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指宿・春季強化キャンプ:第11日目の模様
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昨日からの雨は、強さこそ収まったものの、気温の方は上がらず、また冬に逆戻りしたような、冷たい風の吹く今日の指宿。 |
<午前練習>
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そんな中、ようやくチームの合流を果たしたウェズレイと、別メニューで練習を行っていたマルケスが、1stチームに先駆け、午前9時過ぎからランニングを行う。中島・鴨川・内藤等も含め、黙々と走る2人。このキャンプ中での遅れを取り戻し、19日のプレマッチ:大連戦、そして3月5日、ホーム・瑞穂での開幕戦:vs千葉へと向け、しっかりと調整して欲しい。
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午前10時30分、冷たい風の吹くメイングランドでこの日の午前練習がスタート。
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昨日の鹿実との練習試合では、8−0という内容で、きっちりと結果が出せたこともあり、選手たちの表情は皆一様に明るい。ハットトリックという華々しいデビューを飾った杉本も笑顔が絶えない。
参加メンバー:川島・広野・角田・古賀・秋田・増川・中谷・渡邊・中村・吉村・クライトン・本田・豊田・杉本
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疲れがたまっていることもあってか、10分程ゆっくりとピッチの回りをジョギングした後、グランド脇でストレッチングを行い、その後はリラックスを兼ねた、リングによる“椅子取りゲーム“に興じた後、本格的なメニューへ。 |
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選手を実戦同様にピッチに広がらせると、DFからパスを展開しながら、練習で繰り返したポジショニング・動きを再度認識させ、徐々にボールを左右の展開から縦へと繋いでゆく。最後にはフィニッシュまでもってゆくことを繰り返し、パスのバリエーションを変えながら時間をかけて行ってゆく。
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ネルシーニョ監督としては、この指宿キャンプで、4−4−2という新しいフォーメーションを何とか、選手たちにしっかりと植え付けたいという意気込みからだろう、ピッチの中では、誰よりも大きな声で選手に指示を繰り返していた。
11時30分過ぎからは、DF陣はサイドからのボールのクリア&セットプレーの練習、そして、攻撃陣はGK2人を相手にしたシュート練習と、個別のメニューを12時近くまでしっかりとおこなう。
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<中村 直志選手>
Q: 昨日の鹿実戦については?
A:思った以上にフォーメーションも機能して、いい動きが出来て点が取れたので、今は良い感じです。
Q: フォーメーションについては?
A:去年と違うので多少は違和感があったが、昨日に限っては、思った以上に良かったと思う。
Q:ブラジル人FW2人が戻ってきて、メンバーも替わると思うが?
A:入ってきて、一緒にやってみないと分からないが、大丈夫だと思います。
Q:手応えは?
A:昨日が確認という意味で、上手くできたと思うので、後は明日の試合でしっかりと出来ればと思っています。
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<角田 誠選手>
Q:自身の仕上がり具合は
A:良いと思いますね。
Q:4バックになりそうですが、
A:それは分からないが、両方出来ることはチームによいことなので、今はこれがよいのかもしれません。
Q:サイドバックでの攻撃については?
A:3−5−2の右サイドの時より、バランスを意識しています。得意としているポジションではないのでどちらでもかまいません。
Q:攻撃参加については?
A:チャンスは多くはないが、タイミング良く上がればボールが出てくるので、アシストとかも狙いたいですね。
Q:実戦モードに入ってきていますか?
A:戦術はかたまってきているので、後はゲームの中での細かい修正だけだと思います。キャンプが終わってからはゲームが多いので、そこでしっかりと修正してゆきたいです。
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