7月31日(木):その1
 今日の飛騨地方は朝から快晴に恵まれ、周りの山間からは、耳が痛くなる程の蝉の大きな声が聞こえ、夏本番を実感させる。気温の方もぐんぐんと上がり、北飛騨・河合村、なかんじょ川あたりでも30℃近くまで行きそうだ。
12時40分過ぎ、小学2年生のスクール生を乗せたバス2台が到着。学年にして1年の違いとは言え、さすがに2年生ともなるとバスを降りてくる子の大半は、疲れた様子も見せず、元気溌剌だ。
 早速、弁当を広げると、無心に食事を始めるちびっ子達。1年生の時と同様に、虹鱒の塩焼きをもらうと、手作りのお弁当と共に一気に胃の中へ、次と次と消えて行く。
 食事が済むと、待ちかねた川に入っての魚捕りの時間。と言っても浅瀬での掴み捕りですが。1学年の差はここでも顕著で、1年生は1時間以上、誰も1匹も捕まえることが出来なかったのに対し、30分もして魚の動きになれてくると、あちらこちらで“捕まえた!“の声が挙がり始める。
この日は見学のギャラリーも多く、川縁で、“あそこにいるよ”、“あっ、あっちの方へ言ったぞ〜!”との声に振り回されて、川の中をあちらこちらに駆け回り、大忙しのちびっ子達でした。
 時間が経つに連れて、どんどんと捕まる魚たち。中には、1人で、5匹も6匹も捕まえるもおり、格の違いを見せつけていました。青く晴れ渡った空の下、時間の経つのも忘れて、ちびっ子達は本当に大はしゃぎでした。どうもこの日は、1年生の時よりも場所のハンディがあったようで、取れにくい場所は他よりも深く、泥も多いようでした。逆に、沢山取れた場所は他よりも少々浅かったようです。(コーチの指導力の差ではないことを、一応、お伝えしておきます。)結果は、豊田校:26匹、金山校:20匹、三好B班:17匹、三好A班:11匹でした。
 3時過ぎまでじっくりと魚捕りを楽しんだちびっ子達は、水着を着替えると、バスで飛騨古川の町へ移動開始です。