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豊田スタジアム・16:03キックオフ
◆主審:家本 政明 ◆副審:宮島 一代・相葉 忠臣
◆入場者数:17,529人 ◆天候:曇、無風、気温18.7度、湿度65% ◆ピッチ:全面良芝、乾燥

名古屋グランパスエイト

前 半


ジュビロ磐田

後 半

  得点者  
31分 渡邊 圭二津田 知宏
69分 米山 篤志杉本 恵太
82分 玉田 圭司山口 慶
交 代 45分 ファブリシオ成岡 翔
61分 カレン ロバート大井 健太郎
87分 太田 吉彰林 丈統
  警 告 54分 カレン ロバート
54分 茶野 隆行
58分 茶野 隆行
58分 茶野 隆行
86分 成岡 翔
89分 大井 健太郎
90 45    45 90
11
6
2
6
2
1
0

7
2
4
3
0
0
0

18
8
6
9
2
1
0
シュート
GK
CK
直接FK
間接FK
(オフサイド)
PK
10
13
4
7
0
0
0
1
3
2
6
0
0
0
9
10
2
1
0
0
0
名古屋グランパスエイト ジュビロ磐田
監督 フェルフォーセン 監督 内山 篤
GK 楢崎 正剛(1) GK 川口 能活(1)
DF 吉田 麻也(34)
米山 篤志(5)
阿部 翔平(31)
DF 加賀 健一(15)
田中 誠(5)
茶野 隆行(3)
MF 小川 佳純(29)
中村 直志(7)
吉村 圭司(14)
藤田 俊哉(10)
渡邊 圭二(28)
MF 太田 吉彰(7)
ファブリシオ(25)
エンリケ(8)
マルキーニョス パラナ(6)
上田 康太(27)
FW 玉田 圭司(11)
ヨンセン(9)
FW 前田 遼一(18)
カレン ロバート(22)
SUB GK:長谷川 徹(37)
DF:筑城 和人(22)
DF:竹内 彬(30)
MF:山口 慶(13)
MF:片山 奨典(27)
FW:杉本 恵太(19)
FW:津田 知宏(26)
SUB GK:松井 謙弥(31)
DF:鈴木 秀人(2)
DF:大井 健太郎(4)
MF:船谷 圭祐(28)
MF:成岡 翔(10)
FW:林 丈統(16)
FW:中山 雅史(9)
名古屋:フェルフォーセン監督
磐田:内山監督
●ラストパスの精度を上げていこう。
●守備の時に、相手との距離を空けすぎないこと。
●落ち着いてパスをつないでいこう。
●タイミング良く動いていこう。
フェルフォーセン監督:
 今日はまず、選手を褒めたいと思います。試合前からモチベーションが高く、勝ち点3を目指し全力を尽くしました。本来のレギュラ−メンバーである大森、金、本田を欠いた事で簡単な試合ではありませんでした。渡邊も良く動けていました。途中で交代となったことは残念に思います。そういう状況でチームは良く戦ってくれました。
 今日は試合立ち上がりから良く動き、多くの状況で試合を支配していました。サイドのスペースもよく使えていましたし、場面によってはハイテンポな攻撃を仕掛けることができていました。ボールをしっかり支配し、10回もチャンスを作ったというわけではありませんが、1点取るには十分なチャンスを作っていました。
 後半は立ち上がり10〜15分、中盤で良いプレッシャーをかけられず自分たちの攻撃が出来ていませんでした。その時間帯は、自陣ゴール前に引いての守備となっていました。選手は全力を尽くして戦っていましたし、監督としてもリスクを冒して攻撃を仕掛けました。特に相手が10人となってからはディフェンスを1人減らし、若手の阿部と吉田をディフェンスの中央に置きました。磐田のフォワード2人は、1人は代表経験者でありもう1人はオリンピックの代表です。その2人に対してもしっかりと対応できていました。左サイドへ移動させた小川についても、本来は攻撃的な選手なのですが、しっかりと仕事をこなしてくれました。チーム全体から勝ちたいという気持ちが伝わって来たため、こういうリスクを冒す事となりました。
 今日の試合、ファイティングスピリットを持って選手達は非常に良いサッカーをしてくれました。足りなかった事が1つ有るとすれば、それは得点という事です。2〜3点取るだけのチャンスは作っていましたが、これまでどおり、そこが改善点だと思います。特にゴール前での最終局面で賢さが欠けていたように思います。また、このような試合は1つのミスで相手にゴールを決められ試合が決まる可能性もあり、簡単ではなかったとも思います。Jリーグのルールでは、相手ゴール前のエリアへ監督が入って行ってシュートをする事ができませんし、非常に残念に思います。
Q:小川選手について、良く走ったと評価すべきでしょうか、それともゴール前での精度を欠いたと評価すべきでしょうか?
小川は質が高く将来性が豊かな選手です。渡邊が怪我で交代となった時点で片山を左に置く選択肢もあったのですが、それでも小川を左に置きました。彼のような選手は戦術面での規律を守ったプレーが出来ますし、右でも左でもしっかりとしたプレーが出来ます。シュートを外してしまった場面については、運が無かったと思います。ただ、1番重要な事は責任をもってシュートを打ったという事です。30〜40mの距離を走ってからのシュートは難しい物です。こういう状況でさらにシュートを決める事が出来れば彼にとって良かったのかもしれません。それでも小川は賢く、質も高く、将来が楽しみな選手です。
Q:これでリーグ戦4試合連続無得点ですが、どこに理由があるとお考えでしょうか?
その理由が事前にわかっていれば解決しています。先ほども話しましたが、相手ゴール前、ペナルティエリアでの質を上げる事は非常に難しい事です。それは選手個人の質にも関わってきます。ゴール前でのチャンスを作るトレーニングは出来ますが、最後は選手の質も関係してくると思います。サッカーの内容は飛躍的に良くなっていますし、試合を支配できるようにもなりました。そこから決定的なチャンスも作れるようになって来ました。あとは、ゴール前での選手の決定力が必要になってきます。ゴール前での質が上がれば今頃6、7位にいると思います。チャンスを作る事が出来ていないのなら大きな問題ですが、清水戦でもFC東京戦でもチャンスを作る事は出来ていました。