2006 Jリーグ ディビジョン1:第30節
九州石油ドーム・15:05キックオフ
◆主審:西村 雄一 ◆副審:唐木田 徹・二俣 敏明
◆入場者数:19,273人 ◆天候:屋内、無風、気温15.6度、湿度77% ◆ピッチ:全面良芝、水含み

名古屋グランパスエイト

前 半


大分トリニータ

後 半

後半 26分 杉本 恵太 得点者  
80分 杉本 恵太津田 知宏
89分 玉田 圭司阿部 翔平
交 代 74分 山崎 雅人高橋 大輔
80分 上本 大海増田 忠俊
87分 高松 大樹ラファエル
12分 金 正友
74分 ヨンセン
警 告 74分 深谷 友基
85分 藤田 義明
89分 松橋 章太
90 45    45 90
10
5
3
9
1
0
0

2
5
1
12
2
2
0

12
10
4
21
3
2
0
シュート
GK
CK
直接FK
間接FK
(オフサイド)
PK
8
19
4
15
5
4
0
4
8
3
8
3
3
0
4
11
1
7
2
1
0
スターティングメンバー
名古屋グランパスエイト 大分トリニータ
監督 フェルフォーセン 監督 シャムスカ
GK 楢崎 正剛(1) GK 西川 周作(1)
DF 大森 征之(4)
スピラール(3)
増川 隆洋(16)
本田 圭佑(24)
DF 三木 隆司(2)
深谷 友基(4)
上本 大海(22)
MF 山口 慶(13)
金 正友(8)
中村 直志(7)
MF 梅田 高志(6)
西山 哲平(7)
根元 裕一(17)
山崎 雅人(30)
藤田 義明(33)
FW 玉田 圭司(11)
ヨンセン(9)
杉本 恵太(19)
FW 松橋 章太(8)
高松 大樹(13)
SUB GK:高嵜 理貴(21)
DF:秋田 豊(2)
DF:渡邊 圭二(28)
MF:藤田 俊哉(10)
MF:吉村 圭司(14)
MF:阿部 翔平(31)
FW:津田 知宏(37)
SUB GK:下川 誠吾(16)
DF:柴小屋 雄一(3)
MF:増田 忠俊(14)
MF:高橋 大輔(20)
FW:ラファエル(9)
FW:市原 大嗣(18)
FW:内村 圭宏(26)
ハーフタイムコメント
名古屋:フェルフォーセン監督
大分:シャムスカ監督
●ビルドアップして、サイドを使って攻撃しよう。
●裏のスペースを狙っていこう。
●ボールを持った瞬間にもっと選択肢のある動きをしよう。
●空いているサイドのスペースを有効に使おう
●勝つためにしっかりと戦う事
試合終了後監督コメント
フェルフォーセン監督:
 大分はディフェンス面での組織が良く、そこからカウンターへ移るのが上手いチームだということはわかっていましたし、今日は試合前から簡単なゲームにならないことはわかっていました。そのゲームの中でどう対応するのか、ミッドフィルダーを1人増やすのか、フォワードを1人増やすのかという事が今日のキーポイントでした。そして、前節同様3トップで今日の試合には臨みました。玉田、杉本の2人が守備面でしっかり機能すれば、攻撃面では相手に脅威を与えられる選手だと言う事はわかっていました。
 前半は大分の守備での組織が良く、特に33番の藤田選手がヨンセンへのパスコースをしっかりと消したため、あまりチャンスを作る事が出来ませんでした。玉田と杉本、2人のフォワードが両サイドへ広いポジションを取る事で中村と本田の位置にスペースができたと思います。そうする事で何度かチャンスは作られていましたし、相手に対して多少脅威を与えられたかと思います。また、前半はディフェンス面での組織がとても良かったと思います。両チームとも前半は多くのチャンスがあったという試合ではありませんでしたが、悪い試合ではなかったと思います。
 ハーフタイムに選手達には、もう少し戦術面での規律を守って戦おうと伝えました。今日のような試合では、1つのミスが試合を決する可能性もありました。
 後半は立ち上がり10〜15分、大分の高い位置からの早いプレスによりグランパスの選手達が少しナーバスになってしまい、混乱していた時間帯もありました。しかし、その後はしっかりとボールキープが出来ていましたし、ベンチから見ていても、得点を決められる感触はありました。1-0とした後、もう1点獲るチャンスはありましたが、それでも勝ち点3を取れた事はとても嬉しいですし、今日の結果は妥当だと思っています。大分は今シーズンずっと5位、6位という順位をキープしているとても良いチームですし、そういうチームに勝てたという事はとても嬉しく思います。今日の試合、戦術面での規律について満足していますし、戦うメンタルについてもとても満足しています。
Q:今日の攻撃面について、監督の評価は?
A:試合前のプランとして、まず守備面でコンパクトなゾーンを保つ事。広いゾーンを与えてしまっては簡単ではないと選手達には伝えていました。そのあと攻撃に転じる際にパスが的確でない場面もあったので、そこは今後の修正点だと思います。グランパスの3トップの選手達には、守備になってもできるだけ高い位置をキープするように、そうする事で相手のディフェンスラインからの攻撃参加を食い止めるよう指示をだしていました。中盤に戻って守備をするのではなく、できるだけ高い位置で守備をするよう指示をしていました。そうする事でリスクもありましたが、中盤の選手達が良いポジションをとってカバーする事で、攻撃に移った際に前の3人が良い動きをできるようにという狙いがありました。
Q:今日の試合、藤田選手が久しぶりにスタメンから外れましたが?
A:今日は3-4-3という形で戦いました。そうする場合、中盤の中に2人のミッドフィルダーを置く形になりますが、先ほども話しましたが、フォワードの3人が高い位置をとる指示を出していたため、中盤には守備的な選手2人を置く必要がありました。中村、本田も攻撃的な選手なため、ボランチには守備的な2人を起用しました。怪我から戻って来た藤田がこれまで見せてくれたパフォーマンスにはとても満足しています。今日はスタメンではないという事は彼にもしっかりと説明をしましたし、彼自身もそれを受け入れてくれました。