8月1日(月)
 今日も朝から好天に恵まれた、飛騨古川。朝早くから起き出したちびっ子達。3年生という事もあり、声だけでなく、走る足の音も強く、6時前から大きな音が宿の中に響いていました。

午前7時半過ぎからは、お馴染みの朝の散歩へと出かけます。瀬戸川まで約15分ほどの距離を軽い足取りで進むちびっ子達。今日も絶好調の様子です。この日は月曜と言うこともあり、通勤途中の方も多く、賑やかなちびっ子の行列には、道行く人から笑顔がこぼれていました。
 飛騨の匠文化館から古川まつり会館と通り、途中の瀬戸川で鯉に石を投げるなどのいたずらしながら、古い町並みを堪能、宿泊先の『蕪水亭』へと戻った頃には、しっかりとおなかが空いていたようです。「いただきます!」の号令が聞こえると、見る見るうちにお皿のおかずが無くなり始めました。そして、早々にお代わりに走る子もあり、さすが、3年生と感心させてくれました。
 盛りだくさんのメニューが待っているこの日。まずは午前中のトレーニングの場所である、杉崎公園のグランドへと、バスで向かいました。

 この日は飛騨地方も山間部とは思えないほどの暑さで、10時前から30度を越え、蒸し暑さもあって、厳しい一日のようです。練習場へ到着したちびっ子達は、早速、8チームに分かれてキックベースを開始しました。暑さが心配されましたが、ちびっ子達はともかく早く体が動かしたかったようで、ボールを手にすると、すぐさま生き生きとした表情で戯れ始めました。
 ご存じの通り、キックベースはキック力が重要な、野球のようなゲームですが、サッカーだったら任しておけというちびっ子達も、野球の“ルール”はあまり分からなかったようでした。しかし、そのことによるアクシデントがこの日の試合内容に大きく影響、ゲームの盛り上げに一役買っていました。それでも普段、サッカーで培った運動神経を持つ彼らのこと。2回3回とプレイを重ねる毎にルールを飲み込み、途中からは皆んな白熱した戦いを繰り広げていました。

 12時半過ぎまで、途中、水分補給を行いながら、強い日差しの照りつける暑い中で、タップリとキックベースを楽しんだちびっ子達。朝食をあれほどしっかりと食べていたのにもかかわらず、用意されたお弁当を目にすると、美味しそうにまたしても平らげてしまいました。

 満足げに昼食を終えたちびっ子達は、その後、次の目的地・河合村へジャングル探検のため、バスで向かいました。