7/20(水):練習試合「vsヴァンフォーレ甲府」の模様
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7月20日、午後4時より行われた、ヴァンフォーレ甲府との練習試合の模様についてお伝え致します。
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後半は右にエンドを代えた名古屋のキックオフで試合が再開。名古屋は早い時間帯に追いつきたいこともあり、エドアルドの個人技を生かそうと相手DFの裏へとパスを入れていくが、簡単にはシュートを打たせて貰えない。
6分、右からのCKのチャンス。津田のゴール正面へのボールに秋田がヘディングシュート。今度はしっかりと下に叩きつけた良いシュートだったが、僅かに右に流れ、ゴールネットを揺らすことは出来なかった。その後も何とか追いつこうと、積極的に前へ前へと各選手がボールを繋ごうとして行くが、相手のプレッシャーと暑さからか、上手くパスが繋がらず、次第に名古屋の選手が苛立ちを見せ、ラフなプレイでファウルを与えてしまう場面が目立ち始める。

15分、名古屋メンバー交代:諸江→中島。長らく怪我で戦列を離れていた中島がようやく復帰、久し振りに試合出場をはたす。甲府もここで2回目の大幅なメンバーの交代を行う。今回のメンバーは、J2で熱戦を戦っているトップチームのメンバーが中心になる。交代早々でリズムが掴めないかと思われた甲府だが、戦っているゲーム数の違いなのか、すぐにスピードが上がり、テンポ良くパスが繋がるようになり試合の主導権を奪われそうになったが、18分、エドアルドが値千金の同点ゴールを奪い、ついに甲府を捕まえる。

21分、名古屋メンバー交代;平山→西川。スピードを生かしたドリブルで交代で入った西川が積極的に相手陣内へと攻め上がり、名古屋がここで一気に甲府を突き放しに掛かろうとする。24分、西川のドリブルから相手DFが寄せたタイミングを見計らって、DFラインの間に出したボールにエドアルドが抜けだし、左に流れながらシュートにゆくが、これはマークについた選手にコースを消され、何とか打ったシュートは左に大きく外れてしまう。25分、名古屋メンバー交代:井上→練習生。
33分、自陣右深くの位置でFKを与えてしまい、ピンチを迎える。甲府・藤田の精度のあるボールはニアで川島がカットしてCKに。甲府・藤田が左足でゴール前へと入れたボールがこぼれたところを、甲府・バレーがシュートに来るがこれはDFに当たってコースが変わり、再び甲府のCKに。セットプレイの連続で苦しい場面が続いたが、ここは何とか凌いでゆく。しかし、37分、この日2枚目の警告を受けた須藤が退場、名古屋は残り時間を10人で戦うことに。

38分、自陣中央ほぼゴール正面の位置で甲府にFKを与えると、これを甲府・バレーに直接決められてしまい、名古屋は再び甲府に突き放されてしまう。その後は、相手陣内でボールをもつと何とかしてやろうと、強引に仕掛けて行こうとするが、味方のフォローが少ないこともあり、なかなか相手を崩せず、簡単に潰されてしまうことが多く、良い形が作れないまま時が過ぎて行く。

ロスタイム、相手陣内左の高い位置でボールを持って前を向いたエドアルドが強引な突破を見せるが、守りに入っている甲府の守備陣の厳しいディフェンスに仕事をさせてもらえない。後半、エドアルドの同点弾で流れを掴みかけた名古屋だったが、後半途中、甲府が大きくメンバーを入れ替えてフレッシュだったのに対し、名古屋は前半からのメンバーが暑さのために運動量が落ちたところに、1人少なくなってしまったこともあり、終盤は良いところのなく、甲府ペースのまま、試合は終了を迎えることになってしまった。