2006 Jリーグ ディビジョン1:第22節
広島ビッグアーチ・18:02キックオフ
◆主審:村上 伸次 ◆副審:廣嶋 禎数・村上 孝治
◆入場者数:9,299人 ◆天候:曇、弱風、気温25.6度、湿度90% ◆ピッチ:全面良芝、乾燥

名古屋グランパスエイト

前 半


サンフレッチェ広島

後 半

  得点者  
65分 金 正友須藤 右介
78分 杉本 恵太片山 奨典
83分 山口 慶渡邊 圭二
交 代 86分 柏木 陽介李 漢宰
89分 佐藤 寿人前田 俊介
22分 藤田 俊哉
58分 スピラール
警 告 35分 柏木 陽介
90 45    45 90
6
6
3
6
1
1
0

4
9
2
6
3
3
0

10
15
5
12
4
4
0
シュート
GK
CK
直接FK
間接FK
(オフサイド)
PK
10
9
5
19
2
1
0
2
5
2
11
1
0
0
8
4
3
8
1
1
0
スターティングメンバー
名古屋グランパスエイト サンフレッチェ広島
監督 フェルフォーセン 監督 ペトロヴィッチ
GK 楢崎 正剛(1) GK 下田 崇(1)
DF 増川 隆洋(16)
スピラール(3)
古賀 正紘(5)
DF 森崎 和幸(8)
戸田 和幸(14)
ダバツ(4)
MF 本田 圭佑(24)
山口 慶(13)
金 正友(8)
藤田 俊哉(10)
MF 駒野 友一(5)
青山 敏弘(23)
服部 公太(17)
柏木 陽介(27)
森崎 浩司(7)
FW 中村 直志(7)
ヨンセン(9)
杉本 恵太(19)
FW ウェズレイ(10)
佐藤 寿人(11)
SUB GK:川島 永嗣(22)
DF:秋田 豊(2)
DF:渡邊 圭二(28)
MF:須藤 右介(25)
MF:片山 奨典(27)
FW:平林 輝良寛(26)
FW:津田 知宏(37)
SUB GK:木寺 浩一(21)
DF:八田 康介(2)
MF:中里 宏司(15)
MF:李 漢宰(16)
MF:高柳 一誠(25)
FW:上野 優作(9)
FW:前田 俊介(24)
ハーフタイムコメント
名古屋:フェルフォーセン監督
広島:ペトロヴィッチ監督
●ゴールキックの時にしっかり押し上げること(ビルドアップも)。
●セカンドボールをしっかり拾うこと。それがチャンスに繋がる。
●闘い方はこれのままで良い。後半注意することは、集中力を持続させること。
●しっかり守って、2列目からの飛び出しを積極的に狙っていこう。
試合終了後監督コメント
フェルフォーセン監督:
 トヨタスポーツセンターで始めた今週のトレーニングは、出だしとしては簡単なものではありませんでした。ヨンセンは昨日ノルウェーから帰国したばかりですし、大変だったと思います。金も今朝まで、試合に出られるかどうかという状態で、メディカルスタッフとの相談の結果、今日の試合に先発させました。中村も昨日のトレーニングには参加しましたが、代表で試合には出ていませんが、まだ遠征に慣れていないという事もあり、疲れがあったと思います。大森は出場停止でしたし、吉村、玉田についても怪我のため出場する事が出来ませんでした。試合で使うことの出来ない状態の選手について話しても仕方のないことですが、その選手達がいれば、状況は変わっていたかと思います。
 前半は満足のいく内容でした。守備面で組織的に戦う事が出来ていたし、ゲームをコントロールする事も出来ていました。中盤での良いインターセプトから1度か2度、大きなチャンスもあった思います。後半の中盤で全体に下がりながらの守備となってしまい、自陣・ペナルティエリア近くでのプレーが多い時間帯となりましたが、サッカーではそれは良くある事だと思っています。終盤にはフリーキックやコーナーキックのチャンスを何度か得ることが出来ました。グランパスには、フリーキックやコーナーキックから得点を獲る事の出来る選手達がいるのですが、惜しい場面が何度かありましたが、得点する事が出来ませんでした。
 全体的に見て後半はあまり良い試合内容だったとは言えませんが、ハイテンポで、いろいろな事が起こりうるゲームでした。その状況でお互いに勝ち点1を分け合ったのですが、試合内容を見ても、妥当な結果だったと思います。
Q:選手交代についての意図は?
A:試合の終盤に勝点3を得られるのではないかという良い感触があったので、より攻撃的に行く為に選手交代をしました。本田は、攻撃的なポジションへ移す事で相手にプレッシャーを与えられると思い、トップ下の位置でプレーさせました。杉本の交代に関しては足をつっていたため、片山のスピードを活かそうと交代させました。
Q:サンフレッチェの2人のフォワードに対して、何か特別な対策はあったのでしょうか?
A:サンフレッチェの2人のフォワードを相手に戦う事は簡単な事ではありません。サンフレッチェはまず守備面でしっかりと組織的に戦い、そこからまず1人のフォワードの足下へボールを預け、もう1人が深い位置へ走って行くという形のチームだと思います。まず、グランパスの攻撃について、深い位置へのパスを狙い、不用意な横パスは出来るだけ出さないよう指示を出しました。そうすることで、もしボールを奪われても、相手のカウンターを受けないようにする狙いがありました。
また、今日の試合は3バックの形で臨み、相手の1人のフォワードがボールを受けた際にはディフェンスの1人がプレスをかけ、他の選手たちでカバーリングを徹底するようにも指示を出していました。