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第85回天皇杯全日本サッカー選手権大会・5回戦 |
強い風のお陰で、雲も少なく、遠くに富士山を臨める日本平スタジアム。今日は、天皇杯5回戦を戦う、我らが名古屋グランパスエイト。対戦相手は今季J1へと昇格を果たした大宮アルディージャだ。しかし、名古屋はホームでは引き分け、アウェイではクライトン・吉村の退場という思っても見なかったアクシデントに見舞われ、掴みかけていた流れを失い、そのまま敗戦を喫してしまった。そういう意味では、因縁の再戦と言っても良いだろう。 |
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風はあるが、日差しのお陰で暖かいピッチの上では、選手達がリラックスした様子でウォーミングアップを行っている。気持ち的には先週の試合の事は既に切り替え、しっかりとリセットして今日を迎えることが出来ているようだが、逆にそれが勝たなければ今シーズンは終わってしまう、と言う危機感になっているかどうか、胸の内にしっかりと秘めて今日に臨んだのか、いささか心配ではある。
それでも、ベテランとしての経験を生かして、気持ちの切り替えをしっかりとして、今日の大宮戦に臨んだのが秋田や藤田といえるかもしれない。ピッチの上でボールを蹴りあう今も、険しく、厳しい表情で臨んでいる。彼らにとっては今のチームの状況が悔しいほどによく分かるだけに、なんとしてでも勝ってやると言う強い気持ちが早くも現れているようだ。少しでも長く今シーズンサッカーを続けよう、絶対正月・元旦のピッチへ立ってやる、そんな彼らの気持ちが他の選手にも浸透して、今日の試合を戦い抜いてくれると期待したい。 |
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そしてもう1人、今日の試合を誰よりも楽しみにしていたのが川島だ。ウォーミングアップの時も誰よりも早く飛び出してきて、芦川コーチの蹴るボールに飛びついていた。古巣との対決と言うこと、楢崎が怪我で不在と言うこと、等々様々な思惑が去来すると思うが、全ての気持ちをぶつけた、川島らしい、迷いのない激しく、勢いのあるプレイでチームの勝利に貢献して貰おう。 |
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〜前半15分 |
いつものように、アウェイ側ではなく、ホーム側のピッチに立った名古屋のイレブン。ユニフォームも白いアウェイ用ではなく、上下赤一色のホーム仕様で今日の試合に臨む名古屋。前半右にエンドを取った大宮に対し、名古屋は左から右へと攻め上がる。前半はアウェイ・大宮のキックオフで試合開始となる。
今日は、GK川島、DFは右から大森・秋田・井川の3バック。中盤は右に角田、左が藤田、ボランチには吉村と安。トップ下の位置には中村と中村の2人に、ワントップの鴨川と言う11人で戦う。対する大宮は4−4−2の布陣で臨んできた。
1分、鴨川が右で落としたボールを高い位置で拾った吉村がそこからミドルシュートを狙うが、これは風に乗ってクロスバーの上へ。
3分、自陣左入った位置での大宮のFK。藤本が入れたボールがゴール前で落ちたところをトニーニョが左足でシュートに来るが、これはポスト左。 |
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4分、左を上がる藤田からの低いクロスは正面に走り込んだ中村の前で相手DFがカットしてしまう。
5分、西村が右からスルスルと抜けだしてくると、エリア内でシュートに来るが、これは力無く、川島が正面で抑える。
6分、左からのCK。中村が入れたボールが落ちたところを藤田が拾って詰めていた秋田に渡すが、これは足下に収まらずチャンスには出来なかった。
7分、右に抜けてきた久永のゴール前へのクロスは、飛び出した川島がパンチングで弾いて行く。
8分、吉村が縦に流したボールを受けた鴨川が反転して、そのまま持ち込んで行くと、詰めてきたDFに阻まれながらも倒れ込みながらシュートを左足で放ってゆく。しかし、ボールは右のポストに弾かれゴールラインを割ってしまう。
10分、左から三上が角田をかわして入れてくるが、秋田が難なく弾き返して行く。 |
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11分、藤本のDFの裏へのロングボールに森田が走り込んでくるが、エリアから走り出た川島が右足で大きく蹴り返してゆく。
12分、桜井が出したパスを藤本が受けると、そのままゴール前へ入れてくる。これに久永が飛び込んできたが川島が落ち着いて抑えて行く。
13分、相手陣内中央ゴールほぼ正面の位置で本田が落としたボールを拾った中村が遠目からシュートに行ったが、ボールが上手くヒットせずGKの正面。
14分、三上が縦に入れてこようとしたボールは吉村が体を入れて止める。
15分、左から大森が振り切られると、最後ゴール前へと放り込まれるが、間一髪で秋田が弾き出して行く。 |
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〜前半30分 |
17分、右に上がってきた西村のゴール前へのボールに森田が入ってくるが、秋田が落ち着いてついてゆくと、ボールを跳ね返してゆく。
18分、左で本田が戻したボールを受けた中村が右に出来たスペースへと大きく展開して行くが、ここへは誰も走り込むことが出来ず、相手ボールとなってしまう。
19分、相手DFの裏へと抜け出した鴨川がパスを持ち込もうとするが、その前にオフサイドフラッグが上がっていた。 |
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21分、相手陣内で安がボールをキープして抜け出そうとしたが、トニーニョの厳しいプレッシャーに倒されてしまう。
22分、大森が相手ゴール前でDFに阻まれながら待ち受ける場所に放り込んでゆくが、このボールは繋がらない。
23分、中央での浮き球を井川が頭で前へ弾き出すと、中村がこれを受けて反転、縦に抜けようとしたが、DFに体を阻まれ、ボールをこぼしてしまう。
25分、大森からのボールを鴨川が胸で落とし、これを本田が縦に流し込んだところに、中村が走り込もうとするが、DFにパスを読まれカットされてしまう。 |
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26分、DFの間へ抜けようと出したボールに桜井が仕掛けてくるが、秋田がしっかりと体を入れてこれを阻止してゆく。
27分、中央から左のスペースへ本田が出したボールを拾った中村が縦に抜けてゆくが、ボールが外へ流れてしまい、シュートにゆく前にゴールラインの外へ出してしまう。
29分、右から入ったボールを中央で受けようとした久永を井川が倒してしまい、ゴールやや右寄り自陣ほぼ中央の位置でFKを大宮に与えてしまう。
30分、このFKを藤本が直接狙って蹴ってきたが、川島が難なく正面でキャッチする。 |
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〜前半終了 |
32分、左から本田が右足で右へと展開すると、角田が胸で落としてエリア内へと入って行くが、体を入れたDFにボールをカットされ、このチャンスを生かすことが出来なかった。
33分、右からのCKのチャンス。本田がこのボールを蹴って行くが、ニアで跳ね返されてしまう。
34分、スローインのボールを受けた安が縦に出すと、相手DFに当たったボールが鴨川の前に転がるが、反応する前に相手DFがカットしてしまう。 |
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35分、右からの大宮のCK。藤本の入れたボールに遠いサイドから詰めてくるが、川島が体を入れてゆくと、伸ばした手でボールを前へと弾き出してゆき、こぼれたところを自ら抑えてゆく。
37分、久永の左からのマイナスのボールを中央で受けた藤本が勝負に来るが、ここは秋田が体を入れてボールをカット、最後大きく縦に蹴りだしてゆく。
38分、藤田が左に展開したボールを受けた本田がそのまま縦に仕掛け、DFを交わして中へと入れようとしたが、ボールがゴールラインを割ってしまう。 |
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40分、左の藤本がハーフウェイライン近くで持つと大きくDFの裏へと狙って出してくる。これに桜井が抜け出してきて川島を交わすが、このプレイはオフサイドに。
42分、右の出たボールをフリーで受けた角田が持ち上がって右足でクロスを入れてゆく。中央に待っていた鴨川が合わせようとするがDFに体を阻まれ倒れ込むが認めてもらえない。
44分、右中程でしつこく抜け出そうとする桜井を井川が止めにゆくと、相手ファウルを誘ってゆく。 |
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ロスタイム1、中央に入ってきた角田が右のスペースへと出して本田を走らせようとしたが、これは追いつけずタッチの外へ出てしまう。そして、前半は0−0のスコアレスで終了、後半に臨むことになる。序盤こそ良い流れだったが、途中から大宮の藤本や桜井の個人技に付き合わされる形で相手ペースになってしまった感があるだけに、後半はしっかりとボールを回しながら大宮を相手陣内へと押し込んで、自分たちのペースでサッカーをしたいところだ。後半に期待しよう。 |
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〜後半15分 |
後半はエンドを右に変わった名古屋のキックオフで試合が再開する。
1分、相手パスをカットした安が縦に走る中村にあわせて縦パスを狙ってゆくが、戻ったDFにカットされ、チャンスには繋げなかった。
2分、左から三上の入れたボールを森田が頭で落としてくるが、川島が先にボールに詰めてゆく。
4分、秋田が縦に弾いたボールを吉村がそのまま頭で前に流して行く。これを受けた中村がDFの足下に抜けるボールを出して鴨川を走らせたが、ボールに追いつくことは出来なかった。 |
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6分、右サイドからのゴール前へのクロスにあわせて飛び込んだ藤本のヘディングシュートは川島が正面で弾き、ゴールを割らせることはなかった。
7分、右からドリブルで仕掛けてきた藤本に井川が交わされ、エリア内へと侵入されると、右足からシュートを狙われる。枠を捕らえたこのシュートは川島が外へと弾き出すファインセーブを見せ、ゴールを死守した。
9分、右に展開されると、久永が中へと入ってきてゴール前へ入れてくるが、大森が体を入れて頭で弾いて行く。
10分、エリアの外からの本田のシュートは相手GKの好セーブに合い、外へと弾かれ決めることが出来なかった12分、相手陣内右深くの位置で鴨川が粘ってファウルを貰いFKのチャンスを作る。 |
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13分、本田が左足で相手ゴールに向かってカーブの掛かったボールを蹴ると、秋田が入っていったが頭に届く前にGKにキャッチされてしまう。
14分、自陣右遠目の位置でボールを持った藤本がそのままミドルシュートを狙ってくるが、これはクロスバー上へ。 |
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〜後半30分 |
16分、相手陣内右でボールを持った中村が中へと入って行くと、中央に走り込む藤田へと入れてゆこうとしたが、パスは動きとは逆に出てしまい、DFにカットされてしまう。
17分、右でボールを持った本田が左にフリーでいた藤田へと展開してゆくが、ボールが風に押し戻され、収まる前にDFにカットされてしまう。
18分、左の藤田から右に出たボールを角田が受けるが、コースがないため寄せてきた本田に繋いでゆく。これを本田が何とかDFの頭越しにシュートにゆこうとしたが、ボールはクロスバーを越えてしまう。 |
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20分、中央へ走り込んだ本田が相手DFの裏左寄りに抜け出す鴨川にダイレクトでパスを出すが、残念ながらこれはオフサイドに。 |
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22分、右で中村がキープ、中へと入れてゆくと、角田が粘るが相手DFの厳しいプレスにボールをこぼしてしまう。更にこれを拾った本田がエリア内でシュートまで持ってゆこうとしたが、相手の厳しい守備にボールを掻き出されてしまう。 |
【交代:66分・大】
ディビッドソン斉藤 |
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24分、右から久永に持ち込まれると、エリア内でラストパスが森田に通るが、川島の果敢な飛び出しに遠慮したのかシュートを打ちきれず、ボールを川島が抑えてこのピンチを逃れる。
26分、大宮の右からのCK。藤本の浮かしたボールは中央で何人かが競り合いに入っていったが、誰にも当たることなくタッチの外へ出て行く。
27分、相手陣内左深くで本田がキープ、相手DFラインを窺いながら鴨川に短くパスを出したが、オフサイドに。 |
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【交代:73分・名】
角田杉本 |
〜後半終了 |
30分、右で森田がドリブルで仕掛けてくるが、井川が寄せたところに藤田が詰めてクリアしてゆく。
31分、右からの大宮のCK。藤本の入れたボールを冨田が狙ってくるが、これは前には飛ばず、落ち着いてカットしてゆく。
33分、右に大きく出たボールを久永が拾うとゴール前へ流し込もうとしてくるが、井川がスライディングでカット、CKに。藤本の入れてきたボールは簡単にクリアしてゆく。
35分、相手DFラインの間を吉村からのパスを引き出そうとした中村が倒され、エリアの近くという好位置でFKを得る。 |
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36分、このFKを本田が蹴るが壁に当たって大宮のカウンターに。桜井が持ち上がって、上がってきたトニーニョに渡すと、短く繋がれて最後トニーニョと川島の1対1に。しかし、シュートは飛び出した川島が体でこれを阻止、このピンチを救う。
39分、左で藤本、桜井が個人技で攻め込んでくると、最後縦に抜けたボールを中へと入れてこようとしたが、その前にゴールラインを割る。
41分、相手陣内左深くで本田とのパス交換をしようとした藤田だったが、後ろからの厳しい寄せにチャンスを作れなかった。 |
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42分、左からドリブルで上がっていった吉村が何とかラインギリギリの位置で中へと折り返していったが、ボールはGKが抑えてしまう。
44分、大宮のCK。藤本の右足からのボールを冨田が遠いサイドで落とすと、最後折り返したボールをニアで待っていたトニーニョに通ったところでオフサイド。
ロスタイム1、ロングボールに飛び出してきた桜井のドリブルは飛び出した川島が抑えにゆくが、当たったボールがゴールに向かってゆく。しかし、これに反応していた井川がボールを拾い、このピンチを逃れる。
ロスタイム2、左に持ち上がった本田のクロスに中央で中村が詰めてゆくが、相手DFの高い打点の前にボールは跳ね返されてしまう。そして、後半も両チーム譲らず、0−0のスコアレスのまま延長戦へと試合は突入することに。 |
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〜延長前半終了 |
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延長前半は、風下の左エンド・名古屋のキックオフで試合再開に。
1分、右からのCKのチャンス。本田のボールは相手GKがパンチングでクリア、再び右CKに。本田の中央へと入れたボールはカットされてしまう。
2分、右で本田とのワンツーで杉本が抜け出していったが、パスを相手DFがカットしたところに体が当たり、相手のゴールキックになってしまう。
3分、右のスペースへと出てきたボールを相手DFを引き連れながら杉本が突破を図るが、これはファウルを取られてしまう。
5分、右からのCKのチャンス。本田のニアへのボールを秋田が頭ですらせていったが、中では誰もあわせることは出来なかった。
6分、本田が左に開いた藤田のパスを通すと、これを持ち込んで右足からゴール前へと入れてゆく。待っていた中村はこれを体勢を崩してしまい、シュートまで持ってゆけなかった。しかし、その前にオフサイドの旗が上がっていた。 |
【交代:90分・大】
三上横山 |
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7分、大宮の右からのCK。藤本の入れたボールは秋田の頭が弾き出してゆく。
9分、杉本が右でボールを持つと、遠目からシュートを打って行く。風に乗ったシュートはあわやと思われたが、右のポストに当たって外へ跳ね返されてしまう。
10分、DFの裏へと出たボールを杉本が拾ってそのままドリブルでエリア内へと入って行くが、飛び出してきたGKと交錯、シュートまで持ち込むことは出来なかった。
12分、桜井がドリブルで仕掛けてくると、左から抜けてきた藤本へパスが通る。しかし、中へと入れてこようとしたボールは大森がしっかりと反応、難なくカットして行く。 |
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13分、右にドリブルで抜け出してきた桜井を秋田が止めきれず、最後ゴール前へと折り返したボールに中央で藤本に飛び込まれて決められ、ついに均衡が破れ、大宮に先制点を奪われてしまう。 |
【得点】
103分 藤本(大宮) |
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14分、左からのCKのチャンス。中村の右足からのボールが直接枠を捕らえ、見事な同点弾となる。
ロスタイム1、中央でボールを持った本田が、左足で短くDFの裏を狙って出していったが、これには付いてきた鴨川は反応できず。
ロスタイム2、自陣からのカウンター。本田が左サイドを一気に駆け上がって行くと、ゴール前を狙って入れていったが、大きく反対へ流れてしまう。これを拾った杉本の戻したボールを中村が中へと再び入れていこうとしたが、相手DFに弾き返されてしまう。そして、試合は1−1のまま延長後半を迎える。 |
【得点】
104分 中村(名古屋) |
〜試合終了 |
エンド入れ替わり、右からの攻め上がりとなる名古屋。
1分、左からの大宮のCK。藤本の入れたボールを森田がヘディングシュート。しかし、これは川島が正面でしっかりとさえて行く。
2分、中央で桜井からのパスを受けた藤本が仕掛けてこようとしたが、秋田が先にクリア大宮の右からのCKに。藤本の入れたボールは本田が頭で弾き出して行く。
3分、左からの大宮のCK。藤本の入れたボールは吉村がクリアして行く。
4分、中村の縦パスに本田が飛び込んでゆくが、相手DFに体で阻止され、ボールに触れることが出来なかった。 |
【交代:105分・名】
鴨川津田
【交代:105分・大】 西村片岡 |
エンド入れ替わり、右からの攻め上がりとなる名古屋。
1分、左からの大宮のCK。藤本の入れたボールを森田がヘディングシュート。しかし、これは川島が正面でしっかりとさえて行く。
2分、中央で桜井からのパスを受けた藤本が仕掛けてこようとしたが、秋田が先にクリア大宮の右からのCKに。藤本の入れたボールは本田が頭で弾き出して行く。
3分、左からの大宮のCK。藤本の入れたボールは吉村がクリアして行く。
4分、中村の縦パスに本田が飛び込んでゆくが、相手DFに体で阻止され、ボールに触れることが出来なかった。 |
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5分、大宮の右からのCK。ニアへの藤本のボールは吉村がクリアして行く。 |
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6分、しかし、こぼれ球をゴール前へ入れられると、中央でトニーニョに頭で決められてしまい、再び大宮に突き放される得点を奪われてしまう。
9分、相手陣内で藤田がドリブルで突破しようとするが、厳しいファウルを受けて倒され、チャンスにすることが出来なかった。
10分、右に展開したボールを杉本が入れると、中央で津田が競り合って落としたボールを本田がオーバーヘッドでシュートを打って行くが、惜しくもクロスバーの上へ。
12分、自陣裏へと出てきた長いボールに横山が走り込んでくるが、秋田がその前で頭でタッチの外へ弾き出して行く。
13分、左に流れながら藤田がゴール前へと入れてゆくと、杉本が入ってゆくが、これは寄せていたDFへのファウルを取られ相手ボールになってしまう。
14分、相手陣内でパスを回しながら中を窺うが、井川が藤田へ出そうとしたボールは相手選手にカットされてしまった。そして、最後自陣右で相手ボールを中村が競り合ってスローインになったところで主審の右手が高く上がり、試合が終了。名古屋の今季最後の試合となることを告げる笛が日本平スタジアムに響き渡ってしまった。残念ながら今年の天皇杯は5回戦止まりとなり、正月の国立のピッチは夢となってしまいました。来年はこの悔しさを胸に新たなスタートを切って欲しいものです。
1年間、最後まで熱い声援をいただきありがとうございました。 |
【得点】
111分 トニーニョ(大宮) |
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