右サイドを上がった小川からのクロスは、鹿島・曽ヶ端が直截抑える。
13分、鹿島・ジュニーニョのドリブルからのこぼれ球を拾った鹿島・大迫が右足でのミドルシュートを狙うが、このボールは楢崎が正面で抑える。
14分、鹿島陣内右でボールを受けた磯村がドリブルを仕掛けるが、相手ディフェンス2人に囲まれボールはクリアされる。
15分、左サイドを上がった鹿島・ジュニーニョのミドルシュートは楢崎が枠の外へと弾き出す。

16分、鹿島・左からのコーナーキック。ショートで繋ぎ、中へのボールはニアサイドの阿部がヘディングでクリア。再び拾った鹿島が細かく繋ぎ、ペナルティエリア内右の鹿島・大迫が足先でのシュートを放つが、このボールは楢崎が抑える。
18分、鹿島・青木から右へのフィードはヤキモフスキーがヘディングでカット。しかし、ルーズボールを競り合った鹿島・野沢を抑えてしまい、ヤキモフスキーのファールとなる。
19分、楢崎からのボールを鹿島陣内のヤキモフスキーが足先でトラップ。コントロールし、アウトサイドで玉田へと狙うが、ここはコースが合わずボールはクリアされる。
20分、ここで相手のスライディングを足に受けた玉田が倒れたため、一旦ボールは外へ出されるが、その場で立ち上がりプレーは続けられるようだ。
21分、鹿島・野沢からのアーリークロスが逆サイドへ流れ、鹿島・ジュニーニョが高い位置で受けるが、石櫃が体を入れてボールを取り返し、前線へとクリア。
22分、自陣左でこぼれ球を拾ったダニルソンが鹿島・ダヴィに後ろから引っ張られ、フリーキックを得る。

【失点】
23分、名古屋陣内中央で鹿島・大迫がボールをカット。短いドリブルから左ペナルティエリア内へ進入した鹿島・ジュニーニョへのスルーパスをゴール右隅に決められ、ホームの鹿島に先制ゴールを許してしまった。

25分、ヤキモフスキーとのワンツーで左サイドを大きく上がった阿部からのクロス。これに矢野が飛び込むが、わずかに届かず、ボールは逆サイドへと流れる。
27分、ハーフライン付近でボールを失うと、名古屋ペナルティエリア内左へ進入したダヴィへ一本のパスからシュートを放たれるが、このボールは楢崎が枠の外へと弾き出す。
28分、鹿島・左からのコーナーキックは楢崎が直接抑える。
29分、ハーフライン付近で鹿島・ダヴィへのボールをヘディングで競り合った増川が後ろから倒し、ファールの判定となる。
30分、ハーフライン付近右の玉田からペナルティエリア内左へ走るヤキモフスキーの前を狙うが、このボールは鹿島・曽ヶ端が直截抑える。

31分、名古屋ペナルティエリア左の鹿島・大迫からのヒールパスをカットした名古屋。右の矢野がそのまま鹿島ペナルティエリア付近へ持ち込み、相手ディフェンスのマークを外し浮かせたシュートを狙うが、このボールはクロスバーに嫌われてしまう。
33分、鹿島陣内右の玉田から左の阿部、さらに斜めに前へ入る小川へと通し、中央のヤキモフスキーへグラウンダーのクロスを狙うが、このボールは鹿島・岩政にクリアされる。
35分、センターサークル付近左で磯村と鹿島・大迫が交錯。このプレーで磯村にイエローカードが提示される。
36分、ディフェンスラインからのボールを石櫃と鹿島・ジュニーニョが競り合うが、ここは鹿島・ジュニーニョのオフサイドとなる。
37分、縦パスに対し鹿島・大迫がペナルティエリア内左へ進入するが、ここは増川がボールをゴールラインへとクリア。
38分、鹿島・左からのコーナーキックは矢野がニアサイドでクリア。
39分、矢野のポストープレーから右サイドをオーバーラップした石櫃のクロスは、逆サイドで鹿島・西がクリア。これを拾った名古屋が繋ぎ、ペナルティエリア手前中央の磯村が左足で狙うが、このミドルシュートは枠の左へと外れる。
41分、名古屋ペナルティエリア内右の鹿島・ジュニーニョからのクロスを鹿島・大迫がヘディングで叩き付けるが、このシュートは楢崎が見送り、枠の左へと外れる。
42分、磯村のパスカットから右の玉田へ。そこから細かなステップで運び、左足でのクロスは鹿島・青木のヘディングでクリアされる。
43分、自陣左でディフェンスからのボールを受ける鹿島・ダヴィと阿部が交錯、ここは阿部のファールとなる。
44分、鹿島陣内右から中へのドリブルを仕掛けた玉田が鹿島・柴崎と交錯、そのまま相手選手を抑えてしまい、ファールの判定となる。
(ロスタイム表示:2分)

ロスタイム1、鹿島陣内左高い位置の矢野から右足のクロスは逆サイドへと流れてしまう。
ロスタイム2、名古屋陣内右を上がった鹿島・西からゴール方向への速いクロスは楢崎が枠の外へと弾き出す。
ロスタイム3、鹿島・右からのコーナーキック。名古屋ゴール前へのボールがこぼれ、再び右から名古屋ゴール前へ放り込まれるが、エリア内でこぼれた混戦からダニエルがクリア。

ここで前半終了。

決勝トーナメント進出とためには落とせない試合。リードしてからの展開に強さを見せる鹿島に先制ゴールを許し、苦しい展開だが、試合自体は悪くはなく後半、なんとしても同点、そして逆転ゴールを奪いたい。

後半

エンドを替えた後半、名古屋ボールでキックオフ。
名古屋1人目交代:磯村→望月

1分、矢野とのワンツーで石櫃が右サイドを上がるが、リターンボールはタッチラインへとクリアされる。
2分、右からのスローインを繋いだ名古屋。ペナルティエリア手前からダニルソンのミドルシュートは枠の右へと外れる。
3分、鹿島ペナルティエリア手前右の矢野からエリア内へ走るヤキモフスキーを狙ったスルーパスは、相手ディフェンスにゴールラインへとクリアされる。名古屋・右からのコーナーキック。ヤキモフスキーが左足で上げたボールは鹿島・曽ヶ端が直接抑える。
5分、名古屋陣内左で鹿島ボールのスローイン。ペナルティエリア内を狙ったボールは石櫃がコースを塞ぎ、楢崎が抑える。
7分、鹿島陣内ハーフライン付近右でボールを奪った石櫃。縦へのドリブルから矢野へ楔のボールを狙った足に鹿島・柴崎のタックルを受ける。このプレーで鹿島・柴崎にイエローカードが提示される。
8分、鹿島陣内右タッチライン付近から名古屋ボールのフリーキック。ヤキモフスキーが左足で鹿島ゴール前へ上げたボールはヘディングでクリアされる。
9分、左サイド高い位置でボールを受けた鹿島・ジュニーニョから中へのクロスは、増川がゴールラインへとクリア。鹿島・左からのコーナーキック。名古屋ペナルティエリア手前で浮かせたボールを鹿島・柴崎に右足ダイレクトで狙われるが、このシュートはクロスバーを大きく超える。
10分、鹿島・大迫のドリブルはダニルソンが体を当て、ノーファールでボール奪取。素早く前線の玉田へと狙うが、体を入れ替えた競り合いの中で相手ディフェンスを押さえ、玉田のファールを取られてしまう。
11分、センターサークル付近でルーズとなったボールをヤキモフスキーがスライディングで狙うが、このボールはタッチラインを割る。
12分、左に開いた鹿島・大迫からのクロスはダニエルがヘディングでゴールラインへとクリア。鹿島・左からのコーナーキックは中央のダニエルがクリア。再び拾った鹿島が左から放り込むが、このボールは楢崎が直接抑える。
14分、名古屋ペナルティエリア手前でボールを受け、左に流れながらの鹿島・ジュニーニョのシュートはダニエルが体でブロック、これをクリア。ここから右の矢野へ繋いだ名古屋がカウンターで鹿島陣内へ持ち込むが、矢野からの速いクロスはゴール前を抜け、逆サイドのタッチラインを割る。
15分、名古屋ペナルティエリア内左へ進入した鹿島・ジュニーニョからのクロスは楢崎が直接抑える。

16分、自陣右のダニエルからの縦パスを矢野が体を入れ替え、縦へと狙うが、戻った鹿島・柴崎に戻されクリアされる。

17分、鹿島ペナルティエリア手前でドリブルを仕掛けた矢野が倒され、フリーキックを得る。
名古屋2人目交代:小川→田中(輝)

18分、鹿島ゴール正面左寄り、30m強の位置から名古屋ボールのフリーキック。玉田が左足で直接狙ったシュートはクロスバーを超える。
19分、ヤキモフスキーとのワンツーで右から仕掛けた矢野が中央へグラウンダーのクロス。相手ディフェンスに当たり、ファーサイドへ流れたボールを受けた田中(輝)が右足で狙うが、このシュートは枠の右へと外れる。
20分、鹿島・ジュニーニョが左から中央方向へドリブルを仕掛けるが、横へのボールはダニルソンが足先で触りクリア。
21分、名古屋陣内中央、センターサークル付近から鹿島ボールのフリーキック。名古屋ペナルティエリア右方向へのボールは阿部が競り合い、ボールは直接ゴールラインを割る。
22分、センターサークル付近で矢野の落としを受けた玉田が後ろから引っ張られ、名古屋ボールのフリーキックとなる。
23分、増川の攻撃参加からペナルティエリア内へのパスを受けた矢野が粘り、コーナーキックを得る。名古屋・右からのコーナーキック。ヤキモフスキーが左足で上げたボールは弧を描きながら鹿島ゴール前を抜け、逆サイドのゴールラインを割る。
25分、右サイドハーフライン上でボールを受ける鹿島・ジュニーニョをダニエルが後ろから倒し、このプレーでイエローカードが提示される。
26分、名古屋陣内左、ペナルティエリア付近でダニルソンと鹿島・ジュニーニョが交錯、鹿島ボールのフリーキックとなる。この位置からのフリーキック、名古屋ゴール前へのボールはダニエルがヘディングでクリア。
27分、ペナルティエリア内でのダブルタッチでボールをコントロールした鹿島・野沢のシュートは楢崎がクリア。
29分、自陣でダニルソンのパスカットから玉田、さらに右の田中(輝)へと繋ぎ、縦へ持ち上がってのクロスは鹿島・西にタッチラインへとクリアされる。ここからのスローインを繋ぎ、エリア内の矢野が粘り、コーナーキックを得る。名古屋・右からのコーナーキック。ヤキモフスキーが左足で上げたボールは鹿島・曽ヶ端にパンチングでクリアされる。

31分、石櫃のパスカットからセンターサークルの玉田、田中(輝)へ。さらに右を上がる石櫃へと繋いでのクロスはクリアされる。
32分、阿部からのボールを受けたヤキモフスキーからのクロス。玉田が苦しい体勢でヘディングで合わせるが、このシュートは枠の右へと外れる。

34分、自陣で阿部のパスカットから斜めに前線へ走る矢野の前を狙うが、ここはオフサイドの判定。

名古屋3人目交代:玉田→田鍋

35分、自陣中央でダニルソンからのパスを受けた望月。細かなタッチで前へと運び、代って入ったばかりの田鍋の前を狙うが、このボールは鹿島・曽ヶ端が前へ出て直接抑える。

36分、ヤキモフスキーからのクロスが逆サイドへ流れ、受けた田鍋が前へ浮かせ鹿島・中田を狙う。しかし、ここはノーファールで体を抑えられながら、タッチラインへとクリアされる。

鹿島1人目交代:ジュニーニョ→中村

37分、鹿島陣内右から名古屋ボールのスローイン。中央でのこぼれ球を受けた望月が右足で狙うが、このシュートは枠を外れる。

38分:鹿島2人目交代:大迫→本山
右から中へと持ち込んだ鹿島・柴崎のミドルシュートはクロスバーを超える。

39分、左からのクロスを鹿島・中村と競り合った阿部が交錯し、名古屋ペナルティエリア内から名古屋ボールのフリーキックとなる。
40分、名古屋ペナルティエリア内でボールを受けた鹿島・本山の小さな蹴りだしを望月がカット。左から右へと繋ぎ、鹿島陣内へボールを運ぶが、田鍋が鹿島・中村と交錯し、ファールの判定。
42分、左サイドの鹿島・中田から縦へのボールは直接左タッチラインを割る。
43分、鹿島陣内中央で田鍋の競り合いから裏にこぼれたボールに矢野が抜け出そうとしたが、鹿島・岩政に引っ張って倒される。このプレーで鹿島・岩政にイエローカードが提示され、この試合、2枚目のカードで退場となる。

44分、鹿島3人目交代:野沢→山村
鹿島ペナルティエリア手前右から名古屋ボールのフリーキック。ヤキモフスキーが左足で鹿島ゴール前へ上げたボールは鹿島・曽ヶ端が直接抑える。

45分、右サイドから田鍋が鹿島・中田に倒され、このプレーで鹿島・中田にイエローカードが提示される。
(ロスタイム表示:5分)

ロスタイム1、鹿島ペナルティエリア右から名古屋ボールのフリーキック。ヤキモフスキーが左足で鹿島ゴール前へ上げたボールは鹿島・曽ヶ端がパンチングでクリアする。
ロスタイム2、左サイドでボールを受けたダニルソンからのクロスがクリアされ、これを鹿島陣内中央で拾った望月が右足で狙うが、このシュートは枠の右へと外れる。
ロスタイム4、自陣左でボールを受けるダニルソンが倒され、フリーキックを得る。素早く立ち上がり右サイド高い位置の田鍋へと狙うが、ここは鹿島・中田にクリアされてしまう。
ロスタイム5、センターサークルでボールを受け、コントロールをした矢野。右サイドを上がる田鍋の前を狙うが、右足でのボールは球足が速く、直接ゴールラインを割る。

このゴールキックを鹿島・曽ヶ端が蹴ったところで試合終了。

前半に先制されると後半、出場経験が少ないながらもフレッシュな選手を投入し、同点、逆転を狙った名古屋。それでも無理をせずしっかりと守り、カウンターでの追加点を狙う鹿島を最後まで崩せず0-1で敗戦。1試合少ないながら勝ち点で並んでいた鹿島に勝ち点3を与え、名古屋の試合が行われない次節・第6節の結果次第では、1試合を残しながら敗退の決まる可能性のある、痛い敗戦となった。


試合終了後記者会見

今日は全体的に見れば五分五分なゲームでした。我々の目標であった勝利を掴めず、チャンスを活かせませんでした。今日は我々の目標を達成できませんでした。サッカーでは「枠に入れる」という事が重要なのですが、それが今日は出来なかったという事です。

Q.今日は選手を数人代えて試合に臨みましたが、その意図をお聞かせください。

ハードなスケジュールの中で、闘莉王は休ませました。他の選手を使ってみたい狙いもありました。田中隼磨もベンチでしたし、ケネディも今日はプレーさせないため休ませました。フィジカル的な面での疲労もあると思い、今日のメンバーとなりました。グランパスとしては良いサッカーは出来ていましたが、チャンスを活かしきれませんでした。

Q.望月選手を後半開始から投入しましたが、その狙いと評価をお聞かせください。

まず前半、磯村の位置で簡単なミスが多かったように感じました。また、イエローカードを1枚貰っていたので2枚目を貰わないよう、戦術的な理由で交代させました。望月に関してはもちろん才能のある選手ですし、彼にリアルな試合というものを経験させたくて起用しました。