2016シーズン試合結果

明治安田生命J1リーグ1stステージ 第8節:名古屋グランパスvsアルビレックス新潟

最終更新日時 2016/04/25 13:15

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パロマ瑞穂スタジアム 4/24(日) 13:04キックオフ

試合前

朝までの雨も上がり絶好な観戦日よりとなったパロマ瑞穂スタジアム。2016明治安田生命J1リーグ1stステージ第8節はホームでアルビレックス新潟との対戦となる。

水曜日に同スタジアムで開催されたヤマザキナビスコカップから中3日。このままゴールデンウィークへと突入し過密日程が続くが、だからこそホームでの今日の試合に勝利し、気持ちの面で余裕を持ち連戦を戦いたい。

13時キックオフとなる今日のゲーム、午後12時20分過ぎにフィールドプレイヤーがウォーミングアップのためピッチへと登場、サポーターへ頭をさげると素早くハーフコートへと散らばりボール回しなどを開始した。

そのナビスコカップに左サイドバックとして先発出場した高橋、和泉の2人がリーグ戦で初先発。今シーズン、即戦力として期待されるルーキーにサポーターからの期待も高いが、すでに途中出場も含め何試合か出場を経験し、特に気負った様子はないようだ。

前半

今日の名古屋、ゴールキーパーは武田。ディフェンスラインは右から矢野、大武、竹内、高橋の4人。イ スンヒ、田口が中盤底に位置しシモビッチの1トップ、その後ろに古林、和泉、永井が並ぶ4-5-1のシステムでのスタートが予想される。

前半、メインスタンドから向かって左にエンドを取った赤のユニフォーム名古屋に対し新潟ボールでキックオフ。

1分、自陣右の矢野から縦へのボール、シモビッチが相手ディフェンスライン裏へのボールを追うが新潟・川浪にクリアされる。

2分、新潟陣内高い位置で田口がパスカット、右の古林から矢野へ戻しゴール前を狙うが、ボールは相手ディフェンスにクリアされる。

3分、新潟ペナルティエリア付近で和泉のパスカットから左のシモビッチ、右足へと持ち替え転がしてのシュートを狙うが、このボールは新潟・川浪の正面を突きキャッチされてしまう。

5分、右へと開いた新潟・ラファエルから中へと戻したボールに新潟・端山が走り込むが永井がマーク、ボールには触らせず直接ゴールラインを割る。

6分、新潟・コルテースが後方からのパスに矢野の裏を狙うが、これはオフサイドの判定。

7分、自陣左で田口が新潟・古林を引っ掛けフリーキックを与える。

8分、名古屋陣内中央右から新潟ボールのフリーキック、ペナルティエリア内ファーサイドへのボールを新潟・大野に頭で折り返されるが、このボールは武田が抑える。

9分、新潟・小泉の右サイドでのオーバーラップは永井がマーク、高橋がタッチラインへとクリアする。

10分、新潟ペナルティエリア左で田口からのボールを受けた永井が右足で中へ、右を上がった古林が頭で折り返すが、このボールは中央で相手ディフェンスにクリアされる。

11分、左サイド高い位置で縦へと仕掛けた永井からのクロスは逆サイドで新潟・コルテースにゴールラインへとクリアされる。名古屋・右からのコーナーキック。田口が右足で上げたボールは新潟・舞行龍が中央でクリア。このボールを永井が右足ダイレクトで狙うが、このシュートはクロスバーを越える。

13分、新潟ペナルティエリア手前からイ スンヒのミドルシュートが相手ディフェンスに当たると右へ、このボールを拾った古林からのクロスを後ろへと体勢を崩しながらシモビッチが頭で合わせるが、このシュートはクロスバーを越える。

14分、新潟・小泉が右ハーフラインを超えた位置でボールを受けるが、永井がタッチラインへとクリア。

15分、左サイド高い位置でボールを受けた新潟・コルテースからのクロスは古林がゴールラインへとクリア。新潟・左からのコーナーキック。ショートでつなぎ中へのボールはニアサイドの永井がヘディングでクリアする。

16分、新潟・山崎の左でのドリブルは矢野がゴールラインへとボールをクリア。

17分、新潟・左からのコーナーキック。ショートでつなぎ新潟・加藤から中へのボールは古林が顔に当てタッチラインへとクリア。その場で一旦倒れたため主審が近寄るが、出血は見られずプレーを続ける。

18分、名古屋ペナルティエリア右でイ スンヒが新潟・端山のドリブルをスライディングで止め、このプレーに対しイエローカードが提示される。

19分、名古屋ペナルティエリア左から新潟ボールのフリーキック。新潟・小林の壁の下を狙ったシュートは左のポストに、その跳ね返りを再び新潟・古林が触るが、これはオフサイドの判定。

20分、新潟・ペナルティエリア手前右でシモビッチが頭で落としたボールを田口が左足ダイレクトで狙うが、縦へと鋭く落ちるシュートも枠の左へと外れる。

23分、新潟陣内中央でイ スンヒがインターセプト、ペナルティエリア付近の和泉の足元から反転したシュートは相手ディフェンスがカット、こぼれ球をイ スンヒが右足で狙うが、このシュートは新潟・川浪が触り枠を外れる。名古屋・右からのコーナーキック。田口からのボールのクリアをつなぎ最後、竹内が頭で触るが、このボールは新潟・川浪の正面を突きキャッチされてしまう。

24分、新潟陣内中央でパスカットした和泉が相手ディフェンス2人の間を突破、左足のシュートは左ポストに嫌われてしまう。

【得点】
25分、新潟陣内左の高橋からのアーリークロスを新潟ペナルティエリア内ニアサイドの和泉がヘディング。このシュートは新潟・川浪が弾くがこぼれ球をシモビッチが右足でしっかりと蹴り込みホームの名古屋が先制ゴールを奪った。

26分、新潟・端山がペナルティエリア付近でボールを受けるが、田口、竹内で挟みボールをクリア。

27分、ハーフライン付近右でボールを受けた和泉が前へと加速、しかし左からペナルティエリア内へと走り込む永井へは出せず一旦中へと持ち替える。ここからのパスはカットされこぼれ球を古林が右足で狙うが、このシュートは新潟・川浪に正面で抑えられてしまう。

29分、名古屋ペナルティエリア内右へと走り込む新潟・田中の前へのボールは高橋が密着し触らせず直接ゴールラインを割る。

30分、新潟ペナルティエリア左でボールを受けたシモビッチから中へのボールは相手ディフェンスに当たりタッチラインを割る。

31分、新潟陣内左の高橋からのアーリークロスが直接枠の方へと向かうが、後ろへと戻った新潟・川浪が抑える。

33分、右サイドから中方向へと持ち上がった古林が、ゴール前中央のシモビッチを囮にその外へと浮かせると左から走りこんだ永井が相手ディフェンスの上から頭で触るが、このシュートは新潟・川浪の正面で抑えられてしまう。

35分、左サイド高い位置を取る新潟・コルテースの前へのボールはファーストタッチが流れタッチラインを割る。

36分、センターサークル付近で田口のディフェンスからイ スンヒ、永井、左サイドを上がる高橋とつなぎペナルティエリア内左で粘り中へ、ニアサイドのシモビッチが頭で触るが、このシュートは相手ディフェンスに当たりクリアされる。

37分、自陣中央でパスカットした竹内がそのまま中央突破を狙うが、ここはファールで止められてしまう。

38分、新潟ペナルティエリア左の永井から右足で浮かせたボールは、シモビッチ手前に入った新潟・舞行龍にヘディングでクリアされる。

39分、新潟ペナルティエリア手前で楔のボールをシモビッチが足先で丁寧に落としイ スンヒへ、さらに左の永井を狙うがコースが合わず合わずボールはタッチラインを割る。

41分、名古屋ペナルティエリア左の新潟・コルテースから中へのボールを逆サイドから折り返されるが、竹内が右足でクリア。

42分、名古屋陣内中央を持ち上がった新潟・山崎から新潟・ラファエルの前を狙ったボールは高橋がマーク、ボールには触らせずゴールラインを割る。

43分、新潟陣内右で矢野が倒されフリーキックを得る。新潟陣内中央右から名古屋ボールのフリーキック。田口が右足でゴール前へと上げたボールは新潟・川浪が直接抑える。

45分、ハーフライン手前右で田口のパスカットからのボールを受けた和泉がそのまま中央をドリブル、ペナルティエリア付近で右足へと持ち替えたシュートが枠を捕らえるが、新潟・川浪に弾かれゴールラインを割る。
(アディショナルタイム表示:1分)

アディショナルタイム1、名古屋・右からのコーナーキック。田口からのボールをファーサイドの大武が体勢を崩しながら頭で合わせるが、このシュートはクロスバーを越える。

アディショナルタイム2、自陣左から新潟ボールのスローインをカットしたところで前半終了。

田口、イ スンヒの開幕当初からの中盤コンビに戻り、中盤から前でのボール奪取が数多く見られた前半。新潟ゴール前へのプレッシャーを高めると、先のナビスコカップでのプレーを見て先発に抜擢された高橋、和泉の活躍から先制、1点リードでの折り返しとなった。課題の後半、ホームで守りに回ることなく、さらに追加点を奪い試合を決めたい。

後半

エンドを替えた後半、名古屋ボールでキックオフ。

1分、新潟陣内左の高橋からのアーリークロスは相手ディフェンスにクリアされる。

2分、名古屋ペナルティエリア内右を狙う新潟・ラファエルへ浮かせたボールは高橋がヘディングでカットする。

3分、センターサークル内の田口から左の永井を狙ったボールはタイミングが合わずタッチラインを割る。

4分、新潟ペナルティエリア右で古林とのワンツーで矢野が突破を狙いコーナーキックを得る。

5分、名古屋・右からのコーナーキック。田口が右足で上げたボールシモビッチがヘディング、こぼれ球を和泉が押し込むがオフサイドの判定、ノーゴールとなってしまう。

6分、新潟・ラファエルの右からのクロスは大武がゴールラインへとクリア。新潟・右からのコーナーキック。グラウンダーから戻したボール、再び名古屋ゴール前へのボールは武田が抑える。

7分、自陣右でドリブルを仕掛けたイ スンヒ倒されフリーキックを得る。

8分、右サイドからペナルティエリア内へと突破し持ち込んだ新潟・ラファエルからグラウンダーのボールは大武がわずかに触り逆サイドタッチラインを割る。

9分、名古屋ペナルティエリア内へのこぼれ球を新潟・コルテースが狙うが竹内がカバー、竹内のクリアはコルテースに当たりゴールラインを割る。

10分、新潟陣内中央右でボールを受けたシモビッチのすねに相手の足が入りフリーキックを得る。

11分、新潟陣内中央右から名古屋ボールのフリーキック。田口が右足で上げたボールはニアサイドで相手ディフェンスにクリアされる。これを拾った田口が再度右足で中へと狙うが、このボールもクリアされる。

12分、名古屋ペナルティエリア右から新潟・小泉の速いクロスは大武がゴールラインへとクリア。新潟・右からのコーナーキック、中央でのこぼれ球はイ スンヒがクリアする。

13分、新潟ペナルティエリア付近中央の田口に当て永井がダイレクトでのワンツーを狙うが、リターンボールにはわずかに追いつけずゴールラインを割る。

14分、新潟・ラファエルのペナルティエリア内での突破は竹内が体を当てノーファールで止める。

15分、右サイドで高い位置を取る新潟・田中の前へのボールは高橋がヘディングでカット、これをクリアする。

16分、ハーフライン付近で右へと流れる田口が新潟・加藤に倒されフリーキックを得る。

【得点】
17分、新潟ペナルティエリア手前左で和泉がパスカット、このボールを拾った永井が中央へと流れると、右足インサイドで強く、そして確実なシュートを右下隅へと蹴り込み2点差とするゴールを決めた。

18分、新潟1人目交代:山崎→野津田

【失点】
19分、名古屋ペナルティエリア直前へと浮かせられたボールに抜け出した新潟・端山に、前と飛び出す武田の頭上を越すシュートを決められ1点差とされてしまう。

20分、名古屋ペナルティエリア内左で受けた新潟・田中の左足のシュートは武田が抑える。

21分、新潟ペナルティエリア左の和泉の右足へと持ち替えたクロスをシモビッチがその場で体をひねり頭で合わせるが、このシュートは枠の右へと外れる。

22分、新潟陣内左の永井の外をオーバーラップした高橋からのクロスは新潟・川浪にパンチングでクリアされる。

23分、名古屋ペナルティエリア左、ゴールライン付近から新潟・コルテースのダイレクトでの折り返しは武田が直接抑える。

24分、名古屋1人目交代:古林→矢田

25分、新潟・加藤がペナルティエリア内へと仕掛けるが、竹内がゴールラインへとクリア。

26分、ハーフライン手前左の永井から右の和泉へ、頭で中へと落とし前へと持ち替えるがボールはクリアされてしまう。

27分、名古屋ペナルティエリア手前左から新潟・野津田の左足のシュートは武田が正面で抑える。

28分、新潟2人目交代:田中→伊藤

29分、新潟ペナルティエリア手前左で高橋からのボールを矢田がワントラップし前へ、和泉がペナルティエリア内へと走るが、ボールは新潟・川浪にクリアされる。

30分、名古屋2人目交代:和泉→松田

31分、自陣左タッチライン際へディフェンスに戻った永井が新潟・野津田と交錯、その場で倒れこむが主審が近寄り確認、プレーは続けられるようだ。

32分、左サイドハーフライン付近でシモビッチが新潟・舞行龍に引っ掛けられフリーキックを得る。

33分、ここからのフリーキック、田口からの長いボールに新潟ゴール前へと逆サイドから走りこんだ矢田が頭で飛び込むが、このシュートはクロスバーを越える。

34分、新潟3人目交代:舞行龍→増田

35分、新潟陣内中央で田口、矢田とパス交換し左の高橋へ。ここからのクロスをシモビッチが頭で合わせるが、このシュートは枠の右へと外れる。

36分、新潟ペナルティエリア手前で永井がボール奪取、左を追い越す田口の前へのパスを田口が右足で合わせるが、このシュートは相手ディフェンスに当たり枠を外れる。

37分、名古屋・左からのコーナーキック。田口からのボールを中央へと飛び込んだ竹内が頭で触るが、ボールは逆サイドでゴールラインを割る。

38分、ハーフライン手前右の矢田から相手ディフェンスライン裏を狙ったボールに松田が抜け出すが、ボールは先に新潟・川浪にクリアされてしまう。

39分、ハーフライン付近から名古屋ボールのフリーキック、竹内からのボールをシモビッチが頭で落とし松田が難しい角度から右足で直接狙うが、このシュートはクロスバーを越える。

40分、ハーフライン付近左で新潟ボールのスローイン、ミスによりこぼれたボールを永井が相手キーパーを見てロングシュートで狙うが、枠の左へと外れる。

42分、新潟・端山のペナルティエリア内での突破は田口が密着、浮き上がったボールは武田が抑える。

43分、新潟ペナルティエリア右から矢田が縦へと仕掛けコーナーキックを得る。

44分、名古屋・右からのコーナーキック。田口が右足で上げたボールはニアサイドで相手ディフェンスにクリアされる。

45分、名古屋ペナルティエリア内で新潟・野津田の仕掛けからこぼれ球を新潟・野津田に右足で狙われるが、このシュートは武田が弾きクリアする。
(アディショナルタイム表示:4分)

アディショナルタイム1、自陣中央でシモビッチが足を痛め倒れたピッチの外へと出される。

アディショナルタイム2、名古屋3人目交代:シモビッチ→川又
右からのグラウンダーのクロスを新潟・野津田に合わせられるが、武田が触り浮いたボールはゴール目の前で矢田がクリアする。

アディショナルタイム3、新潟陣内左から名古屋ボールのスローイン、高橋から前の川又を狙ったボールは相手ディフェンスにタッチラインへとクリアされる。

アディショナルタイム4、名古屋ペナルティエリア左の新潟・コルテースからのクロスは松田がゴールラインへとクリア。

ここで試合終了。

後半、永井ゴールで2点差としたが、その直後に1点返されると、そこからは新潟の猛攻にさらされた名古屋。矢田、松田と攻撃的な選手を投入し、安全圏へのゴールを狙うが3点目は奪えず。終了間際には2度の決定機を相手に与えてしまうが、怪我の楢崎代わってゴールマウスを守る武田が、神がかり的なセーブで1点差を守りきり試合終了。3月19日(土)、同じ瑞穂での仙台戦以来、実に1ヶ月以上ぶりの勝利をホームで飾った。


試合終了後記者会見

160424-ogu.jpgチーム状況や流れもあり、なかなか簡単には勝てない状況でしたから、終わった直後の印象は「武田(洋平)さまさま」ですね。武田もいろいろな想いを持って試合に出ていたと思いますが、その気持ちを出してくれたことが、今日のビッグセーブにつながったと思います。2点目を取れたことは良かったのですが、その後もシュートを打てるシーンがあったにもかかわらず、3点目を奪い切る、しっかり試合を決め切ることができませんでした。チームとしても3点目を狙いにいったのですが、そこで追加点を取れなかったことで、新潟に反撃するチャンスを与えてしまった印象です。ただ、なかなか勝てない流れの中で、私自身も選手も「とにかく勝ちがほしい」と望んでいました。そういう意味では勝利への意欲は強かったと思います。

Q.今日は高橋諒選手、和泉竜司選手の2人をスタメンで起用しました。若い2人のプレーはどうでしたか?

高橋は、以前より比較的慌てないようになってきました。もともと、しっかりしたクロスを上げられる選手ですが、練習中からかなり積極性が出てきたので、試合でもトライさせようと考えました。押し込まれたとき、一対一でジリジリ下がってしまうところ、球際の強さは彼の課題だと思いますが、一方でポジティブな部分も出してくれたと思います。もちろん、まだまだやるべきことはありますが、自分の課題を克服しながら、彼の良さであるクロスや、中に切れ込むプレーは続けていってほしいと思います。和泉については、前を向いて、前に飛び出すプレーは出せるようになってきました。しかし、前半のチャンスを逃したシーンなどは、もっと周りを見る余裕がほしいですね。余裕を持つことで、彼自身の攻撃的なセンスや、自分でゴールを奪えるプレーが出てくると思います。そうなれば、もっとあのポジション(トップ下)でも際立ってくると思います。

Q.試合が終わった瞬間、大きなリアクションをされていました。公式戦7試合ぶりの勝利ということで、安堵されたのではないですか?

安堵はあります。プロの世界は、勝たないことには内容をうんぬん言っても仕方ない、厳しい世界ですからね。正直なところ、本当に勝ちがほしい気持ちが強かった。また試合展開にもしびれさせられた部分がありましたから、結果が出てホッとしたというのが正直な気持ちです。

Q.以前からチームで取り組んできた「攻守の切り替え」という部分はどうでしたか?

悪くなかったと思います。自分たちが押し込まれる形になる前は、隙があったら高い位置からボールを狙う、それができなければブロックを作って相手を追い込んでいく。そしてボールを奪ったら素早く切り替えて、縦パスを狙う、という形はできていたと思います。これまでは切り替えからシュートまで持っていけないこともありましたが、そこを今日はシュートまで持ち込めた点は評価したいですね。しかし、そこでしっかりフィニッシュする、ダメ押し点を取るという強さが、今後は絶対に必要になってくると思います。