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 ジュビロ磐田の本拠地・ヤマハスタジアムで行われた、この日のサテライトリーグ。
 この日のメンバーは、ゴールキーパーに西村。ディフェンスラインは左から佐藤、渡邉、三木、筑城。中盤は深井、藤田、花井、小川、そして巻と津田の2トップによる4-4-2に布陣で臨んだ。

 試合は、中盤に藤田、小川の2人を擁してキープ力、突破力で勝る名古屋が押し気味にゲームを進めた。
前半25分、コーナーキックを深井がふわりと中央へ上げると、このキックが大きな弧を描き、そのままゴールの中へ。思わぬ形で名古屋が先制ゴールを決めた。
 その後も名古屋は、テンポ良く攻撃を仕掛ける。対する磐田も前半の終盤には中盤から長短を駆使して何度か
得点機を作り出すが、名古屋のディフェンスラインが集中力を保ち、無失点で前半を終えた。

 後半、名古屋は津田に代えて片山を投入。そしてその片山が交代の直後に結果を出す。2分、自陣からのロングパスを巻が頭で相手DF裏へと流すと、片山がこのボールにフリーで抜け出す。相手GKの位置を見極め左足で放ったシュートがゴールネットを揺らし待望の追加点を挙げる。

 対する磐田も、ホームで不甲斐ない戦いはみせられないと積極的な攻撃を仕掛けてくる。そして後半16分、磐田左からのコーナーキック。ニアサイドへ上げられたボールを頭で流されると、最後はファーサイドに詰めた磐田・鈴木にヘディングで押し込まれ、1点差に迫るゴールを決められてしまう。

 まだまだ残された時間も長いだけに、追加点を狙いたい名古屋は、交代で入った福島や井上が絡んでの攻撃で相手を突き放す得点を狙う。そして33分、井上が左サイドから前線へスルーパス。このボールを片山が受け、ドリブルで相手エリア内へ攻め込むと、磐田DFに倒されてPKを得る。このPKを深井が落ち着いて決めて、3-1と追加点が名古屋に入る。

 しかし直後の35分、ハンドの判定により磐田にもPKを与えてしまう。そして、PKを磐田にしっかりと決められて再び3-2。1点差に迫られてしまう。

 なんとしても追いつきたい磐田と、逃げ切りたい名古屋。終盤には名古屋のディフェンスラインも下がり自陣ゴール前で押し込まれるシーンも見られたが、1点差を守りきりタイムアップ。点の取り合いとなったゲームは、最終的に3-2というスコアで名古屋がアウェイでのゲームを制した。(詳細を読む