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2007 Jリーグ ヤマザキナビスコカップ 予選リーグ 第1節 |
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山梨県小瀬スポーツ公園陸上競技場・14:01キックオフ
◆主審:穴沢 努 ◆副審:宮島 一代・二俣 敏明
◆入場者数:7,609人 ◆天候:晴、中風、気温13.3度、湿度28% ◆ピッチ:全面良芝、乾燥 |
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90 |
45 |
計 |
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計 |
45 |
90 |
3
7
5
6
1
1
0 |
1
5
3
5
1
1
0 |
4
12
8
11
2
2
0 |
シュート
GK
CK
直接FK
間接FK
(オフサイド)
PK |
9
8
4
18
4
4
0 |
5
3
1
11
3
3
0 |
4
5
3
7
1
1
0 |
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スターティングメンバー |
名古屋グランパスエイト |
ヴァンフォーレ甲府 |
監督 |
フェルフォーセン |
監督 |
大木 武 |
GK |
楢崎 正剛(1) |
GK |
阿部 謙作(1) |
DF |
竹内 彬(30)
吉田 麻也(34)
阿部 翔平(31)
片山 奨典(27) |
DF |
杉山 新(32)
秋本 倫孝(2)
増嶋 竜也(15)
山本 英臣(4) |
MF |
山口 慶(13)
吉村 圭司(14)
須藤 右介(25) |
MF |
林 健太郎(31)
藤田 健(10)
石原 克哉(7) |
FW |
津田 知宏(26)
巻 佑樹(17)
玉田 圭司(11) |
FW |
鈴木 健太(25)
アルベルト(16)
茂原 岳人(9) |
SUB |
GK:櫛野 亮(21)
DF:筑城 和人(22)
MF:小川 佳純(29)
MF:福島 新太(39)
FW:新川 織部(38) |
SUB |
GK:鶴田 達也(21)
DF:井上 雄幾(5)
DF:池端 陽介(19)
MF:田森 大己(13)
MF:鶴見 智美(17)
FW:須藤 大輔(9)
FW:ジョジマール(34) |
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ハーフタイムコメント |
名古屋:フェルフォーセン監督
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甲府:大木監督 |
●守備のオーガナイズは、しっかりできている。
●攻撃はもっと積極的にやろう。 |
●やっと点が取れたが、これからだ。勝ちに行く!
●前からプレッシャーをかけ続けること。
●集中して、後半ペースをあげろ。 |
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試合終了後監督コメント |
フェルフォーセン監督:
今日の試合、前半の立ち上がりは良い戦いが出来ていました。甲府の方がボール支配率は高かったかもしれませんが、決定的なチャンスは作られていませんでした。良い形で先制点を決めることができ、それでチームに落ち着きが生まれるのかと思いましたが、奇妙な事にその後、チームは落ち着きを失いました。その後、甲府に短い時間で2点を決められてしまいました。特に2失点目の場面は、アンラッキーだったように思います。
後半、相手の得点を追いかける形での戦いとなりましたが、まずは組織をしっかりと保ち、ボールをキープしながら戦う事を心がけました。甲府の方が長い時間攻撃をしていたかもしれませんが、チャンスはそれほど作れていなかったと思います。しかしながら、名古屋も甲府に対してあまり脅威を与えることが出来なかったように思います。巻のヘディングシュートのシーンぐらいだったのではないでしょうか。その後、同点にするため中盤を1人減らし、津田のポジションを前へ上げました。玉田をトップ下に近い位置に置き、その後、新川も投入しました。しかしながら、2点目を狙うため前がかりになることで逆に、相手に3点目を与えてしまうリスクも犯しました。FKやCKなどチャンスを作る事が出来ましたが、2点目を取るには力不足だったようです。
Q:今日の試合、若いメンバーが多かったのですが、監督に取ってどういう位置づけだったのでしょうか?
私にはリーグ戦、ナビスコカップ、天皇杯の全てでよい成績を収める責任があります。この大会も勝ち進みたいと思っていますし、もちろん今日の試合も勝つ事だけを考えていました。今日のメンバー、彼らのクオリティを信じていましたし、彼らで勝てると確信していました。バランスも良く、創造性の高い選手が揃っていました。左利き、右利きのバランスもとれ、良いパフォーマンスを見せてくれると信じていました。
ただ、5月の序盤も11日間の中で中2日の試合が多く組まれたりと、グランパスにとってタフなスケジュールが組まれています。世界中を見渡しても、このようなタフなスケジュールでメンバーを固定しながら戦えるチームはありません。私にとって大切な事は、選手達へ負荷をかける時とそうでない時のバランスを取る事です。そして最も重要な事は、私は彼ら選手達を信じているという事です。今日の試合、このメンバーで戦うしか選択肢はありませんでした。メディカルスタッフと話し合い、この前の新潟戦に出場した選手の中で何人かは、今日の試合に出場することは可能でしたが、そうする事で次回、日曜日のゲームやそれ以降のゲームに支障が出る可能性もありました。そのため、今回、多くの選手を入れ替えました。さらにグランパスでは現在、スピラール、米山、渡邊、鴨川、その他の若手選手達にも怪我人が出てきています。さらに本田はリーグ戦34試合全てに出場し、さらにオリンピック予選全てにも出場するとしたら、1年間で47試合戦う事になります。ヨンセン、金も母国の代表に合流しチームを離れています。中村、杉本にしてもここ2週間、試合2日前からしか本格トレーニングを行えない状態です。選手達はプロとして休みを欲しいとは言ってきませんし、ハードなトレーニングにも耐えています。ただ、そういう部分を考慮して私から選手に休みも与えなければいけません。試合は今日だけのものではありませんし、今後のスケジュールを考えながらチーム編成を進める必要があります。
Q:初出場となった巻選手への評価をお聞かせください。
選手本人に伝える事が先ですし、その後こういう席で話す事だと思っています。後半で交代させた理由は、あの時間帯、ハイボールに頼る戦術になっていた事、その中で結果が出ていなかったため、スピードのある選手を投入したいと考え交代させました。しかしながら、巻は典型的なフォワーだという事を今日、見る事が出来たと思います。前半、相手にクリアされてしまいましたがヘディングから惜しいシーンがありましたし、後半も走り込んでのヘディングシュートがありました。あのシーンは巻の典型的なプレーだったと思います。あのシーン、大学リーグのレベルではゴールになったかもしれませんが、Jリーグのプレッシャーでは決まらないという事もわかったと思います。今日の試合、彼自身も大学リーグとJリーグのレベルの違いを感じたと思います。しかしながら私は今後も彼にハイレベルな状況でのチャンスを与えたいと思いますし、今日のパフォーマンスについては満足しています。 |
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