8月1日(日)
 いよいよサマーキャンプも今回の3年生が最後となりました。最後を飾るに相応しく、バスで到着したちびっ子達は、元気にバスから飛び降りてきました。台風の影響が残っていることもあり、時折、強い風が吹き抜けるコンディションでしたが、午前中、上空を覆っていた雲も、この風にどんどんと押し流され、次第に青空が顔を出し始める、好天へと姿を変え始めました。
 早速、昼食の時間となったちびっ子達。用意してあった、焼いた虹鱒を一気にかぶりつくと、あっという間に持参したお弁当を平らげ、食欲旺盛なところを見せてくれました。その後、川遊びまでの時間をもてあましてしまった子達は、川べりにと出向き、優雅に泳ぐ魚たちを眺めながら、魚つかみの開始をまだかまだかと待ちわびていました。
 午後1時20分、大急ぎで水着へと着替えたちびっ子達は、コーチの“始め〜!”の号令を聞くと、次々と川の中へと飛び込み、目当ての魚目指して、走って行きました。川の中に入ると、先日の1・2年生達とはやはり違い、ほんの20分とたたないうちに、次々と魚を捕まえるちびっ子達が出始め、格の違いを見せてくれました。
 早々にほとんどの魚を捕まえてしまったグループは時間が残っていることもあって、もう一度魚つかみを楽しむために、捕まえた魚を逃がして、もう一度初めからやる、と言う余裕さえ見せつけてくれました。
 午後3時15分、川遊びは終了。ちびっ子達はそそくさと着替えると、満足げな表情でバスへと乗り込み、「飛騨古川駅」へと向かいました。