2003年Jリーグ・ヤマザキナビスコカップ 予選第2節
大分スポーツ公園総合競技場・14:00キックオフ
◆主審:梅本博之 ◆副審:泉弘紀・山城大
◆入場者数:10,374人 ◆天候:屋内 ◆ピッチ:全面良芝/水含み

名古屋グランパスエイト

1

前 半

0


大分トリニータ
0

後 半

0
5分 吉村 圭司
得点者  
72分 岡山 哲也山口 慶
82分 藤本 主税原 竜太
交 代 88分 小森田友明瀬戸春樹
24分 古賀 正紘
37分 中村 直志
39分 ウェズレイ
56分 ヴァスティチ
警 告 37分 ロドリゴ
72分 アンドラジーニャ
85分 ロドリゴ
85分 ロドリゴ

90 45   45 90
2
5
1
12
1
1
0

2
4
2
4
1
1
0

4
9
3
16
2
2
0
シュート
GK
CK
直接FK
間接FK
(オフサイド)
PK
7
11
7
26
8
4
0
3
6
4
12
3
1
0
4
5
3
14
5
3
0

スターティングメンバー
名古屋グランパスエイト 大分トリニータ
監督 ベルデニック 監督 小林伸二
GK 楢崎 正剛(1)
GK 岡中勇人(1)
DF 大森 征之(4)
パナディッチ(3)
古賀 正紘(5)
DF 若松大樹(6)
サンドロ(3)
三木隆司(2)
山崎哲也(33)
MF 岡山 哲也(21)
吉村 圭司(25)
中村 直志(7)
滝澤 邦彦(13)
藤本 主税(11)
MF 吉田孝行(9)
寺川能人(8)
小森田友明(28)
ロドリゴ(10)
FW ヴァスティチ(9)
ウェズレイ(10)
FW アンドラジーニャ(11)
高松大樹(13)
SUB 本田 征治(16)
海本 慶治(18)
酒井 友之(8)
山口 慶(31)
原 竜太(20)
SUB 江角浩司(29)
金守智哉(24)
瀬戸春樹(14)
梅田高志(15)
松橋章太(20)
ハーフタイムコメント
名古屋:ズデンコ・ベルデニック監督 大分:小林伸二監督
●しっかりと自分たちのプレーをすること。
●後半ももっと頑張ってゆこう。
●立ち上がりの一つのプレー良いプレーをしていると自信を持とう。
●ボールの失い方が悪いので、ボールを動かしながらプレーを連動させよう。
●中盤はボールへアプローチしながらボールなのかコースなのか判断しよう。
●くさびに対してもアプローチなのかカバーなのかはっきりしよう。
試合終了後コメント
ベルデニック監督:
 勝ったと言うことに対して、満足しています。選手の自信にも繋がることです。内容に関しても、時間帯によっては良いプレーをしていましたし、そのことについては満足しています。トレーニングで行っているとおりのプレーが出来たと思います。特に攻撃では、ボールが早く動かせていました。しかし、試合の中で波があり、相手に良い時間帯を与ていました。その場面ではロングボールやセットプレーから相手に得点のチャンスを与えてしまいました。戦術的な面では、この試合に向けてしっかり準備してきました。自分たちのプレーをすることが重要であり、その中で大分の強い部分、10番と11番の選手やセットプレーに対して警戒してきました。足りない部分はまだこれからも補っていかないといけません。もっともっと安定したプレーをしていきたいと思います。
Q.吉村選手の先制点については?
A.得点できる選手が多くいると言うことは非常に良いことです。相手チームにとってマークしにくくなりますし、中盤の選手に気をとられることでフォワードの2人のマークも甘くなります。
Q.前半は良いリズムで攻めていたにもかかわらず、得点は1点だったことについては?
A.チャンスの場面で慌ててしまい、早くシュートへ行き過ぎていたためだと思います。もう少し小さなパスを回して相手を崩していきながら、ビッグチャンスを待つと言うことが必要なのですが、そう言う面ではまだ経験が足りないのかと思います。
Q.ボランチの中村・吉村両選手については?
A.2人とも良い動きをしていたと思います。まだ簡単にボールを奪われる場面もありますが、2人とも非常にコンスタントに成長していますし、そう言う面でこのコンビネーションというものは非常に良いと思います。
Q.藤本選手と2トップの連携については?
A.日に日に良くなってきています。藤本選手は今日の試合、非常に良く動いていました。彼を交代したのは疲れが見えていたと言うことと、原選手にチャンスを与えるためでした。全体的に2トップから中盤のそこの選手までうまく機能していると思います。今日のゲームではアンラッキーな面もあってラストパスが通らなかったと思います。
Q.今日の試合で見えてきた課題と発見は?
A.中村・吉村両選手が一緒に良いプレーを出来ると確認できました。山口選手に関しても、サイドでもしっかり集中してプレー出来るということがわかりました。課題は、守備面で相手のトップに簡単にボールを入れられる事です。そうなるとファールを犯してしまい、フリーキックなどでこちらにとって不利な状況になりますし、改善していきたいです。あと、カウンターを仕掛けた場面で数的有利になった際に、慌ててシュートまでいかずに、しっかり相手を崩していくと言うことを徹底していかないといけません。

藤本選手:
Q.うまい具合に得点に絡めたが。
A.ここ最近持ち味が出せなかったが、今日は裏に出ようと努力した結果が得点に繋がったので良かったと思う。
Q.主導権は握っていたのになかなかシュートにならなかったが。
A.ボールはキープしていたのだが、効果的にボールが回せなかった。自分を含め(2トップと)3人の動かし方を今後は考えなきゃ行けないと思う。
Q.2トップとの動きについては。
A.コンビネーションとか動きについてはそんなに悪くはなかったと思うが、速攻が多く、前に人数をかけることが出来なくて、今日のテーマであるサイドからの崩しについてはうまくできなかった。確かに後半の自分の動きについては、特に良くなかったと思う。

パナディッチ選手
Q.今日の動きについては。
A.良く動けたと思う。
Q.後半については。
A.後半についても普通だったと思う。確かにアウェイだったのでアドバンテージはあったと思うが、我々の方が上だったと思う。
吉村選手
Q.すばらしいシュートでしたね!
A.上がっていったときに、(藤本)主税さんからの良いボールが出たので、決められて嬉しい。
Q.今日、プレーして新たに見えた課題は。
A.流れてゆく相手に対して、もう少し早めに受け渡しができたらもっとスムーズに出来るのでは、と思った。
Q.前半、左サイドを攻め込まれたが。
A.大分のロドリゴの個人技もあって、相手はかなり上だったのでやられたが、チーム的にはバランスを崩さずにやれたと思う。
Q.来週のリーグ開幕に向けての意気込みを。
A.(今日の)ナビスコ杯とはまた違った雰囲気があると思うので、その雰囲気に負けないよう、自分なりにプレーをしたいと思う。