第86回天皇杯・5回戦
県立カシマサッカースタジアム・13:00キックオフ
◆主審:松尾 一 ◆副審:金子 聡一郎・武田 進
◆入場者数:5,627人 ◆天候:曇、弱風、気温9.4度、湿度87% ◆ピッチ:全面良芝、乾燥

名古屋グランパスエイト

前 半


鹿島アントラーズ

後 半

前半 12分 ヨンセン 得点者 前半 11分 アレックス ミネイロ
前半 25分 中後 雅喜
70分 中村 直志藤田 俊哉
81分 杉本 恵太津田 知宏
85分 玉田 圭司秋田 豊
交 代 87分 ファビオ サントス本田 泰人
89分 アレックス ミネイロ興梠 慎三
19分 スピラール
35分 ヨンセン
76分 スピラール
76分 スピラール
警 告 77分 内田 篤人
89分 本田 泰人
90 45    45 90
5
6
0
10
2
1
0

7
6
0
8
0
0
0

12
12
0
18
2
1
0
シュート
GK
CK
直接FK
間接FK
(オフサイド)
PK
15
9
6
17
5
5
0
10
4
4
8
3
3
0
5
5
2
9
2
2
0
スターティングメンバー
名古屋グランパスエイト 鹿島アントラーズ
監督 フェルフォーセン 監督 パウロ アウトゥオリ
GK 楢崎 正剛(1) GK 曽ヶ端 準(21)
DF 大森 征之(4)
スピラール(3)
増川 隆洋(16)
渡邊 圭二(28)
DF 内田 篤人(20)
岩政 大樹(3)
青木 剛(24)
新井場 徹(7)
MF 山口 慶(13)
金 正友(8)
中村 直志(7)
MF 中後 雅喜(22)
野沢 拓也(25)
ファビオ サントス(18)
本山 雅志(10)
FW 杉本 恵太(19)
ヨンセン(9)
玉田 圭司(11)
FW アレックス ミネイロ(9)
田代 有三(19)
SUB GK:高嵜 理貴(21)
DF:秋田 豊(2)
DF:青山 隼(32)
MF:吉村 圭司(14)
MF:藤田 俊哉(10)
MF:須藤 右介(25)
FW:津田 知宏(37)
SUB GK:小澤 英明(1)
DF:大岩 剛(4)
MF:本田 泰人(6)
MF:ダ シルバ(17)
MF:興梠 慎三(23)
FW:深井 正樹(11)
FW:柳沢 敦(13)
ハーフタイムコメント
名古屋:フェルフォーセン監督
鹿島:アウトゥオリ監督
●コンパクトにして、前からプレスを掛けよう。
●サイドチェンジをして、サイドから攻撃をしていこう。
●中盤の守備のバランスが少し崩れている。相手の左サイドの攻撃に注意すること。
●守備から攻撃に移った時に、守備のバランスを崩さないようにすること。
●セットプレイにチャンスがある。
試合終了後監督コメント
フェルフォーセン監督:
 先月から、Jリーグの中でも好調な鹿島アントラーズとの試合となりました。その相手と戦った今日の試合内容については満足していますし、試合前にも、選手達に今日は興味深い試合になるだろうと伝えていました。特に前半は両チームとも3トップの形をとり、オープンな試合だったと思います。セットプレーからの2失点は、犯してはならないミスでした。しかしながら前半は、鹿島に対して決定機を何度も作れていたので、その点については満足しています。1-1に追いついた後もすぐにグランパスは決定機を作りましたし、2点目を獲られてからも追いつくチャンスはありました。
 1-2とされての後半、攻撃面で試合を支配する事が出来ませんでしたし特に序盤、バランスが崩れていました。後半立ち上がりは前線へ上がって行くことができず、その時間帯は鹿島のほうが良い試合をしていました。そこでシステムを3-5-2へ変更し、ゲームを支配しようとしました。その後もリスクを犯し前線へ攻め上がろうとしましたが、不幸にもスピラールが退場となってしまいました。その後も選手達は強いメンタルをもってゴールを狙ったのですが、2-2とする事が出来ませんでした。90分間を通して鹿島が良かったとは言えませんし、幸運だったかと思います。
Q:1シーズンを終え、チームとしての問題点と、今後の課題をお聞かせください。
A:今日の試合からもわかるように、グランパスはまだ成熟されていません。次のステップへ行くためにも、もっと試合を支配できるようにならなければいけません。それは簡単な事ではないのですが、常に戦うために、チームのどこに問題が起きているのか、そしてどのアドバンテージを活かして攻撃を組み立てるべきなのかを、選手全員で理解する必要があります。試合を支配する為にはもっとテンポを上げ、そしてそのテンポを切り替えながら戦う必要があります。シーズンを通してチームとして成長しましたが、もっと成長すべきです。
今シーズン、我々グランパスに注目していただきありがとうございました。また来年、お会いしましょう。