2003 Jリーグ ディビジョン1 リーグ戦 2nd Stage 第7節
瑞穂陸上競技場・15:03キックオフ
◆主審:上川 徹 ◆副審:廣嶋 禎数・森 直之
◆入場者数:13,810人 ◆天候:曇、弱風、気温24.3℃、湿度50% ◆ピッチ:良芝、乾燥

名古屋グランパスエイト

前 半


セレッソ大阪

後 半

前半 8分 ウェズレイ
前半 29分 酒井 友之
後半 19分 ウェズレイ
得点者 後半 33分 御給 匠
82分 岡山 哲也吉村 圭司
87分 酒井 友之藤本 主税
交 代 45分 佐藤 悠介濱田 武
65分 喜多 靖鈴木 悟
71分 アクセウ御給 匠
21分 中谷 勇介
48分 中谷 勇介
48分 中谷 勇介
54分 ウェズレイ
89分 パナディッチ
警 告 25分 ジョアン
40分 アクセウ
58分 大久保 嘉人

90 45   45 90
3
11
3
12
3
2
0

4
1
1
14
2
1
0

7
12
4
26
5
3
0
シュート
GK
CK
直接FK
間接FK
(オフサイド)
PK
14
7
1
24
6
6
0
3
5
0
14
3
3
0
11
2
1
10
3
3
0

ベストプレーヤー賞:ウェズレイ選手
<特別協賛:UCC上島珈琲>

スターティングメンバー
名古屋グランパスエイト セレッソ大阪
監督 ネルシーニョ 監督 西村 昭宏
GK 楢崎 正剛(1) GK 多田 大介(21)
DF 大森 征之(4)
パナディッチ(3)
古賀 正紘(5)
DF 喜多 靖(2)
廣長 優志(14)
ジョアン(5)
MF 海本 幸治郎(17)
山口 慶(31)
酒井 友之(8)
中谷 勇介(6)
岡山 哲也(21)
MF 布部 陽功(4)
アクセウ(32)
久藤 清一(17)
佐藤 悠介(13)
森島 寛晃(8)
FW ウェズレイ(10)
マルケス(9)
FW 西澤 明訓(20)
大久保 嘉人(10)
SUB GK:本田 征治(16)
MF:藤本 主税(11)
MF:鄭 容臺(15)
MF:吉村 圭司(25)
FW:原 竜太(20)
SUB GK:下川 誠吾(1)
DF:鈴木 悟(7)
DF:柳本 啓成(33)
MF:濱田 武(6)
FW:御給 匠(19)
ハーフタイムコメント
名古屋:ネルシーニョ監督 C大阪:西村監督
●中盤でセカンドボールを拾うこと。
●集中力を切らさないこと。
●名古屋のカウンターからの縦パスをまずつぶすこと。そこをやられた場合は中のマークをしっかり。
●後半DF4枚になるけど、基本的には同じ。カバーをしっかり。
●このままを終わったら何もない。全員で今からもう1回やり直し。
試合終了後コメント
ネルシーニョ監督:
前半は落ち着いたプレーが出来ていた。クオリティの高いプレーで得点を重ねることが出来た。セカンドボールを相手に奪われるミスはありましたが、全体的にはセレッソよりもボールを支配し、ゲームを支配できたと思う。後半はまたしても1人少ない状態となったが、選手達は良く耐えてくれた。選手達の頑張りと、フィジカル面での向上が大きな勝因だと思う。
Q.1人少なくなり、しばらくたってから海本を左サイドへ移しましたが、その狙いは?
セレッソの左サイドが攻めてこなかったため、守備面での負担が少なかった。逆にセレッソの右サイドが良く攻められ、山口が押さえきれなくなってきていたため、海本を左に移し相手の攻撃を止めた。海本は与えられた役目をしっかりはたし、さらに攻撃参加もしてくれた。
Q.岡山、酒井両選手については?
とっても良かった。2人を交代させたのは疲れが見えたからであり、彼らのプレーに不満があったわけではない。彼は運動量豊富なプレーを見せてくれ、満足している。
Q.1・2点目ともに相手を崩しての得点でしたが、攻撃面についての評価は?
確かに相手を崩したすばらしいゴールでしたが、これを出来たのもチーム全体のフィジカルコンディションが上がり、運動量が増えたからです。彼らの運動量に技術面も伴わせれば、もっと良くなると思う。
Q.鹿島・ヴェルディの結果次第では首位に出ますが?
まだ浮かれてはいけない。しかし、我々の方向が正しいということは喜ぶべきことである。このまま勝ち点を積み重ねていけばタイトルに届くと思う。
Q.2トップのコンビネーションについては?
ウェズレイ・マルケスだけではなく、岡山を含めた3人のフィジカル面が向上したため、良いプレーが出来ている。
Q.攻撃を支える組織的な守備ということについては?
ここ2試合は退場者をだし、戦術的規律を保てたというわけではない。選手達の頑張りがあったため守れた。しかし、全体的に守備面も攻撃面もともに、全体的にレベルアップしてきていると思う。
酒井選手:
Q.監督から試合前指示は?

これまで通り、試合前のミーティングでは中盤でゲームを作るように言われた。
Q.今日の結果で手応えは?
点もとれ、良かった。しかし、次のメンバーという物も全くわからないし、練習でアピールしていきたい。
マルケス選手:
Q.今日の試合については?

良い試合だった。チームも素晴らしかったです。(中谷の退場で)試合が難しくなったが、チーム自身はうまくコントロールできたと思う。
Q.酒井へのスルーは狙っていた?

チームはプレーするごとにまとまりが良くなり、プレーも良くできるようになってありがたく思っている。酒井の動きに気付いてスルーした。
Q.ヴェルディの結果次第では首位の可能性があるが?
勿論一番の目的であるが、サッカーではいろんな事がおこる。ただチームはその都度やるべく事が出来ていると思う。
Q.タイトルへの手応えは?
感じています。自分の居たチームでこれ以上、良い状態のチームは居ない。グランパスはその目的を果たせる力を持っていると思う。

ウェズレイ選手:
Q.良いゲームでしたが?

神様のおかげで勝てた試合だった。
Q.1点目について、すごく他の選手と息のあったゴールだったが?
皆の動きがとても素晴らしかった。マルケスの動きが良かったのでボールを待っていた。最後はヘディングをきっちり決めるだけだった。
Q.2点目については?
大森のパスがすごく良かった。マルケスが巧妙なプレーで酒井にボールを渡してくれた。
Q.2ndステージでは得点を多く挙げているが、好調の理由は?
自分のプレーの仕方が違ってきたと思う。また、チーム自体の動きも良くなってきた。2人目の子供が生まれたことも、自分の調子、プレーに影響を与えてくれていると思う。