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2006 Jリーグ ディビジョン1:第28節 |
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山梨県小瀬スポーツ公園陸上競技場・13:04キックオフ
◆主審:前田 拓哉 ◆副審:伊藤 力喜雄・村上 孝治
◆入場者数:9,747人 ◆天候:晴、弱風、気温24.3度、湿度42% ◆ピッチ:全面良芝、乾燥 |
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90 |
45 |
計 |
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計 |
45 |
90 |
7
3
3
7
1
1
0 |
1
7
0
5
1
1
0
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8
10
3
12
2
2
0 |
シュート
GK
CK
直接FK
間接FK
(オフサイド)
PK |
12
8
6
20
2
2
0 |
9
2
6
12
1
1
0 |
3
6
0
8
1
1
0 |
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スターティングメンバー |
名古屋グランパスエイト |
ヴァンフォーレ甲府 |
監督 |
フェルフォーセン |
監督 |
大木 武 |
GK |
楢崎 正剛(1) |
GK |
阿部 謙作(1) |
DF |
大森 征之(4)
スピラール(3)
古賀 正紘(5)
本田 圭佑(24) |
DF |
杉山 新(32)
ビジュ(20)
井上 雄幾(5)
山本 秀臣(4) |
MF |
金 正友(8)
藤田 俊哉(10)
山口 慶(13) |
MF |
林 健太郎(31)
前田 健(10)
石原 克哉(7) |
FW |
中村 直志(7)
ヨンセン(9)
杉本 恵太(19) |
FW |
宇留野 純(11)
バレー(16)
茂原 岳人(33) |
SUB |
GK:川島 永嗣(22)
DF:秋田 豊(2)
DF:増川 隆洋(16)
MF:吉村 圭司(14)
MF:須藤 右介(25)
FW:玉田 圭司(11)
FW:津田 知宏(37) |
SUB |
GK:鶴田 達也(21)
DF:秋本 倫孝(2)
DF:池端 陽介(19)
MF:鶴見 智美(17)
MF:大西 容平(24)
FW:須藤 大輔(9)
FW:堀井 岳也(14) |
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ハーフタイムコメント |
名古屋:フェルフォーセン監督
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甲府:大木監督 |
●前半、守備のオーガナイズは悪くないので、後半も続けよう。
●攻撃面でのバリエーションを増やし、ビルドアップからしっかり組み立てよう。 |
●良いゲームだ。我慢したら必ず点が入る。
●冷静に戦え、プレッシャーをかけ続けろ。
●攻撃の時に出来るだけボールを動かそう。 |
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試合終了後監督コメント |
フェルフォーセン監督:
サッカーは守備面と攻撃面、2つのパートに分かれています。今日の試合、前半、守備面ではしっかりと組織的に戦えていました。甲府はすごく攻撃的なため簡単な試合にはならないと思っていましたが、しっかりと組織的に守れた事で、セットプレー以外は相手に決定的なチャンスは作らせていなかったと思います。攻撃面では十分ではありませんでした。もっと攻撃のバリエーションを持つべきでした。ビルドアップからの攻撃も必要だったのですが、ロングボールを多様しての攻撃となってしまい、良い攻撃はできず相手に脅威を与える事もできませんでした。甲府の方もチャンスは作れていませんでしたが、グランパスは全くチャンスを作れていませんでした。全体的にみて前半は両チームのバランスが取れた試合でしたが、良い試合ではなかったと思います。
後半はチームも変わりました。両チームともリスクを負って攻撃を仕掛けたため、両チームにスペースも生まれました。甲府がすばらしいゴールで先に点を取り、グランパスがすぐに追いついた。そこまでは良いゲームでした。1-2とされた場面は、不運もあったと思います。古賀の怪我による交代のため、あの場面、しっかりと守備を組織できていませんでした。その時間帯以降、グランパスの方が良いサッカーをしていました。チャンスも多く作り、得点のチャンスも何度かありました。
全体的に見れば勝ち点1(引き分け)が妥当な試合だったのかもしれませんが、負けてしまった事を残念に思います。私自身非常に残念ですし、もちろん選手も残念に思っていると思います。しかしながら、選手達は勝とうと戦ってくれましたし、選手達を責めるつもりはありません。
両チームに大きな違いはなかったと思います。後半残り25分、良い攻撃から何度もチャンスを作れていた事は良かったと思います。そこで得点を決められなかった事は残念ですが、良いサッカーを続けることで、結果へと繋げたいと思います。
Q:前半、攻撃面で良い試合が出来なかったというお話でしたが、それは攻撃的な甲府に対してある程度ゲームプラン通りだったのか、それとも、攻め込まれたため攻撃へと繋げられなかったのか、どちらでしょうか?
A:甲府が攻撃的だという事はわかっていましたので、まず最初の役割として、守備を安定させる事がありました。ただ、それは最初の役割であり、攻撃面でもしっかりと戦わなければならなかったのですが、それがうまく出来ませんでした。前半、ピッチの外からチームを変える事はできず、選手達がピッチで感じながらチームを変えなければなりませんでした。ハーフタイムで指示を出しチームを修正する事はできたのですが、前半は出来ませんでした。
Q:吉村の投入と同時にスピラールを高い位置へと上げましたが、その意図についてお聞かせください。
A:まず、ロングボールのみに頼った戦い方にならないよう、中盤でパスを散らす事の出来る吉村を入れました。そして、スピラールを前線でプレーさせることで甲府にプレッシャーをかける狙いもありました。スピラールは高さもありヘディングでゴールを狙う事もできます。守備面では1-1という形になりましたが、そこでボールを奪えば、フリーの選手が前線にいる状態となりました。相手に勝ち越されていたため、リスクを負ってでも戦う必要がありました。 |
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