7/20(水):練習試合「vsヴァンフォーレ甲府」の模様
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7月20日、午後4時より行われた、ヴァンフォーレ甲府との練習試合の模様についてお伝え致します。

強い西日が照りつける中で行われた甲府との練習試合。この後、ホームで磐田との戦いを終えると再びリーグは中断期へとはいる。そして8月20日の神戸戦に向け、再びレギュラーポジション争いが熾烈になってくることは間違いないだろう。今日の練習試合はそういった意味では、格好のアピールの場と言えるものだ。
<<<< 前半の模様 >>>>
前半は、右エンドを甲府のキックオフで試合が始まる。名古屋の先発は、GK川島、DFは右から角田・秋田・諸江・渡邊の4人。中盤は、津田・須藤・井川・井上、FWは平山とエドアルドが組む布陣だ。

前半序盤は、先日の静岡FCとの練習試合の時と同様、右サイドの角田が果敢に攻め上がり、津田を縦のスペースに走らせたり、平山に当てて自らが切れ込んでいったりしながら、先手を打って甲府を押さえ込んでゆく。またこの日先発に起用された左の井上も巧みなドリブルで仕掛けていったり、先日の新潟戦で途中交代ながら切れのあるプレイを見せていた渡邊とのワンツーに裏へ抜け出す動きを積極的にみせるなどして、名古屋ペースで試合が進んで行く。

11分、角田のアーリークロスにエドアルドがゴール前へと飛び込んでゆき、これをダイレクトであわせてゆくが、体をコースに入れたDFに阻まれ、CKに。右からCKのチャンス。津田の入れたボールに相手ゴール前に上がっていた秋田がヘディングシュートに行くが、やや戻りながらのタイミングで枠へは飛ばすことが出来ず、クロスバーの上へ抜けてしまう。

甲府も徐々にリズムを掴み始めると、甲府・小倉のスルーパスに果敢に裏への飛び出しを見せ始めるが、秋田・諸江、須藤等がしかっりとこれに対処し、崩されることはない。前半30分過ぎ、甲府がメンバーを4人一気に入れ替えてくる。この練習試合は45分ハーフで行われているが、甲府は経過時間30分ごとに2回メンバーを入れ替えてくると言うことで、これはその1回目だ。

開始からの勢いも暑さにペースが落ち始めたこともあり、名古屋はなかなか点が奪えずジリジリと時間だけが経過。35分、津田が平山の入れたボールを落としたところにエドアルドが入って無理な体勢から相手ペナルティエリア内でシュートに行くが、これはジャストミートせず。37分には、エドアルドのスルーパスに津田が飛び出すが、シュートに行く前に飛び出した相手GKに先にボールを押さえ込まれてしまう。
38分、右に持ち上がった甲府・山崎のゴール前へのボールに石原に簡単にシュートを決められてしまい、前半終了間際の苦しい時間帯に甲府に先制を許してしまう。その後は、相変わらずの暑さもあって、両チームとも足が止まり、目立った展開もなく前半終了を迎える。