2/16(水):練習試合「vsヴィッセル神戸」の模様
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この日、午後2時より行われた、ヴィッセル神戸との練習試合の模様についてお伝え致します。
<<< 試合前の様子 >>>

昨夜から降り続く雨は朝になっても止む気配はなく、日中も降り続き、今日もまた雨中での試合かと思われたが、キックオフ間際になると、トヨタスポーツセンターの空は明るさが増し、天候は徐々に上向きとなり、平日にもかかわらず、久し振りの実戦を楽しみに数多く訪れたサポーターを安堵させる。

J開幕1ヶ月を切り、両チームにとっては最終段階となったこの時期に行われる練習試合。どちらにとってもJ1同士と言うことで力の入る内容になることは間違いないはずだ。今季シーズン、どのような布陣でスタートを切るか、そのための試金石となるこの試合は、サポーターならずとも大いに気になるところだ。

<<<< 45分:1本目 >>>>
左にエンドを取った名古屋のキックオフで1本目がキックオフ。

GK楢崎、DFは右から山口・古賀・増川・中谷、MFは右から中村・安・クライトン・本田、FWは豊田・杉本という布陣。足に張りを覚えた角田に代わって右SBをまかされた山口、先日のW杯最終予選・代表戦では敵に回っていた新加入の安、そして、新人:本田・杉本等、全く新しい顔ぶれとなったといっても良いだろう。
試合は、今回の鹿児島・指宿での強化キャンプで導入した新システム:4−4−2で挑んだが、慣れている角田・吉村の2人が居ないこともあり、消極的なスタートとなった名古屋に対し、FWに播戸・三浦(和)、左サイドには三浦(淳)、右サイドには平瀬を入れ、ほぼベストなメンバーで挑んできた神戸の出足の良さが目立つ展開となる。
神戸は左サイド:中谷の上がったスペースを狙って、平瀬が再三持ち上がり、ゴール前へ入れてくるが、久し振りにゴールを守る楢崎を中心に、増川・古賀が落ち着いたプレイを見せ、ゴールを破らせることなく時間が経過、徐々に名古屋がペースを掴み始めるようになる。そして、25分、中村がクライトンからのパスを相手エリア近くで受けると、振り向きざまに右足を振り抜き、見事なシュートを相手ゴールに叩き込み、先制点を決める。これで名古屋が試合の流れを掴み、その後は危なげない展開で、45分を終える。
先日の指宿キャンプでの練習試合では大活躍だった杉本も、さすがにJ1相手には思うようなプレーをさせてもらえず、この日は持ち前のスピードをサポーターの前で披露することは出来ず仕舞いだった。しかし、吉村に代わってボランチに起用された安が、チームに合流して日が浅いとは思えぬ程のプレーを随所に見せ、大きな戦力となる予感を感じさせてくれた。