2006Jリーグ ディビジョン1・第4節
東平尾公園博多の森球技場・14:04キックオフ
◆主審:吉田 寿光 ◆副審:廣嶋 禎数・村上 孝治
◆入場者数:8,585人 ◆天候:曇のち雨、弱風、気温12.5度、湿度47% ◆ピッチ:良芝、乾燥

名古屋グランパスエイト

前 半


アビスパ福岡

後 半

前半 35分 玉田 圭司 得点者  
69分 阿部 翔平有村 光史
89分 玉田 圭司高橋 良太
89分 豊田 陽平増川 隆洋
交 代 45分 山形 恭平吉村 光示
63分 宮本 亨林 祐征
75分 宮崎 光平松下 裕樹
10分 須藤 右介
20分 吉村 圭司
44分 秋田 豊
46分 古賀 正紘
59分 大森 征之
警 告 34分 千代反田 充
37分 薮田 光教
90 45    45 90
5
6
3
13
0
0
0

2
4
4
6
4
3
1

7
10
7
19
4
3
1
シュート
GK
CK
直接FK
間接FK
(オフサイド)
PK
8
11
3
27
5
2
0
3
4
1
13
3
1
0
5
7
2
14
2
1
0
スターティングメンバー
名古屋グランパスエイト アビスパ福岡
監督 フェルフォーセン 監督 松田 浩
GK 川島 永嗣(22) GK 水谷 雄一(1)
DF 大森 征之(4)
秋田 豊(2)
古賀 正紘(5)
本田 圭佑(24)
DF 宮本 亨(2)
金古 聖司(4)
千代反田 充(5)
アレックス(3)
MF 吉村 圭司(14)
須藤 右介(25)
中村 直志(7)
阿部 翔平(31)
MF 久藤 清一(10)
ホベルト(8)
中村 北斗(22)
宮崎 光平(7)
FW 玉田 圭司(11)
豊田 陽平(23)
FW 藪田 光教(9)
山形 恭平(11)
SUB GK:楢崎 正剛(1)
DF:増川 隆洋(16)
DF:深津 康太(29)
DF:有村 光史(6)
MF:片山 奨典(27)
MF:高橋 良太(38)
FW:杉本 恵太(19)
SUB GK:神山 竜一(16)
DF:長野 聡(19)
DF:山形 辰徳(21)
MF:松下 裕樹(13)
MF:吉村 光示(15)
MF:城後 寿(26)
FW:林 裕征(20)
ハーフタイムコメント
名古屋:フェルフォーセン監督
福岡:松田監督
●ロングボールを使ったオーガナイズは良くできている。後半も続けよう。
●ロングボールとその他の攻撃も入れてゆこう。
●自分達でリズムを崩している。
●もっとシンプルに繋いで、攻撃に持ってゆけ。
試合終了後監督コメント
フェルフォーセン監督:
 まずアビスパについて、とても守備面が組織化され、前線からしっかりプレスをかけてくるチームだった。先日、トヨタスポーツセンターでアビスパとの練習試合がとても良い分析になった。その時はアビスパが、とても有効的な攻撃でシンプルに得点を決めた。そのため、練習試合の時とはすこし違った戦い方をしなければならないと考えていた。ディフェンスラインからのビルドアップを狙っていては前回と同じようにやられてしまうかもしれないと思い、今日は前線に豊田を入れてロングボールを使った。前半はロングボールを使いすぎ、他のオプションを使えない場面もあった。ただ、守備面ではしっかり組織化出来ていたため、アビスパもあまり攻められなかったように思う。
 後半は1-0でリードしていると言う事もあり守備的になっていた。スペースがあったにも関わらず、カウンターでそのスペースを有効に使えなかった。ボールを持った際に90分間、もっと多くの事を出来るようにしていきたい。今日の試合は、守備面ではとても良かったが、ボールを持った時にどうするかが今後の課題だと思う。良いゲーム内容だったとは思えないが、良いメンタリティを持って戦術をしっかり守り、選手各自が特徴を生かせたということは良かった。ただ、今日の試合はラッキーだった。後半、少しでもミスを犯せば1-1にもなりえたゲームだった。
Q:今日は本田選手を開始から左サイドバックの位置で起用しましたが?
A:前節・鹿島戦では阿部をサイドバックで起用したが、初めてのスタメンと言う事で緊張もしていたのか、最初のハイテンポなサッカーについて行けず、試合途中で本田との位置を入れ替えさせた。その変更でのびのびとプレー出来ていたし、チームとしても機能していたように思う。多くの事を変えようとは思っていないが、須藤にしても、鹿島戦では金の退場を受けての出場だったが、しっかりと機能していたため、鹿島戦のままの形で今日は戦おうと決めていた。ただ、豊田に関しては前回と違った戦い方をしなければならないという事で、杉本の代わりに起用した。
Q:守備面で、川島選手の活躍が光っていたようですが?
A:川島については、とても良いゴールキーパーだと思っている。ゴールキーパーとしてだけではなく、今日はディフェンスラインの裏をしっかりとカバーしていた。そして時間の取り方もきっちりと、取りすぎた場面もあったが、しっかりとブレイクを入れてチームのテンポを保ってくれていた。
Q:明日、日本代表の発表がありますが、玉田選手については?
A:私は日本代表のコーチという立場ではないため多くを言えないが、プレシーズン中に怪我から復帰してとても良くなってきている。まだ100%の状態だとは言えないが、時間をかけながらやっていきたい。徐々に良くなってきていると思う。
Q:ボールを持った時にもっと多くの事をやりたいと話されていましたが、具体的には?
A:強いプレッシャーを受けた際に簡単にボールを失いすぎているため、もっとボールポゼッションを上げられるようにやっていかなければならない。もっと自分達のクオリティを信じて今後、ボールポゼッションをやっていかなければならない。せっかく味方のインターセプトからボールを奪いながら、そこからまた簡単にボールを失っていてはいけない。ボールを奪ったときは、他のチームメイトを活かしたボール回しをしていかなければならない。今日の試合に関しては10〜15回ぐらい、そうやってボールを失う場面があったが、そのあたりを改善していかなければならない。