2006Jリーグ ディビジョン1・第1節
瑞穂陸上競技場・14:04キックオフ
◆主審:片山 義継 ◆副審:下村 昌昭・前島 和彦
◆入場者数:17,199人 ◆天候:晴、弱風、気温13.1度、湿度32% ◆ピッチ:全面良芝、乾燥

名古屋グランパスエイト

前 半


セレッソ大阪

後 半

前半 27分 古賀 正紘
後半 25分 杉本 恵太
後半 31分 豊田 陽平
得点者 後半 2分 前田 和哉
後半 42分 西澤 明訓
71分 有村 光史阿部 翔平
74分 杉本 恵太豊田 陽平
交 代 63分 森島 寛晃徳重 隆明
71分  ピンゴ山田 卓也
80分 ゼ カルロス柿本 倫明
45分 金 正友 警 告  
90 45    45 90
6
5
1
6
1
1
0

4
2
4
6
1
1
0

10
7
5
12
2
2
0
シュート
GK
CK
直接FK
間接FK
(オフサイド)
PK
12
12
4
16
2
2
0
3
4
0
9
1
1
0
9
8
4
7
1
1
0
スターティングメンバー
名古屋グランパスエイト セレッソ大阪
監督 フェルフォーセン 監督 小林 伸二
GK 川島 永嗣(22) GK 吉田 宗弘(22)
DF 大森 征之(4)
古賀 正紘(5)
深津 康太(29)
有村 光史(6)
DF ブルーノ クアドロス(2)
前田 和哉(5)
柳本 啓成(3)
MF 金 正友(8)
吉村 圭司(14)
中村 直志(7)
片山 典(27)
MF 川村 崇大(4)
下村 東美(23)
ピンゴ(10)
ゼ カルロス(6)
FW 玉田 圭司(11)
杉本 恵太(19)
FW 森島 寛晃(8)
西澤 明訓(20)
古橋 達哉(9)
SUB GK:高嵜 理貴(21)
DF:角田 誠(20)
DF:秋田 豊(2)
DF:阿部 翔平(31)
MF:山口 慶(13)
MF:高橋 良太(38)
FW:豊田 陽平(23)
SUB GK:多田 大介(1)
DF:山崎 哲也(19)
MF:山田 卓也(7)
MF:宮原 裕司(16)
MF:酒本 憲幸(17)
MF:徳重 隆明(11)
FW:柿本 倫明(18)
ハーフタイムコメント
名古屋:フェルフォーセン監督
C大阪:小林監督
●オーガナイゼーションがとても重要なので、後半もやろう。
●ボールキープをしっかりする。
●ロングボールも良いが、他の選択も考えよう。
●ロングキックに対する守備、もう5mほど下がってから準備しよう。
●前線の動き出しをしっかりと。
試合終了後監督コメント
フェルフォーセン監督:
2006年の開幕戦、プレシーズンとはやはり違った内容のゲームとなった。いろいろな面でわからない部分もあったが、良いゲームだったと思う。選手がプレシーズンマッチと違い、どう対応するか見ていた。サポーターや報道関係の方々も多く、どう対応するかわからなかった。
セレッソ大阪は3-4-2-1というシステムを使ってきたが、これに対応することも簡単な事ではないと思っていた。良い形でサッカーをしなければ、セレッソに20分間で簡単にやられてしまうとも思っていた。試合前に、自分達のかたち、4-4-2でしっかり試合をオーガナイズするように伝えていた。それができれば大きなアドバンテージになるとも伝えた。守備面ではゾーンをコンパクトにまとめ守る事が絶対に必要だと伝えた。前半、ボールを取ってから混乱する場面も見られたが良い形で出来ていた。後ろから良いロングボールも入ったが、杉本のスピードに対してサポートがしっかりついていけなかった。ロングボールに杉本が追いつき、特にサイドでボールを持った時にペナルティエリアへ入り込む選手が今後必要になってくると思う。
後半はじめの10分、1-1に追いつかれた時間帯だけ問題があった。それでもその後持ち直し、ミッドフィルダー達が攻撃を創りあげられたので、よいパスから2つのゴールを決める事が出来た。全体的にみてチーム戦術も機能し、とても良いゲームだったし、選手達は良くやっていた。今日のチームが行ったプレイに対してはとても満足している。
Q:怪我等でなかなかフルメンバーの揃わない状態ですが、その中でどの程度、チーム戦術は浸透しているとお考えでしょうか?
A:とても良くできていた。セレッソの3-4-2-1というシステムへの対応はとても難しいが、良い形で対応出来ていた。よいオーガナイズ(組織化)ができれば良いサッカーが出来ると選手達には最初から伝えていた。前線からプレスをかける、そのことで後ろにスペースが出来る事は恐れず積極的にかけるよう指示をした。
Q:監督が就任された時から、チームの成熟には時間がかかると話されていました。今日の試合は良い試合だったとの事ですが、現時点での完成度は?
A:良いチームにするためには何年かかかるとは思っている。それでも、今日は選手達がとても良く戦った。今日のゲーム、玉田、吉村、中村の3人がしっかり90分戦えるかという疑問はあった。片山に関しても、こういう雰囲気のなかでゲームをするという事は初めてであり、それも心配はしていた。そういう部分も含め、今日彼らが戦ったことにはとても満足している。