スターティングメンバー |
名古屋グランパスエイト |
東京ヴェルディ |
監督 |
中田 仁司 |
監督 |
バドン |
GK |
楢崎 正剛(1) |
GK |
高木 義成(21) |
DF |
安 英学(17)
秋田 豊(2)
井川 祐輔(3) |
DF |
柳沢 将之(13)
上村 健一(19)
山田 卓也(2)
相馬 崇人(7) |
MF |
吉村 圭司(14)
角田 誠(20)
中村 直志(7)
本田 圭佑(24)
藤田 俊哉(10) |
MF |
戸田 和幸(6)
小林 慶行(32)
小林 大悟(8)
玉乃 淳(33) |
FW |
クライトン(8)
鴨川 奨(15) |
FW |
ワシントン(9)
ジウ(10) |
SUB |
GK:川島 永嗣(22)
DF:増川 隆洋(16)
MF:山口 慶(13)
FW:杉本 恵太(19)
FW:豊田 陽平(23) |
SUB |
GK:水原 大樹(1)
DF:塗師 亮(25)
MF:小野 雄平(23)
FW:森本 貴幸(17)
FW:町田 忠道(15) |
ハーフタイムコメント |
名古屋:中田監督 |
東京V:バドン監督 |
●攻め込まれた時、ポストに引きつけられずにフリーランニングの選手に気を付けよう。
●全体のバランスを崩さないように。 |
●攻撃は良い形が出来ている。このまま続けていこう。
●玉乃、ジウはどんどん裏のスペースを狙っていこう。 |
試合終了後コメント |
中田監督:
今日の試合、お互いのチームが勝ち点を取りたいという試合になるとは予想していた。我々も下位チームとの戦いと言う事で、勝ち点3を狙って戦ったが、前回のガンバ戦よりは選手の動きに固さが見えた。狙いとしていた攻撃の糸口を掴めないまま、ワシントン選手を起点としたヴェルディの多彩な攻撃を封じる事が出来なかった。ただ、最終的に相手のシュートぎりぎりのところで選手が体を張って攻撃を止め、また、楢崎の飛び出しにより決定的な危ない場面を防いでくれていたと言うのが前半の印象である。
後半はこのまま0-0で試合を終えるわけではなく、我々としてもなんとか勝ち点3を取ろうと、ヴェルディのディフェンスラインの裏を狙うためクライトンに変えてスピードのある杉本を投入した。数回チャンスはあったのだが、杉本も気負いすぎたのか、シュートのところで決められない結果となってしまった。ヴェルディの方もワシントン選手、ジウ選手を狙っての高いボールを放り込んでくるだろうと予想し、ハーフタイムに、その位置でフリーにさせないようマークを徹底させた。幸い、簡単なシュートを打たせないよう対応は出来ていたが、1度、ワシントン選手が放ったシュートがポストに当たってはずれたシーンがあり、そのあたりは我々にとってラッキーだったのかとは思う。あのシュートシーンが今日の最大のキーポイントだったのではないかと思っている。
最終的に勝ち点1、他チームの結果に伴って数字上の残留は決まったが、あと2試合、全力を尽くして戦いたい。遠くから来て頂いたサポーターの前で、本来なら勝利を収めなければならなかったのだが、残留という結果で、サポーターにも少しの安心感は与えられたのではないかと思う。ただ、この後も強豪チームとの対戦が残されていますので、全力で、攻撃的に戦っていきたい。
Q:選手に固さがあったと言う事ですが、降格争いで追い込まれた相手との対戦、戦いにくい物なのでしょうか?
A:前回ガンバ大阪と戦った時は、我々グランパスも、ここに負ければ残留争いに巻き込まれるという状況のため相当の固さがあった。今日の戦いでは逆にヴェルディが切羽詰まった状況だと言う事で、おそらく気迫溢れるプレーで襲いかかって来るだろうと予想し、グランパスもそれに負けない気持ちで試合に臨んだのだが、選手の中のどこかに固さがあった。パスワークやボールコントロールのところで、本来ならもう少し落ち着いてコントロールするところを、慌ててバウンドボールをそのままクリアしたりという場面が多かった。 |