アビスパ福岡U-18との戦いを3-1と快勝し、勢いに乗って広島皆実高校との準々決勝に臨んだ名古屋グランパスエイトU-18。名古屋の応援席からの大きな声援が気持ちを熱くしたようで、気合い充分の表情で選手達は試合に臨んだ。

試合は序盤から広島の積極性が目立ち、相手にセカンドボールを奪われると、名古屋はしっかりとボールを繋いだ攻撃に晒され攻めあぐねる展開が続く。しかし、前半途中からのシステム変更が功を奏し、その後は高い集中力を見せた守備で広島の攻撃を跳ね返すようになる。試合は90分間では決着が付かず、延長戦へ突入。互いに意地を見せた内容となり、延長前半9分、磯村が得たPKを中田が沈めて名古屋が待望の先制点を手に入れる。そして、この1点を守りきった名古屋が準決勝進出を決めた。（詳細はこちらで）