2006 Jリーグ ディビジョン1:第31節
豊田スタジアム・14:04キックオフ
◆主審:長田 和久 ◆副審:前島 和彦・相葉 忠臣
◆入場者数:32,109人 ◆天候:屋内、無風、気温13.1度、湿度62% ◆ピッチ:全面良芝、乾燥

名古屋グランパスエイト

前 半


浦和レッズ

後 半

後半 34分 ヨンセン 得点者  
63分 藤田 俊哉吉村 圭司
70分 玉田 圭司渡邊 圭二
84分 杉本 恵太須藤 右介
交 代 71分 山田 暢久小野 伸二
84分 ポンテ田中 達也
19分 藤田 俊哉
69分 本田 圭佑
74分 吉村 圭司
77分 中村 直志
84分 杉本 恵太
89分 楢崎 正剛
警 告 44分 ワシントン
90 45    45 90
1
12
2
5
0
0
0

2
5
0
5
3
3
0

3
17
2
10
3
3
0
シュート
GK
CK
直接FK
間接FK
(オフサイド)
PK
18
6
4
20
2
2
0
4
4
0
9
0
0
0
14
2
4
11
2
2
0
スターティングメンバー
名古屋グランパスエイト 浦和レッズ
監督 フェルフォーセン 監督 ブッフバルト
GK 楢崎 正剛(1) GK 山岸 範宏(1)
DF 大森 征之(4)
スピラール(3)
増川 隆洋(16)
DF 内館 秀樹(19)
田中 マルクス闘莉王(4)
ネネ(5)
MF 本田 圭佑(24)
山口 慶(13)
藤田 俊哉(10)
中村 直志(7)
MF 平川 忠亮(14)
鈴木 啓太(13)
長谷部 誠(17)
三都主 アレサンドロ(8)
山田 暢久(6)
FW ヨンセン(9)
杉本 恵太(19)
玉田 圭司(11)
FW ポンテ(10)
ワシントン(21)
SUB GK:高嵜 理貴(21)
DF:秋田 豊(2)
DF:阿部 翔平(31)
MF:吉村 圭司(14)
MF:須藤 右介(25)
MF:渡邊 圭二(28)
FW:津田 知宏(37)
SUB GK:都築 龍太(23)
DF:細貝 萌(3)
MF:相馬 崇人(16)
MF:酒井 友之(7)
MF:小野 伸二(18)
FW:田中 達也(11)
FW:岡野 雅行(30)
ハーフタイムコメント
名古屋:フェルフォーセン監督
浦和:ブッフバルト監督
●インターセプトした後に正確にパスをつなぐこと。パススピードを上げよう。
●ディフェンスのオーガナイズをコンパクトに保とう。
●前半、得点チャンスがあったのにそれを決められなかった。
●後半は、チャンスを生かして得点を取りにいこう。
試合終了後監督コメント
フェルフォーセン監督:
 今日の試合、グランパスは4-3-3という形で試合に臨みましたが、それを見た浦和も立ち上がり数分で4-4-2へと変更してきました。そのことで特に前半は、ボールキープが出来ました。全体的に見て前半は両チームともバランスの取れた、しっかりと組織的な守備で戦えたゲームだったと思います。組織的なディフェンスができていたことでお互い、攻撃面で多くのチャンスを作る事はできませんでした。しかしながら、チャンスは多くはありませんでしたが悪いゲームではありませんでした。
 後半は浦和が3トップの布陣へと変更し、そして中央で良く動く戦いとなりました。その事でグランパスのディフェンス組織に少し問題が出てきました。ディフェンスへのプレッシャーは強かったと思います。そして、グランパスがその問題を改善できる前に、浦和が大きなミスを1つ犯し、決定機を逃してしまいました。あの場面、楢崎の素晴らしいセーブで救われたと思います。そして1点をとってからは、バランスを保つ為に1人、ミッドフィルダーを増やしました。代わりで入った渡邊をミッドフィルダーとし、4-4-2という形へ変更しました。その後は、さらに須藤を入れ4-5-1という形へ再度変更しました。後半はとてもハイテンポなゲームだったと思います。時にはハイテンポすぎる場面もありましたが、サポーターにとって素晴らしいゲームになったのではないかと思います。
 今日の試合内容から言えば、グランパスの方が幸運だったかと思います。開幕してからシーズン当初は運のない場面のありましたが、やっと運も向いて来たかなという想いです。今日の選手のパフォーマンスには満足していますし、今日の試合は選手、そしてクラブにとっても価値のある1勝だったと思います。今日はメンタル面でも素晴らしいゲームを見せてくれましたし、とても満足しています。
 浦和レッズは今日の試合に負けましたが、グランパスが2006年のチャンピオンになりうるチームに勝ったという事が言えると思います。
Q:今日は全体的に守備の意識が高かったようですが?
A:前半20〜25分、ディフェンスの組織が良くない時間帯もありましたが、その時間帯は運が良かった面もあります。選手達も一生懸命戦っていましたし、その事であの時間帯は凌ぐことができました。1点とってからミッドフィルダーを1人増やし、その後さらに須藤を入れた時間はしっかり戦うことができました。残り少ない時間で須藤を入れてからは、組織というよりもファイト、競り合いに勝つという意味合いが強かったのですが、実際にそう戦ってくれました。今日のゲームは全体的に見てディフェンスの組織面は良かったと思います。
Q:藤田選手に代えて吉村選手を投入した意図は?
A:2つの理由があります。先ほども話しましたが、浦和は後半から3トップとし、中央で良く動くサッカーへと変更してきました。その事で、守備が得意な吉村を投入しました。前半はボールポゼッションでグランパスの方が勝っていたと思いますし、藤田はそういう状況で特徴の活きる選手だと思っています。そして守備が必要となった時間帯でベンチの中にいる誰を投入するべきかと考え、吉村を投入しました。