3/29(土):第8回「U-12グランパスカップ」(小学1年生〜3年生)の模様

“地域に根ざした育成普及活動”の一環として行われる、地元サッカーチームとの交流ゲーム『U-12グランパスカップ』。今年で第8回を迎えるこの大会が、3月29日から31日までの3日間トヨタスポーツセンター第2グランド及び陸上競技場、サッカー場で開催されています。

29日に行われた大会第一日目には、小学1年生〜3年生の部で86チームが参加しました。午前中は少し冷たい風が吹いていましたが、ピッチを駆ける小さな選手達にとっては心地良い風となったようです。グラウンド脇から見守る保護者の声援を背に受けて、仲間と力を合わせてゴールを目指しました。

午前の部が終了し、午後の部が始まる合間には名古屋グランパスの監督・選手によるサッカー教室が行われました。ストイコビッチ監督を先頭に11名の選手達(藤田・広野・片山・津田・青山・井上・渡邊・長谷川・新川・筑城・花井)が第2グラウンドへゆっくりと入場すると、子供達は「ストイコビッチ監督!」と待ちきれない様子で叫び、近くへ来てもらおうと大きく手を振りました。

教室では選手達が自己紹介を行った後、津田選手がリフティングを、新川選手・花井選手がミドルシュートを披露しました。花井選手は、プロ選手の技に見入る子供達へ「上達するにはたくさんの練習と強い気持ちが大切」と伝えました。後半は子供vs選手でミニゲームが行われました。会場が大変な盛り上がりを見せる中、津田選手や筑城選手に加えGKの長谷川選手も子供達からのリクエストに応えてオーバーヘッドに挑戦し、子供達の笑いを誘っていました。

サッカー教室の最後、藤田選手は「サッカーが大好きだと思って練習を重ねれば、プロの選手になれる日が来る!」と子供達を勇気づけ、ストイコビッチ監督からは「諦めずに練習を一生懸命頑張ってください。」と励ましの言葉が贈られました。