前半は、上下白のユニフォームに身を包んだ、左にエンドを取った名古屋のキックオフで試合が始まる。 今日も、4-4-3の布陣で臨む名古屋。しかし、前の試合のPK戦で奇跡的なセービングを見せた長谷川は前日の練習で負傷、今日は、鈴木が先発GKとしてゴールマウスを守る。その他のメンバーは、DFは右から根津・三宅・森本・酒井。MFは青山・吉田、そして、今日は福島が左サイドを務める。前線には上村・久保・新川の3人。
9分、新川の入れたボールはニアで跳ね返されるが、こぼれ球を再度新川が拾って、ゴール前に入れてゆく。酒井がこのボールに詰めていったが、目の前で相手DFにカットされてしまった。 10分、自陣右中程でのFK。神戸:八束のゴール前へのボールは青山がカットしカウンターへ。最後、上村が中央でDFの間を抜くスルーパスを入れると、久保が抜けてゆこうとしたが、足下への厳しいスライディングに止められてしまう。 12分、右サイドタッチ際で、新川が個人技で相手DFを交わして縦に仕掛けてゆくが、神戸の固いDFに阻まれ、チャンスには繋げることが出来ず。 14分、新川からのパスを受けた福島がそのまま持ち上がってゆこうとしたが、ここでも神戸の厳しいDFに阻まれてしまった。 18分、縦に入ったボールを中央で神戸:伊藤が頭で流し込んでくると、これをシュートを狙いに来るが、GK鈴木が落ち着いてこのボールを押さえ、ゴールを守る。 20分、左サイド深くでボールをキープした新川が寄せてきた酒井にマイナスのボールを入れると、これをゴール前へと入れようとしたが、これは相手DFに簡単に跳ね返されてしまう。 22分、右からのCKのチャンス。新川の遠いサイドへのボールは相手GKが飛び出して、パンチングで弾き出してしまう。
24分、自陣からの長い縦パスに反応した新川がそのまま持ち上がると、相手ペナルティエリア内で倒されてしまうが、このプレイはファウルを取ってもらえず。 26分、ゴール正面でボールをもらった神戸:辻がその位置から左足でシュートを狙ってくるが、これは鈴木の正面。 28分、相手陣内右深い位置でのFK。青山の蹴ったボールが相手ゴール前でこぼれるが、これには誰も詰めることが出来なかった。 30分、自陣中央深い位置で神戸にFKを与えてしまう。神戸:柳川がこれを蹴ってくるが、壁の選手がしっかりと跳ね返してゆく。 31分、相手陣内右深くの位置でのスローイン。青山の入れたボールを上村が落とすと、根津がこれを拾って裏へと抜けてゆくが、オフサイドに。 33分、酒井の縦パスに新川が抜け出してゆくが、相手DFがこのボールにしっかりと反応、エリア内へと入ってくる前にカットしてゆく。