2003 Jリーグ ディビジョン1 リーグ戦 2nd Stage 第9節
日立柏サッカー場・15:02キックオフ
◆主審:柏原 丈二 ◆副審:木島 栄・平野 伸一
◆入場者数:10,251人 ◆天候:晴のち曇、弱風、気温22℃、湿度45% ◆ピッチ:全面良芝、乾燥

名古屋グランパスエイト

0

前 半

1


柏レイソル
2

後 半

1
後半 20分 ウェズレイ
後半 34分 古賀 正紘
得点者 前半 27分 玉田 圭司
後半 16分 ジュシエ
45分 藤本 主税石塚 啓次
63分 山口 慶中村 直志
交 代 65分 ジュシエ矢野 貴章
87分 玉田 圭司谷澤 達也
89分 矢野 貴章落合 正幸
42分 ウェズレイ
56分 石塚 啓次
73分 海本 幸治郎
警 告 21分 リカルジーニョ
54分 萩村 滋則
89分 萩村 滋則
89分 萩村 滋則

90 45   45 90
5
4
4
12
1
1
0

8
1
2
12
0
0
0

13
5
6
24
1
1
0
シュート
GK
CK
直接FK
間接FK
(オフサイド)
PK
7
11
0
22
6
5
0
2
7
0
8
3
3
0
5
4
0
14
3
2
0

スターティングメンバー
名古屋グランパスエイト 柏レイソル
監督 ネルシーニョ 監督 マルコ アウレリオ
GK 楢崎 正剛(1) GK 南 雄太(1)
DF 大森 征之(4)
パナディッチ(3)
古賀 正紘(5)
DF 永田 充(20)
薩川 了洋(3)
近藤 直也(26)
MF 海本 幸治郎(17)
山口 慶(31)
滝澤 邦彦(13)
中谷 勇介(6)
藤本 主税(11)
MF 田ノ上 信也(27)
下平 隆宏(25)
萩村 滋則(22)
平山 智規(24)
リカルジーニョ(6)
FW ウェズレイ(10)
マルケス(9)
FW ジュシエ(8)
玉田 圭司(28)
SUB GK:本田 征治(16)
MF:中村 直志(7)
MF:吉村 圭司(25)
MF:石塚 啓次(37)
FW:原 竜太(20)
SUB GK:清水 健太(21)
MF:落合 正幸(14)
MF:谷澤 達也(15)
MF:加藤 望(11)
FW:矢野 貴章(18)
ハーフタイムコメント
名古屋:ネルシーニョ監督 柏:マルコ アウレリオ監督
●集中して、諦めず、粘っこくプレーすること。
●冷静に落ち着いて、正確なセンタリングをしよう。
●サイド攻撃は右サイドからも積極的に攻めよう。
●もっと前からプレッシャーをかけなさい。
●後半の立ち上がり15分は、前半以上に集中して入りなさい。
試合終了後コメント
ネルシーニョ監督:
 今日は、良い試合運びが出来ていた。相手にとっては2度しかチャンスが無く、それを決められてしまったと思っている。
前半は、しっかりとボールを動かして攻める事が出来ていたが、しかしカウンターから得点を決められてしまった。後半、石塚・中村を投入し、攻撃を強化することで引き分けに持ち込むことが出来た。
Q.後半の頭から藤本に代えて石塚を入れた意図は?
藤本は良くなかった。消極的で、プレーに絡まなかった。そして試合にも負けていたわけで、何かをかえる必要があり、そこで石塚を投入した。石塚は創造性溢れるプレーを出来る選手であり、中盤でゲームを作れる選手。その証拠に、後半、我々のボールキープ率は確実に上がった。
Q.今後優勝争いに残っていくためには?
勝利を求めていかないといけない。これから先、勝ち点をロスすることは致命的となる。今日の、アウェイで引き分けと言うことは悪い結果ではないが、しかしどん欲に勝ちを求めていかなければならない。
Q.両サイドとカウンター攻撃を警戒されていたようですが、そのことについては?
柏の守備陣が良かったこともあるが、我々の前線の選手の動きが良くなかった。そのため、カウンターに繋げることが出来なかった。石塚の投入により、前線でキープする選手が増え、選手の運動量も増えた。
石塚選手:
Q.チームが押せ押せの場面での交代出場でしたが?

ちょっと遠慮していたところもあり、もう少しやれたかなとは思った。
Q.0−2から追いつくことが出来たことについては?
この勝ち点1がは凄く大きかったと思う。後から効いてくるはずと思う。
大森選手:
Q.先に2点取られてしまったが?

特に1点目は自分のミスだったこともあり、それを受け止めて残り時間プレーした。ただ、それ以外は相手にチャンスを与えることもなく、マークも出来ていて、しっかりやれたと思う。
Q.途中交代の選手については?
石塚は、最近の練習でも調子が上がって来ていたので、出てくると思っていた。しっかりと、独特なリズムで、ボールのつなぎに入ってくれていたし、チームに“溜め”も作れて良かったと思う。
Q.今日の引き分けについては?
勝ち点1は非常に難しいが、2点を取られていたので(点を)取りに行かなければなかった状況で、セットプレーで2得点を取って引き分けに持ち込み、勝ち点1を取れたことは非常に大事なことだと思う。(今日は)相手がとても守備的だったので、FWの2人が何度もつぶされてカウンターを食らう場面もあったが、最後までしっかりやってくれたと思う。
Q.しばらく試合がありませんが?
この期間(2週間の間)に良いコンディションをみんなで作って、次の試合に向け、しっかりと準備して臨みたい。
古賀選手:
Q.ナイスゴールでしたね。

ええ、ちょっとかすったんで入ったと思う。(笑)
Q.2点ビハインドで厳しい試合だったが?
(2ndステージでは)これまでにも人数が足りなかった試合やリードされた試合があり、劣勢の試合が多かったが、きちんとやってこれたので、今日も0−2でも諦めず、チームとして戦えたと思う。
Q.レイソルの印象は?
試合前から守備的にやってくると予想していた。確かに崩すのには苦労した。しかし、2点を取り返して引き分けることができたのは、凄く良かったと思う。
Q.相手の8番(ジュシエ)が交代したことについては?
あそこで“溜め”が出来ていたので、彼が居なくなった事で前掛かりにできるようになったと思う。
Q.途中交代の選手については?
石塚さんは経験のある選手ですし、練習でも上手くできていたので違和感なくやることが出来た。
Q.今日の試合結果については?
途中までは0−2で負けていた訳だし、それを考えれば勝ち点1を得たことは、今後を戦う上でも大きい事だと思う。こういう劣勢を追いつけたのは、チーム力が上がったことだと思う。勝ち点1を得たことは前向きに考えてゆければと思う。
Q.しばらく試合がありませんが?
2週間空くので、その間にチーム力をしっかり上げて、次の試合に繋げたいと思う。
ウェズレイ選手:
Q.1点目のFKについては?

美しいゴールでした。良い時間に入れることが出来た。狙いにくい角度だったがトライしなければ行けないと思った。狙い通りでした。
Q.後半の方がボールが良く回ったようだが?
前半も自分たちの動きは悪かったとは思ってない。失点はミスからだったからだ。後半も追加点を取られるまでは、我々の方が優位に試合を進めていたと思う。しかし、2点取られても諦めず、最後まで粘ったことが良かったと思う。
Q.相手のマークが厳しかったでしたが、崩すためにはどのように工夫を?
ポジションチェンジです。マルケスを含め、前半は藤本と、後半は石塚とで、3人で繰り返してチェンジをして、相手がついてこれない様にして得点チャンスを作っていた。
Q.今日の引き分けという結果については?
勿論、我々が予想した結果ではないが、2点を相手にミスから取られながらも、それを挽回できたこと、アウェイであったということ、柏という上位にいるチームが相手だった、と言うことを考えれば決して悪いことでではなかったと思う。
Q.次節の神戸戦は(累積警告で)出られませんが、他の選手に向けては?
私抜きでも今までやったプレイの質を落とさないで、いい結果を残して欲しい。スタジアムには、勿論、応援に行きます。そして、最終的には勝って欲しい。
パナディッチ選手:
Q.もう少しで得点となるシーンがありましたが?

入ったか入らなかったか、本当に数ミリの世界だったと思う。今後の試合でも狙っていきたい。
Q.引き分けで勝ち点を1点しか得ることが出来ませんでしたが?
柏の方は、2本のシュートで2点とったという印象がある。柏にとって得点シーン以外でゴールチャンスは無かったのではないだろうか。柏も良いチームですし、我々としても、ミスはあったがしっかり戦えた。最終的には良い結果だと思う。