スターティングメンバー |
名古屋グランパスエイト |
大宮アルディージャ |
監督 |
中田 仁司 |
監督 |
三浦 俊也 |
GK |
川島 永嗣(22) |
GK |
安藤 智安(1) |
DF |
大森 征之(4)
秋田 豊(2)
井川 祐輔(3) |
DF |
西村 卓朗(18)
奥野 誠一郎(2)
冨田 大介(5)
三上 和良(3) |
MF |
吉村 圭司(14)
安 英学(17)
角田 誠(20)
藤田 俊哉(10)
本田 圭佑(24) |
MF |
トニーニョ(4)
ディビッドソン 純 マーカス(6)
久永 辰徳(16)
藤本 主税(11) |
FW |
中村 直志(7)
鴨川 奨(15) |
FW |
桜井 直人(30)
森田 浩史(14) |
SUB |
GK:広野 耕一(36)
DF:中島 俊一(18)
MF:井上 渉(35)
FW:杉本 恵太(19)
FW:津田 知宏(37) |
SUB |
GK:荒谷 弘樹(20)
DF:片岡 洋介(19)
MF:斉藤 雅人(15)
MF:金澤 慎(7)
MF:横山 聡(27) |
ハーフタイムコメント |
名古屋:中田監督 |
大宮:三浦監督 |
●しっかり声を掛け合っていこう!
●攻撃はワイド・サイドに展開しよう! |
●しっかりボールを繋ぐこと。
●ミドルシュートを打つこと。
●1点取って勝とう!! |
試合終了後コメント |
中田監督:
我々にとって今日の敗戦で今シーズンの公式戦は終了となった。リーグ戦からあまり良い調子でない状態が天皇杯まで尾を引いてしまったのではないかと感じている。ただ、選手は今の状況をどう打開しようかと、真剣に戦ってきたと思う。今日の試合は攻撃的に、前線からしっかりとプレスをかけていた。天皇杯というトーナメント大会ということもあり、先取点をとってそのまま押せ押せと言う事を狙ってはいたが、リーグ戦同様、シュートの場面まで持ち込めず打っても良いところで打たないという流れだった。シュートを打たなければ得点は入らない。そういう重苦しいなかで最終的には延長、敗戦という事になったが、これまで、本当に1月1日まで戦いたいという気持ちでやってきた。選手もどうしてなんだろうという状況を打開しようとしていた。私自身も同じ経験を何度もしてはいけないと今日のハーフタイムでも話した。悪い流れは誰が変えるのだ、やはり戦うのは選手であり選手が変えろ、最終的な指示は私の方で出すと話した。後半は多少イメージが変わっておせおせとは言わないが、そう言う風に変えられたとは思っている。ただ、我々は勝たなければ何の意味もない。サポーターの方々がこれほどの声援を送ってくれていたにもかかわらず、勝てないという事に関して本当に申し訳なく思っている。
Q:今シーズンが全て終了となりましたが、前監督から変わって指揮をとられてきてからの感想と、来シーズンへ向けての課題は?
A:私自身、J1リーグの指揮をとると言う事は初めてだった。ただ、ずっとコーチという立場ではいたので、前監督を引き継ぐと言うよりも、私自身の挑戦としてオファーを受けた。もっともっと勝つサッカーをしたかったが、J1リーグ残留という違う目標に切り替わらざるをえなくなってしまい、本当にクラブスタッフ、サポーターの方々には申し訳ない気持ちである。ただ、私自身この期間を良い経験だったと思ってまたレベルアップをしていきたい。
Q:チームにとってどのあたりが一番の課題だとお考えでしょうか?
A:実際に戦うのは選手だが、監督からの指示を待つと言う事がこれまでは多かった。3万人、4万人の観客の中では指示は通らないため、45分ハーフの中でも波はできるものであり、それを選手自ら改善できるように、選手達で判断していくという大枠は私の方で出来たと思っているが、微調整と修正能力を選手自身でつけていかなければならない。トレーニングの中でも選手同士の意見交換を行わせ、時には喧嘩寸前のところまで行く場合もあったが、今まではあまりにそれがなさ過ぎた。意見交換をしていく事で1人1人の人間性もわかってくる。そう言う事の積み重ねでサッカーという競技は成り立っている。 |