10/2(日):練習試合「vs中京大中京」の模様
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10月2日、午前11時より行われた、中京大中京との練習試合の模様についてお伝え致します。
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   【結果】名古屋:6−0(前半:3−0):中京大中京
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雲があるせいで、日差しこそ強くはないものの、湿度は高く、蒸し暑い今日のトヨタスポーツセンター第2グランド。この日は、高校生チーム・中京大中京とのトレーニングマッチ(40分×2本)を11時からおこなった。プロである以上、勝って当然だが、それ以上に内容でもプロらしさ・力の差を見せた試合を見せて欲しい。
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前半は右にエンドを取った名古屋のキックオフで試合が始まる。先発は、GK川島、DFは右から井川・須藤・諸江の3バック、中盤は、右に西川、左が渡邊、ボランチは高橋と吉村、トップ下には本田が入り、FWは豊田と平林の2人。

1分、左からのCK。本田の入れたボールはDFが跳ね返す。こぼれ球を左で拾った渡邊が、もう一度ゴール前へ入れてゆくが、これも跳ね返されてしまう。
4分、右を上がっていった山口が左足で持ち替えてゴール前へと入れてゆくと、このボールに豊田が頭であわせてヘディングシュートにゆくが、これはポストの左に。
6分、左で高橋からのパスを受けた諸江がそのまま上がってゆくと、左足でゴール前へ流し込んでゆくが、このボールは相手GKが押さえてしまう。
7分、左からのCK。本田の短く出したボールを渡邊がダイレクトで入れてゆくと、中央でタイミング良く平林が詰めるが、ボールは僅かに高く頭上を抜けてしまう。

【得点】11分、左を持ち上がっていった本田がマイナスに入れたボールが豊田の足下に収まると、これをシュートにゆくが、相手GKに弾かれてしまう。しかし、こぼれ球を再び豊田が、今度は落ち着いてボールをゴールに流し込み、先制点を挙げる。
13分、相手DFの裏へ出たボールに豊田が上手く抜け出すとシュートを狙うが、大事にしすぎたのか、ポストの左に外してしまう。
【得点】15分、左からのCKのチャンス。本田の入れたボールに豊田が頭であわせ、これが2点目となる。
【得点】18分、DFの裏への縦パスに抜け出した平林の放ったシュートは相手GKに阻まれるが、これがこぼれたところに詰めた豊田がエリアの外からのミドルシュートを叩き込み、早くもこの日3点目、ハットトリックとなるゴールを決める。

20分、自陣中央ゴールほぼ正面での中京大中京のFK。中京大中京(14)が右足でゴール右隅を狙って落ちるボールを蹴ってくるが、これは川島の守備範囲内。
24分、右から山口の入れたアーリークロスに豊田が頭であわせるが、ボールはポストの左に流れてしまう。
27分、右に上がった山口が戻したボールを吉村が素早くゴール前へ入れると、これに豊田が頭であわせて、ヘディングシュートを狙ってゆくが、ボールはポストの左に。
30分、右をドリブルで上がってゆく吉村がマイナスのボールを入れてゆくと、中央でこれを合わせた平林がヘディングシュートに。しかし、これは前に飛び出したGKに阻まれてしまう。
33分、中央の平林から右に抜けてゆく山口にパスが出ると、これをゴール前へと折り返してくるが、このボールは相手GKが押さえてしまい、誰も触れることが出来ず。
36分、左からのCKのチャンス。本田の入れたボールはDFがクリアするが、こぼれ球を渡邊が拾うと、左に展開し、本田がシュートを狙ってゆく。しかし、これはDFに当たって跳ね返されてしまう。更にこぼれたところを、外から豊田がシュートを狙っていったが、GKに弾かれてしまい、追加点を奪うことは出来なかった。
37分、左からのCK。本田が入れたボールに上がっていた諸江がヘディングシュートを狙うが、競り合った相手DFに弾かれ、決めることは出来なかった。
前半序盤から、予想通り名古屋が格の違いを見せてボールを殆どの時間帯で支配、試合の主導権を握るものの、豊田の3点以降は、何度かチャンスを作りながら、フィニッシュのところでの正確性に欠き、結局、3−0のまま試合を折り返すことに。