2013シーズン試合結果
試合前
急速に発達した低気圧の影響により、全国的に大荒れな天候に見舞われたこの日。2013J1リーグ第5節はアウェイ・日立サッカー場で柏レイソルとの対戦となる。
前節、ホームでの湘南戦に勝利し勝ち点を7へと伸ばした名古屋。水曜日のナビスコカップFC東京戦を挟み、アウェイ2連戦となる。昨年は国立競技場で同カードが行われたため、改修された日立柏サッカー場では初めての戦いとなる。ホーム側とアウェイ側のスタンドが入れ替えられ、メインスタンドから向かって左に陣取る名古屋サポーターには少し新鮮さを感じる。
キックオフ2時間前から降り始めた雨も次第に強まった午後4時30分、ウォーミングアップのため選手がピッチへと姿を現すと、赤いポンチョを身にまとったグランパスサポーターから歓声が沸き起こった。
水曜日のFC東京戦、相手にボールを支配された前半から、田口を投入し中盤のシステムを変更、リズムをつかんだ名古屋だが、今日はスターティグメンバーの顔ぶれを見る限り、そのFC東京戦の後半に近い戦い方が予想される。また、低気圧の影響でこのあと風が強まる事も予想され、ロングボールやハイボールに頼れない、足下でのボール回しも重要になりそうだ。
雨を含めピッチでボールを回しコンディションをチェックする選手達だが、かまぼこ型で非常に水はけの良いピッチで、悪天候ながらもリラックスした表情を見せている。2週間で5試合を戦う日程でちょうど中間となる今日のゲーム、簡単な戦いでは無いが、雨の中アウェイ柏まで駆けつけてくれたサポーターのためにも、何としても勝ち点を持ち帰りたい。
前半
雨は幾分、小康状態となった日立柏サッカー場。ピッチからスタンドへの距離が近く、独特な臨場感のあるスタジアムに両チームサポーターの歓声が響き渡る中、22人の選手がピッチへと姿を現す。
今日の名古屋、ゴールキーパーは楢崎。ディフェンスラインは右から田中(隼)、闘莉王、増川、本多の4人。田口、ダニルソンが中盤の底で舵取りをし、田中(輝)の1トップの後ろに矢野、玉田、小川が並ぶ4-5-1(4-2-3-1)のシステムでのスタートが予想される。
前半、メインスタンドから向かって左にエンドを取った赤のユニフォーム・名古屋ボールでキックオフ。
1分、左サイドを上がった本多から中央の田中(輝)へ楔のボールを入れるが、ゴール方向へ向いたところでボールはクリアされる。
2分、増川から左サイドを大きく上がった本多の前へのボールが通るが、中への折り返しは柏・鈴木にスライディングでゴールラインへとクリアされる。
【得点】
3分、名古屋・左からのコーナーキック。田口が右足で入れたボールを中央でフリーの田中(輝)がヘディングで叩き付け、プロ入り初ゴールで幸先よく名古屋が先制した。
【失点】
4分、左サイドを上がった柏・田中がコーナーフラッグ付近からクロス。これを中央へフリーで走り込んだ柏・工藤にヘディングで合わせられ、先制から僅か1分後に同点とされてしまう。
5分、柏陣内中央でドリブルを仕掛けた玉田が後ろから引っかけられ、フリーキックを得る。
6分、柏ゴール正面38m程度の位置から名古屋ボールのフリーキック。玉田が柏ゴール前へ上げたボールは中央でクリアされる。
7分、右サイドの田口から縦へのボール。これを柏ペナルティエリア付近で受けた矢野が中へと持ち替えるが、ボールはタッチラインへとクリアされる。
8分、名古屋陣内中央右寄りで田口が柏・狩野のドリブルを止め、フリーキックを与える。
9分、ここからのフリーキックを小さく繋ぎ、柏・レアンドロがゴール方向へ上げたボールに柏・増島が飛び出すが、ここはオフサイドの判定。
10分、柏・ペナルティエリア手前左でボールを受けた小川がドリブルを仕掛けるが、相手ディフェンス2人に挟まれボールはクリアされる。
12分、柏陣内左でボールを奪ったダニルソンがタッチライン際で2人を交わし、縦へとドリブル。中央の田中(輝)へと折り返すが、このボールは手前に入った相手ディフェンスにクリアされる。
13分、センターサークル付近でボールを奪った田中(輝)がそのままドリブル。ペナルティエリア手前でミドルシュートを狙うが、このボールは柏・菅野の正面を突きキャッチされてしまう。
【失点】
14分、左サイドを上がった柏・田中からマイナス方向へのクロス。これを柏・工藤に合わせられると、ゴールライン付近で本多がクリアするが、こぼれ球を柏・レアンドロに押し込まれ逆転ゴールを許してしまう。
開始早々の先制からすぐに追いつかれ、その後、勝越しを許した名古屋。次第に雨も強まりコンディション的にも厳しくなるが、前半のうちに追いついておきたい。
16分、名古屋・ペナルティエリア内右へのスルーパスに抜け出した柏・田中のシュートは楢崎が弾き、ゴールラインを割る。柏・右からのコーナーキックはニアサイドの田中(隼)がゴールラインへとクリア。
17分、柏・右からのコーナーキック。ショートで繋ぎ、ペナルティエリア手前でルーズとなったボールは田中(隼)がクリア。
18分、左サイドハーフライン付近から玉田がドリブルを仕掛けるが、柏・藤田にコースを塞がれ、直接タッチラインを割る。
19分、闘莉王から縦へのフィードに走り込んだ小川。柏ペナルティエリア付近で相手ディフェンスと交錯するが、ここは小川のファールとなってしまう。
21分、ハーフライン付近の増川から縦の小川への楔のボールは、相手ディフェンスにタッチラインへとクリアされる。
22分、右サイドで矢野からの戻しを受け、左足へ持ち替えた田中(隼)からのクロス。しかし、ボールは中央で相手ディフェンスにクリアされる。
23分、自陣からのカウンターで右へ流れる柏・藤田のドリブルをタッチライン際で本多が倒し、フリーキックを与える。ここからのフリーキック、名古屋ゴール前へのボールのクリアを柏・田中が左足ボレーで狙うが、このシュートは枠の左へと外れる。
24分、右サイドを上がった柏・藤田の前へのボールは本多がタッチラインへとクリア。
25分、自陣で田口が闘莉王へボールを戻すと、コースが合わず乱れるが、ここは闘莉王が落ち着いて右タッチラインへとクリア。
26分、自陣右寄りからドリブルを仕掛けた玉田が倒され、フリーキックとなる。
27分、右サイドを上がった柏・藤田からのアーリークロスは、増川がヘディングでタッチラインへとクリア。
29分、センターサークル内で田中(輝)がスライディングで倒され、ボールを奪われるが、ノーファールの判定。そのまま名古屋ペナルティエリア内右へ運ばれるが、柏・田中のシュートは枠の左へと外れる。
30分、自陣左でダニルソンが後ろから引っ掛けられ、フリーキックを得る。
1点リードし、元々得意とするカウンターを狙う柏に対し、アウェイで追いかける名古屋。開始早々からスコアの動くゲーム展開だが、集中して戦いたい。
31分、闘莉王からのフィードに対し、ペナルティエリア内へ走り込んだ小川が後ろから倒されるが、ノーファール。ボールは直接ゴールラインを割る。
34分、柏・ペナルティエリア手前左の玉田から中へのグラウンダーのボール。これを小川が僅かに触り、田中(輝)が詰めるが、このシュートは柏・菅野の正面を突きクリアされてしまう。
35分、柏陣内右で田中(隼)、玉田と繋ぎ、ドリブルを仕掛けるが、その玉田が相手ディフェンスを押えたとされ、ファールの判定となる。
36分、ハーフライン近くの田口から小川、さらに右の田中(輝)へとパスを通すが、中へのクロスは相手ディフェンスに当たりクリアされる。
37分、相手ディフェンスのクリアミスを足の裏で転がし、コントロールした矢野。右からのクロスを狙うが、ボールは相手ディフェンスにクリアされる。
39分、名古屋陣内中央、センターサークル付近から柏ボールのフリーキック。名古屋ペナルティエリア内右へのボールを柏・増嶋が頭で繋ぐが、このボールはゴールラインを割る。
41分、柏陣内左から名古屋ボールのフリーキック。田口が上げたボールは中央でクリアされ、ペナルティエリア手前の玉田が左足ボレーで狙うが、このシュートは相手ディフェンスに当たりゴールラインを割る。名古屋・左からのコーナーキック。田口が右足で上げたボールは中央でクリアされ、密集の中でファールがあり、柏ボールのフリーキックとなる。
43分、自陣左寄り中央でダニルソンが柏・レアンドロを倒すと、このプレーでダニルソンにイエローカードが提示される。その位置から柏ボールのフリーキックは楢崎が直接抑える。
44分、自陣右、ハーフライン付近で田中(隼)が柏・工藤を倒し、フリーキックを与える。
45分、フリーキッキからのボールを左で繋ぎ、エリア内へのボールに抜け出した柏・田中のシュートは枠の左へと外れる。
(ロスタイム表示:2分)
ロスタイム1、柏陣内中央右寄りで田口が柏・栗澤に後ろからのスライディグで倒される。このプレーで柏・栗澤にこの日2枚目のイエローカードが提示され、退場となる。
ロスタイム2、柏陣内中央の玉田から縦へのボールをダニルソンが中へと繋ぐが、田中(輝)が反応できす、ボールは柏・菅野が抑える。
ロスタイム3、柏・藤田から縦の柏・レアンドロを狙ったボールは、本多がタッチラインへとクリア。
ここで前半終了。
先制しながらも逆転された前半。シュート数でも相手に上回られているが、カウンターを狙う相手に対しボールポゼッションでは勝る名古屋。1人少なくなった相手に対し、後半、効果的な攻撃を仕掛け同点、そして逆転を狙いたい。
後半
エンドを替えた後半、柏ボールでキックオフ。
柏1人目交代:田中→茨田
1分、名古屋陣内左で柏・増島がドリブルを仕掛けるが、ここからのクロスは直接ゴールラインを割る。
2分、名古屋陣内中央右寄りで柏・レアンドロがドリブルを仕掛けるが、ここは小川、ダニルソンで挟み、ボールを奪う。
3分、右サイド高い位置でボールを受けた矢野。マイナス方向へグラウンダーのボールを入れるが、相手ディフェンスにクリアされる。
【得点】
4分、自陣左サイドからドリブルを仕掛けたダニルソンが柏・大谷に倒され、フリーキックを得る。柏陣内左タッチライン際からのフリーキック。田口が右足で上げたボールを柏ゴール前中央の増川がヘディングで叩き付ける。このシュートを柏・菅野が僅かに触るが、ボールはそのまま名古屋サポーターの目の前のネットを揺らし、後半開始早々に同点とした。
6分、柏陣内中央左寄りで玉田が柏・レアンドロに倒され、フリーキックを得る。
7分、ここからのフリーキック、田口が右足で柏ゴール前へ上げたボールはニアサイドでクリアされる。
8分、闘莉王から縦へのボールを右で受けた玉田。相手ディフェンスに囲まれながらも粘り、戻した田中(隼)からのクロスは逆サイドへと流れる。
9分、左サイド高い位置でドリブルを仕掛けた本多が柏・レアンドロに激しく倒され、フリーキックを得る。
10分、左コーナーフラッグ付近から名古屋ボールのフリーキック。田口が右足で上げたボールは中央でクリアされる。
11分、右サイドの田中(隼)から縦へのボールに抜け出した矢野が追うが、雨で球足が速く、ボールは直接ゴールラインを割る。
12分、柏陣内で田口、玉田とダイレクトで繋ぎ、左への本多へ。ここからのクロスが弾かれ、今度は右の田中(隼)からのクロスに中央の矢野が頭で僅かに触るが、ボールは枠の左へと外れる。
13分、左サイドの本多がドリブルで仕掛け、柏・レアンドロに倒されるが、ここはノーファールの判定。ボールはクリアされる。
14分、センターサークル中央で田口が柏・増嶋のドリブルを止め、ファールの判定。
後半に入り、追いついた名古屋。1人少なくなり、さらにACLでの海外遠征による疲労からか、少し苛立ちも見え始めた柏に対し、攻勢を仕掛けたい。
16分、柏陣内左中央で小川が柏・レアンドロを倒し、ファールの判定となる。
17分、ハーフラインを超えた増川から楔のボールを小川がダイレクトで左へ狙うが、ボールは相手ディフェンスにクリアされる。
【失点】
18分、名古屋陣内中央でボールを受けた柏・工藤がドリブル。そのまま闘莉王を交わし、エリア内で左足でのシュート。楢崎が僅かに触るが、ボールはそのままゴールに入り、再度勝越しゴールを許してしまう。
20分、名古屋ペナルティエリア手前中央の柏・レアンドロが田口にマークに付かれながらタイミングを外し、右足でのループシュートを狙うが、ボールはクロスバーを超える。
21分、柏陣内左へ上がった増川からエリア内へ走り込む矢野を狙った浮き球は、相手ディフェンスにクリアされる。
22分、右サイド高い位置でボールを受けた田中(隼)がゴールライン際で粘り中へのクロス。このボールは相手ディフェンスに当たり、ゴールラインを割る。
名古屋1人目交代:ダニルソン→ヤキモフスキー
23分、名古屋・右からのコーナーキックを矢野が頭で合わせるが、このシュートは枠の左へと外れる。
24分、柏陣内中央でドリブルを仕掛けた玉田が後ろから引っ張られ、フリーキックを得る。ここからのフリーキック、田口が柏ゴール前へ上げたボールをファーサイドの闘莉王が頭で折り返すが、ここはオフサイドの判定となってしまう。
【得点】
26分、闘莉王からのパスを右で受けた田中(輝)から中への折り返し。これを受けた矢野の足下にボールがしっかりと収まらず、すぐにシュートへは持っていけず。それでも粘って強引に打ったシュートのこぼれ球を玉田が押し込み、再び名古屋が同点とした。
28分、柏陣内右で矢野が相手ディフェンスと体を入れ替え、抜け出すが、相手を押えたとしてファールの判定となってしまう。
30分、右サイドをドリブル突破した田中(隼)からのクロス。中央で弾かれ、こぼれ球を拾った小川のミドルシュートは相手ディフェンスに当たりクリアされる。
リーグ戦2試合連続となる玉田のゴールで、再び追いついた名古屋。試合は残り15分、風も強まり風下で視界が悪く難しいコンディションだが、熱いサポートを続けるサポーターの目の前で勝ち越しゴールをなんとしても奪いたい。
31分、柏陣内左へ上がった闘莉王からクロスは、前へ出た柏・菅野が直接抑える。
32分、柏・菅野のからのボールを本多が高いヘディングで跳ね返すが、柏・茨田と交錯しファールを取られてしまう。
33分、ここで柏・狩野がピッチ上に倒れ、担架で外へと出される。
34分、柏2人目交代:狩野→キム
35分、柏陣内右へ上がった増川からのボールをゴール前中央の田中(輝)が頭でそらすが、このボールは柏・菅野にキャッチされてしまう。
36分、柏ペナルティエリア手前で玉田が潰れながら田口へ。ここから左のヤキモフスキーへ繋ぎ、中へのクロスは相手ディフェンスにクリアされる。
37分、名古屋2人目交代:田中(隼)→田鍋
柏3人目交代:工藤→クレオ
38分、柏ペナルティエリア左の田口からマイナス方向へグラウンダーのボール。これを小川がスルーし、中央を上がった闘莉王が右足で狙うが、このシュートは枠の左へと外れる。
39分、田鍋が右サイドからスピードに乗ったドリブルで縦を突き、中へと折り返すが、このボールはクリアされてしまう。
40分、名古屋ペナルティエリア内右の柏・クレオから速いクロスは逆サイドへと流れる。
41分、柏陣内高い位置で田口がボールをカット。素早く右の矢野へと繋ぎ、中へと折り返すが、このボールは逆サイドへと流れる。
42分、自陣右で太ももの辺りを気にして倒れた柏・レアンドロがピッチの外へと出される。
43分、名古屋ペナルティエリア手前右で少しルーズとなったボールを柏・茨田が右足で狙うと、強烈なシュートが枠を捉えるが、楢崎が枠の外へと弾き出す。
44分、柏・左からのコーナーキック。一旦クリアしたボールが再びゴール前へ運ばれるが、なんとかクリアする。
45分、闘莉王からのボールに左サイドを上がった玉田が縦へのドリブルから中へのクロス。これに複数の選手が飛び込むが、一番外の田鍋が触ったボールは枠を外れる。
(ロスタイム表示:3分)
ロスタイム2、柏陣内で田口が相手パスをカット。矢野へ預け、リターンを狙うが、このボールはクリアされる。
ロスタイム3、右サイドを上がった柏・キムからのクロスは、増川がスライディングでゴールラインへとクリア。
ロスタイム4、柏・左からのコーナーキックは楢崎がキャッチ。素早く田中(輝)、右の玉田へと繋ぎ、中へのドリブルから左足のクロス。これを柏ゴール前ファーサイドの矢野が頭で中へと折り返すが、ボールはクリアされる。
ここで試合終了。
試合開始早々の先制ゴールから2度のリードを許した名古屋だが、それでも追いつきアフェイでの引き分け。1人少なくなった相手に後半のチャンスの数では勝利のチャンスもあったが、それでも強い雨と風の中で行われた厳しいコンディションでの試合は両チーム合わせ6本のゴールという乱打戦の結果、痛み分けとなった。
試合終了後記者会見
皆さん、今日はつまらない試合だったでしょうか?
私はそうは思いませんし、非常に楽しめたゲームだったと思います。全部で6ゴールが生まれ特別なゲームだったと思います。アウェイの試合でJリーグの強豪クラブである柏レイソルと戦いこのような結果となりましたが、喜ばしい結果だと思います。
前半は相手のカウンターを簡単に受ける印象がありましたが?
柏レイソルの得点源はカウンターアタックだと思っています。ハーフタイムには選手達にカウンターに気をつけるよう指示を出しましたが、後半は我々が数的に優位であり、自分達のペースで戦えました。柏レイソルの守備陣に対して、ある程度の脅威を与えられたとは感じています。今日の戦いで負けていたら、悲しい結果になったと思います。
3失点目の場面ですが、相手にスペースを与えてしまいました。その中で柏レイソルの工藤選手がゴールを決めたのですが、闘莉王を抜き、素晴らしいゴールでした。あの守備の場面では自分達が押上げてスペースを消さなければいけない、あるいは戦術的なファールで止めなければいけない、そういった点をしっかり確認しなければいけません。今日の試合をレッスンとし、今後繰り返さないよう守備面を立て直したいと思っています。
今日はイエローカードが多くなりましたが、審判の印象はいかがでしたか?
後半のロスタイムが3分なのは、少し奇妙に感じました。これは、FIFAに問い合わせてみたいと思います(笑)。それでもレフリーはピッチの上のボスであり、彼らの指示を尊重して従わなければいけません。ジャッジについてはお互いのチームにとって五分五分だったと思いますし、柏の選手が退場となった2枚目のイエローカードのプレーは危険だったと感じています。
終盤に闘莉王選手を前線へ上げる選択肢もあったかと思いますが?
それが私の決定です(笑)。今日はその選択肢は私の中にはありませんでした。