8月1日(月)
 バスで約30分かけて着いたところは、大きな木々が生い茂る、まさにジャングルでした。しかし、心地よい風が吹き、昨日雨が降ったばかりというのに、蒸し暑さもなく、快適なところでした。

 地元のインストラクーターでもある“隊長”に挨拶を済ませ、上り下りの時の注意事項や遊具についての説明を受けると、早速、ちびっ子達は山へと入ってゆきました。ほんの1時間ほど前までは、炎天の下でのキックベースで汗だくになって、疲れた顔を見せていた子達も、すっかり元気を取り戻していました。
 遊具の設けられたところまで一気に上ると、コーチ陣のアシストの下、早速、ちびっ子達はチャレンジを始めました。上ってくる道すがら、「足が痛い、もう疲れた」等とぼやいていた子も、遊具を目にしたとたん、急に元気になり、率先して列に並んでいました。

 ロープに揺らされたり、高い木の上にもうけられた見張り台へあがっていったりしながら、普段なかなか体験できない遊びをちびっ子達は時間が経つのも忘れて満喫していました。

 2時間近く、充実した内容のジャングル探検を楽しんだ子供達は、ゆっくりと山を下りて待っていたバスに乗り込むと、直ぐに古川の町へと戻ってゆきました。そして、宿に着くと、朝からしっかり汗をかいてたまった埃と汗を流すため、お風呂へ直行となりました。

 午後6時15分からは、待ちに待った夕食の時間です。お風呂でしっかりと汗と疲れを洗い流して爽やかな表情となったちびっ子たちは、コーチから食事中のマナーについて簡単な説明を受けると、「いただきます」の声がかかった後、すぐさまプレートを持って、料理の前に長い列を作っていました。さすがに一日中、しっかりと体を動かしたこともあり、みんな満足そうに残すことなく、しっかりと食事を平らげていました。