2007 Jリーグ ディビジョン1:第7節
名古屋市瑞穂陸上競技場・16:03キックオフ
◆主審:西村 雄一 ◆副審:抱山 公彦・野上 正人
◆入場者数:10,363人 ◆天候:曇、弱風、気温20.9度、湿度58% ◆ピッチ:全面良芝、乾燥

名古屋グランパスエイト

前 半


ヴィッセル神戸

後 半

前半 40分 ヨンセン
前半 41分 杉本 恵太
得点者  
83分 杉本 恵太津田 知宏
89分 金 正友須藤 右介
交 代 45分 遠藤 彰弘レアンドロ
59分 エメルソン トーメ茂木 弘人
70分 栗原 圭介石櫃 洋祐
31分 金 正友
85分 本田 圭佑
警 告 47分 近藤 祐介
58分 大久保 嘉人
62分 田中 英雄
89分 大久保 嘉人
89分 大久保 嘉人
90 45    45 90
6
9
2
8
5
4
0

6
6
1
13
2
0
0

12
15
3
21
7
4
0
シュート
GK
CK
直接FK
間接FK
(オフサイド)
PK
9
16
3
16
6
4
0
2
7
1
10
2
1
0
7
9
2
6
4
3
0
スターティングメンバー
名古屋グランパスエイト ヴィッセル神戸
監督 フェルフォーセン 監督 松田 浩
GK 櫛野 亮(21) GK 榎本 達也(1)
DF 大森 征之(4)
米山 篤志(5)
増川 隆洋(16)
本田 圭佑(24)
DF 北本 久仁衛(4)
エメルソン トーメ(6)
河本 裕之(5)
内山 俊彦(15)
MF 山口 慶(13)
藤田 俊哉(10)
金 正友(8)
MF 朴 康造(7)
田中 英雄(18)
遠藤 彰弘(36)
大久保 嘉人(13)
FW 中村 直志(7)
ヨンセン(9)
杉本 恵太(19)
FW 近藤 祐介(19)
栗原 圭介(8)
SUB GK:長谷川 徹(37)
DF:竹内 彬(30)
DF:阿部 翔平(31)
DF:吉田 麻也(34)
MF:吉村 圭司(14)
MF:須藤 右介(25)
FW:津田 知宏(26)
SUB Gk:荻 晃太(21)
DF:坪内 秀介(3)
DF:茂木 弘人(11)
MF:キム テヨン(23)
MF:石櫃 洋祐(25)
FW:レアンドロ(9)
FW:岸田 裕樹(16)
ハーフタイムコメント
名古屋:フェルフォーセン監督
神戸:松田監督
●サイドのポジショニングが良いので使っていこう。
●完全に守られている時は、ボールを回して、辛抱強くやろう。
●落ち着いてやれば良い。自分たちでスキを作ってしまっていた。助け合っていこう。
●まずは1点。1点取れば必ず雰囲気はこっちに変われる!
試合終了後監督コメント
フェルフォーセン監督:
 今日の試合、立ち上がりは選手達がナーバスになってしまっていたのか、簡単な戦い方ではありませんでした。守備面で大きな問題は無かったのですが、サイドのスペースを有効に使えていたなかったため、テンポ良く自分たちの戦い方が出来ませんでした。サイドにスペースが生まれる事は明確だったため、サイドチェンジ等からサイドをもう少し有効に使う事が出来れば、もっとチャンスは作れていたのではないかと思います。そして、1点目のゴールはそのスペースを上手く使ってのゴールでした。2得点も素晴らしいゴールでしたが、3点目を獲る事が出来れば、もっと簡単に試合運びができたのではないかと思います。
 後半、神戸が3トップへと変更して来たため本田をディフェンスへ下げ、増川を中央で米山と守らせる事で対応しました。その後、神戸はさらに4-2-4という形へ変更してきましたが、その状況では中盤で3対2になるため、グランパスに数的有利な場面があったので、そこを有効に使うよう指示を出しました。それがもっと上手くできれば、簡単に試合を決める事ができたと思います。それでも今日の試合を全体的にみて、守備がとても良かったと思います。神戸が作った唯一のチャンスは櫛野と1対1になった場面だと思いますが、そこでは櫛野が素晴らしい守備をしてくれました。リーグ戦で2連敗したあとに今日こうして勝てた事にとても満足しています。素晴らしい試合内容だったとは言えませんが、大きな勝利でした。
 そして今日の試合は、特に本田を褒めたいと思います。U-22日本代表を戦ってから移動時間は長かったと思います。時差ぼけもあったと思います。それでも昨晩「準備は出来ている」と本人から聞き、今日の試合、先発させました。
Q:本田選手について、試合の展開次第では途中交代させるという選択肢もあったのでしょうか?
本田とは常にコンタクト取っていましたが、もしそのコンタクトが無かったとしても、良い形で戦えるという感触はありました。守備面でも攻撃面でもしっかりと戦えていたので、交代させる必要はないと思っていました。また、金と米山が体調不良で、特に米山は怪我あけだったこともあり、本田を交代させるという考えはほとんどありませんでした。
Q:今日の勝利はチームにとって大きなものではないでしょうか?
常にどの試合でも勝ちを狙う事は当たり前であり、それが我々の仕事でもあります。そして、それは相手の監督にとっても同じ事です。それでも今日の試合、連敗を止めたという事で非常に大きな勝利だったと思います。たしかに素晴らしい内容ではありませんでし、悪い試合でもありませんでした。
Q:米山選手の復帰は大きいのではないでしょうか?
米山は非常に経験がある選手であり、彼が加わる事でチームにも安心感が生まれます。昨日の時点で体調が悪かったため、米山とは直接話し合いました。先週の月曜日の練習試合で70分はできたのですが、それでも彼の体調について、直接しっかりと話を聞きました。
Q:終盤、金選手と中村選手がポジションを変更したようにも思いますが、その狙いをお聞かせください。
先ほども話しましたが、後半、神戸は3トップを採用してシステム変更をしたため、グランパスもシステム変更をして対応しました。増川を中央で守らせ本田を左サイドバックへ下げ4バックの形をとり、そして中村をヨンセンと杉本の後ろを動かしての4-4-2へと変更しました。そうする事で相手ボランチへプレッシャーをかける狙いもありました。