JリーグヤマザキナビスコカップD組第1節
瑞穂陸上競技場・15:00キックオフ
◆主審:片山 義継 ◆副審:高橋 佳久・竹内 元人
◆入場者数:5,538人 ◆天候:晴、中風、気温11.4度、湿度29% ◆ピッチ:全面良芝、乾燥

名古屋グランパスエイト

前 半


セレッソ大阪

後 半

後半 12分 マルケス 得点者 前半 18分 古橋 達弥
後半 43分 西澤 明訓
  交 代 60分 黒部 光昭西澤 明訓
76分 柳本 啓成下村 東美
80分 久藤 清一廣山 望
  警 告 72分 ゼ カルロス

90 45   45 90
5
7
5
4
1
1
0

1
5
3
6
0
0
0

6
12
8
10
1
1
0
シュート
GK
CK
直接FK
間接FK
(オフサイド)
PK
14
16
6
16
1
1
0
5
10
2
9
1
1
0
9
6
4
7
0
0
0

スターティングメンバー
名古屋グランパスエイト セレッソ大阪
監督 ネルシーニョ 監督 小林 伸二
GK 川島 永嗣(22) GK 吉田 宗弘(22)
DF 角田 誠(20)
古賀 正紘(5)
増川 隆洋(16)
渡邊 圭二(28)
DF 江添 建次郎(14)
ブルーノ クアドロス(2)
柳本 啓成(3)
MF クライトン(8)
吉村 圭司(14)
中村 直志(7)
本田 圭佑(24)
MF ファビーニョ(5)
布部 陽功(4)
久藤 清一(7)
ゼ カルロス(6)
古橋 達弥(9)
FW マルケス(9)
杉本 恵太(19)
FW 森島 寛晃(8)
黒部 光昭(10)
SUB GK:広野 耕一(36)
DF:秋田 豊(2)
DF:中谷 勇介(6)
MF:山口 慶(13)
FW:豊田 陽平(23)
SUB GK:多田 大介(21)
DF:下村 東美(23)
MF:苔口 卓也(13)
MF:廣山 望(25)
FW:西澤 明訓(20)
ハーフタイムコメント
名古屋:ネルシーニョ監督 C大阪:小林監督
●真ん中から前への繋ぎをはっきりさせよう。
●マークの修正をはっきりすること。
●もう一歩相手に締めよう。
●マークの受け渡しはっきり。
●落ち着いてパスを回そう。
試合終了後コメント
ネルシーニョ監督:
 今日は戦術的には、スペースをうまく使うことが出来た。何が足りなかったかと言えば、サイドバックや中盤から前線へのつなぎが足りなく、クロスなのかシュートなのかという選択も誤り、セレッソに簡単にマークされてしまった。特に前半は、そのようなシーンが多かった。しかしチームはいま成長段階にあるため、今日の結果は残念でしたが、今日の試合を学習して、これから修正していきたい。
  あとチームに足りない戦術は、もう少しボールをキープすること。今日のように相手チームが引いて、こちらからの仕掛けを待っているという状態の試合では、チームに焦りが生まれてしまい、その焦りが相手にカウンターを与えてしまうこととなった。今日の2失点もカウンターから生まれたものだった。相手が自分から攻めてこない時は、もう少し冷静にボールをキープしながら戦わなければならない。しかし、早く何とかしなければならないという気持ちから、相手にカウンターのチャンスを与えてしまっていた。そう言う部分は治していかなければならない。
Q.先週の強豪・磐田戦を快勝し、その次のゲームで負けるという結果は、昨年から同じ流れのように思いますが?
A.去年からの繰り返しにならないためにトレーニングを行ってきた。今週も、前節のジュビロ戦の内容が良く選手達も喜んでいたが、次の相手(セレッソ)が比較的戦いやすいからと言って気を抜かないように気をつけながら、いろいろなシチュエーションを想定したトレーニングを行ってきた。どんな相手と戦っても変わらないグランパスのプレーを出していかなければならない、同じ強い気持ちで質の高いプレーを出していかなければならない。しかし、相手が守備的になった時に攻撃を焦り、相手にカウンターチャンスを与えてしまうという状況が、今のチームにおきている。
Q.今日の杉本選手、本田選手のルーキー2人については?
A.杉本は今日も運動量が多く、彼のスピードを生かしてマルケスと多くのチャンスに絡み、すごく良かった。彼は毎日成長しながら自分の存在をしっかりアピールしている。本田に関しては今日は良い部分とそうでない部分の両方があった。しかし彼もまだ若い選手であり、これからがすごく楽しみな選手だと思う。
Q.ディフェンスラインと中盤でセレッソの攻撃へのマークがずれていたようですが?
A.前半はマークを受け渡していたが、ハーフタイムの時に、角田がゼ カルロスを、中村が古橋をマンツーマンでつき、黒部は古賀と増川で止めるように決めた。黒部はポストプレーがうまく、後ろから来るセレッソの選手にボールを渡していたので、ディフェンスラインで止めるようにした。
Q.来週は名古屋にとって鬼門と言われるカシマスタジアムでの試合ですが?
A.これから1週間、選手と鹿島相手にどう戦うかはなしあい、役割分担を決めていきたい。今日のゲームからの反省、ディフェンスでボールを奪ってから攻撃へ繋ぐリンクや、相手にカウンターチャンスを沢山与えてしまったことを細かく修正していきたい。