8月2日(月)
 今日も朝から抜けるような青空に恵まれた、ここ飛騨古川。午前7時45分過ぎから、朝の散歩へと出かけるちびっ子達。しかし、5時過ぎからほとんどの子は起き出していたようで、既に元気一杯、絶好調の様子です。
 全員で散歩に出発すると、飛騨の匠文化館から瀬戸川沿いを抜け、古い町並みを通って歩くこと約30分、宿泊先である「蕪水亭」へとしっかりとおなかを空かして戻ってきました。宿に着くと、彼らを待っていたのは待ちかねた朝食です。散歩に出る前から「おなかが空いたよ〜!」と連発していたちびっ子達は、「いただきま〜す!」と元気に声を上げると、一気にお皿のおかずを平らげ始めました。中には直ぐにご飯をお代わりに走る子もあり、さすが、3年生と感心させてくれました。
 9時半、宿を歩いて出発すると、駅前からバスに乗って、午前中のトレーニングの場所である、杉崎公園のグランドに一路バスで向かいました。練習場へ到着したちびっ子達は、前日の川遊びやお寺でのお説教という、普段とは違う、慣れないことをしたこともあってか、相当ボールに触りたかったようで、すぐさまボールを手にすると、溜まった鬱憤を晴らすかのように、生き生きとした表情でボールと戯れ始めました。各校毎に4グループに分かれたトレーニングでは、各コーチのバラエティ溢れる練習メニューで、ミニゲームや2対2でのドリブル練習、キックベースと様々な内容を、途中、暑さ対策の水分補給を挟み込みながら、じっくりと行ないました。
 11時半からは、4チームに分かれてドッジボールが行われました。最初は、普段使い慣れた足ではなく、手でボールを扱うと言うこともあってか、ボールが前に飛ばず、なかなか上手く相手に当たりませんでしたが、そこはやはり3年生。徐々にボールを上手くコントロールして投げれるようになりはじめ、そこからはどんどんとボールを相手に当てられるようになり、ゲームは太陽の日差しに負けないくらいに、一気にヒートアップして行きました。
 真上から照りつける、厳しい太陽の光を浴びて、汗だくになりながらドッジボールを終えたちびっ子達は、満足げな顔でお弁当のおにぎりを頬ばり終えると、午後からのジャングル探検へとバスで向かって行きました。