2013シーズン試合結果

2013J1リーグ第13節:セレッソ大阪vs名古屋グランパス

最終更新日時 2013/05/26 10:19

AWAY GAME

キンチョウスタジアム 5/25(土) 19:04キックオフ

試合前


上空を雲に覆われた大阪・キンチョウスタジアム。2013J1第13節はアウェイでセレッソ大阪戦との対戦となる。

水曜日に行われたナビスコカップ・新潟戦で久しぶりに勝利した名古屋。3月に開幕しリーグ戦、カップ戦と過密日程で試合が重ねられてきたが、ここまでリーグ戦では3勝3分6敗、勝ち点12での14位、ナビスコカップでもグループステージでの敗退がきまり低迷するグランパス。リーグ戦では現在4連敗中と苦しい状況だが、中断前最後となる今日の試合、何とか勝利という結果を出し名古屋へ帰りたい。

昨年は長居スタジアムで開催された同カードだが、グランパスにとっては2年ぶりとなるキンチョウスタジアムでの試合となる。陸上トラックが無く4方のスタンドからピッチが近いサッカースタジアムならではの臨場感で、試合前から両サポーターの歓声が響くスタジアムに午後6時20分過ぎ、ウォーミグアップのため選手が姿を現す。

ここ数試合、先制しながら逆転負けが繰り返された名古屋だが、水曜日の新潟戦では相手のオウンゴールというラッキーな先制から、玉田の追加点を守り切り2-1で逃げ切った。楢崎の好セーブ、相手の決定力不足に助けられた場面もあったが、それでも勝利という結果を求めていた名古屋にとっては浮上のきっかけになるのではないだろうか。

一般的なスタジアムとは違いメインスタンドから向かって左にアウェイサポーターが位置するキンチョウスタジアムだが、ウォーミングアップを行う選手達もまずはそのサポーターの目の前、ピッチサイドでしっかりとストレッチを行う。中2日の試合で体に重さも感じるかもしれないが、前売完売でアウェイまで駆けつけたサポーターからの声援に、気持ちを高ぶらせているようだ。

前半

メインスタンドから向かって右にホーム・セレッソ大阪サポーター、左にアウェイ・名古屋グランパスサポーターが陣取るキンチョウスタジアム。両サポーターの歓声が響くスタジアムに22人の選手が姿を現す。

今日の名古屋、ゴールキーパーは楢崎。ディフェンスラインは右から田中(隼)、ダニエル、闘莉王、阿部の4人。田口、ダニルソンが中盤底に位置し、ケネディの1トップ、その後ろに藤本、玉田、田中(輝)の3人が並ぶ4-5-1のシステムでのスタートが予想される。

前半、メインスタンドから向かって左にエンドを取った赤のユニフォーム・名古屋に対し、C大阪ボールでキックオフ。

1分、ハーフライン付近でC大阪・枝村から田口がボール奪取を狙うが、引っかけてしまいファールの判定。
2分、C大阪ペナルティエリア手前で楢崎からのボールをケネディが胸で落とし、藤本が左足で狙うが、このシュートは枠の左へと外れる。
3分、右サイドを上がったC大阪・酒本からのクロスは楢崎が抑える。
4分、名古屋陣内センターサークル付近のC大阪・シンプリシオからペナルティエリア内へのボールは、ダニエルがヘディングでクリア。
6分、名古屋ペナルティエリア内左で後ろからのボールを受けたC大阪・枝村のシュートは楢崎が抑える。
7分、左からのクロスにC大阪・柿谷がペナルティエリア内へ進入するが、ここはオフサイドの判定。
8分、左サイド高い位置でボールを受けた田中(輝)から中へサポートに入った田口。ゴールライン付近へ進み、中へと折り返すが、直接ゴールラインを割る。
9分、C大阪陣内左高い位置の田口のディフェンスからこぼれたボール、これを拾った玉田が外へドリブルで流れるが、ここはC大阪・酒本にタッチラインへと出されてしまう。
10分、名古屋陣内中央のC大阪・シンプリシオから縦へのボールは田口が触り、闘莉王がクリア。
12分、右からのボールをC大阪・山口がダイレクトで前へ落とし、ペナルティエリア内を狙うが、このボールは闘莉王がクリア。
13分、C大阪・陣内左タッチライン際でドリブルを仕掛けた阿部がC大阪・シンプリシオに倒される。このプレーでC大阪・シンプリシオにイエローカードが提示される。
14分、C大阪陣内左タッチライン際から名古屋ボールのフリーキック。田口が右足でゴール前へ上げたボールはC大阪・キムが直接抑える。ここから左サイドのC大阪・丸橋へ繋ぎ、カウンターを仕掛けられるが、戻った玉田が体を前に入れ、ファールを誘い名古屋ボールのフリーキックとなる。
15分、C大阪ペナルティエリア手前中央の田中(輝)のシュートは味方に当たりクリアされる。

開始からここまで圧倒的に抑えられている名古屋。アウェイで苦しいゲーム展開だが、しっかりと耐えペースを掴みたい。

16分、C大阪ペナルティエリア手前で右からのボールを受けた田口。左足でのミドルシュートはC大阪・キムの正面を突き、キャッチされてしまう。
17分、右サイドのC大阪・山口がドリブルを仕掛けるが、ここは阿部がゴールラインへとクリア。C大阪・右からのコーナーキックはダニルソンがヘディングでクリア。
18分、自陣からのクリアボールを玉田が落とし、田口、さらに左へ流れる玉田へのスルーパスを狙うが、ここは相手ディフェンスにカットされクリアされる。
20分、玉田からのパスに左サイドを上がった阿部のクロスはC大阪ゴール前を抜け、直接逆サイドゴールラインを割る。
21分、C大阪陣内中央の藤本からペナルティエリア内中央のケネディへ低く速い楔のボールが入るが、相手ディフェンスにしっかりと付かれシュートへは持ち込めず、浮き上がったボールはクリアされる。
22分、阿部からのアーリークロスに藤本がペナルティエリア内ニアサイドへ走り込むが、ここはオフサイドの判定。
23分、左から中へ持ち込んだ田中(輝)、藤本と繋ぎ、縦への速いボールをケネディが体を入れ替え受けるが、ここはオフサイドの判定となる。
24分、自陣左で田口がC大阪・柿谷からボールを奪うが、ここで相手を倒し、ファールの判定を取られる。
25分、C大阪・丸橋から縦へのボールはダニエルが見送り、直接タッチラインを割る。
26分、自陣右でスローインからのボールを競り合ったケネディがファール。相手のリスタート位置を直そうとした藤本に対しイエローカードが提示される。この位置からのフリーキック、名古屋ゴール前へのボールは楢崎がパンチングでクリア。
27分、左サイド高い位置でボールを受けたダニルソンからのクロス。中央のケネディが相手ディフェンスを上手く抑えながら足先で触るが、このシュートは枠の右へと外れる。
28分、左からの速いクロスをペナルティエリア内へ進入したC大阪・シンプリシオが足の裏でトラップするが、間へのボールはダニエルがクリア。
30分、C大阪・エジノとのワンツーでC大阪・柿谷がペナルティエリア内へ進入するが、ここは阿部がゴールラインへとクリア。C大阪・左からのコーナーキックはニアサイドの田中(輝)がクリア。

依然としてボールを支配され、カウンター以外では中々チャンスの作り出せない名古屋。苦しい時間を耐えたい。

31分、C大阪・酒本からのアーリークロス。ニアサイドでC大阪・エジノと競り合った闘莉王に当たったボールはゴールラインを割る。
32分、C大阪・右からのコーナーキックは中央の闘莉王がクリア。逆サイドへ流れたボールを拾ったC大阪・枝村を倒したダニルソンにイエローカードが提示される。
34分、名古屋陣内左コーナーフラッグ付近からC大阪ボールのフリーキックはニアサイドの田口がヘディング、藤本が前線へとクリア。
35分、自陣でダニルソンのシュートブロックからカウンターをカウンターを仕掛ける名古屋。右寄りの藤本から左の玉田へ。ペナルティエリア内で縦へのドリブルから中央のケネディへ折り返すが、このボールは直接ゴールラインを割る。
37分、自陣左で田中(輝)から落としを受けた阿部から縦の玉田へ楔のボールは、C大阪・酒本にクリアされる。
38分、自陣中央のダニルソンから左の阿部へ。相手のプレスに阿部がダイレクトで縦の田中(輝)へヘディングで狙うが、このボールはコースが合わず直接タッチラインを割る。
39分、藤本からのパスに右を上がった田中(隼)のドリブル、クロスでコーナーキックを得る。
40分、名古屋・右からのコーナーキック。藤本が左足で上げたボールをファーサイドのダニエルがヘディングで叩き付けるが、このシュートはC大阪・キムの正面を突きキャッチされてしまう。ここから左に開くC大阪・エジノへ繋ぎカウンターを狙われるが、戻った田口がタッチラインの外へと追い出す。
41分、C大阪陣内左で阿部のパスカットから藤本、ケネディと落とし、走り込んだ玉田がダイレクトで狙うが、このシュートは相手ディンフェスに当たりクリアされる。
43分、右サイドを上がったC大阪・酒本からのクロス。ここはペナルティエリア内へ戻った田中(輝)がヘディングでゴールラインへとクリア。
44分、C大阪・左からのコーナーキックは中央の阿部がヘディングで弾き、逆サイドのタッチラインを割る。
45分、名古屋陣内右ハーフライン付近でC大阪・エジノがボールを受けるが、田中が前へ向かせず、タッチラインへと追い出す。
(ロスタイム表示:1分)
ロスタイム2、楢崎からケネディを狙ったボールはC大阪・山下にヘディングでクリアされる。

ここで前半終了。

試合開始から45分、終始C大阪のペースで進んだ前半。名古屋もカウンターから2度ほど大きなチャンスはあったが、スコアレスでの折り返し。後半も簡単にペースは掴めないかもしれないが、しっかりと耐え、限られたチャンスを活かしたい。

後半

エンドを替えた後半、名古屋ボールでキックオフ。

1分、C大阪陣内中央でボールを受けた玉田。ペナルティエリア内左へ走る田口の前を狙うが、ここはC大阪・山下にカットされクリアされる。
2分、自陣でのボール回し、ダニエルからのボールを楢崎が前線へと蹴るが、オフサイドポジションにいたケネディはプレーを続けられずボールはクリアされる。
3分、C大阪・エジノが右ゴールライン際で粘り中央へと折り返すが、このボールは楢崎がしっかり抑える。
4分、右サイド高い位置のC大阪・山口から中へのボールは、前へ出た楢崎が抑える。
5分、右から中へ持ち込んだダニルソン、左の田中(輝)と繋ぎ、中央でボールを受けた田口が右足で狙うが、このミドルシュートはクロスバーを超える。
6分、右からグラウンダーのボールをペナルティエリア内中央、後ろ向きで受けたC大阪・シンプリシオが浮かし、バイシクルシュートで狙うが、このボールはクロスバーを超える。
8分、ケネディからのボールを左で受けた玉田。縦へとドリブルで仕掛けるが、体を前へ入れられたC大阪・山下をそのまま押さえてしまいファールの判定となる。
9分、自陣センターサークル付近で闘莉王が交錯し得たフリーキック。闘莉王がペナルティエリア内右の藤本を狙うが、ヘディングで競り合ったボールはゴールラインを割る。
10分、ハーフライン付近の闘莉王から縦へのボール。玉田がペナルティエリア内へと走るが、このボールはC大阪・キムが直接抑える。
11分、ダニルソンのドリブルから左の田中(輝)へ。右足へ持ち替え、中を狙ったクロスはクリアされる。

【失点】
12分、C大阪・シンプリシオの縦方向のワンツーパスからペナルティエリア付近のC大阪・エジノへ。これを受けたエジノがディフェンスのマークを左へ外し、左足でのシュートをゴール隅へ決められ、先制ゴールを許してしまう。

13分、名古屋1人目交代:田中(輝)→ヤキモフスキー

14分、名古屋・右からのコーナーキック。藤本が左足上げたボールはニアサイドでクリアされる。しかし、田口がスライディングで素早くボールを奪い返し、中へのクロス。これにファーサイドの闘莉王がヘディングで飛び込むが、このシュートは枠の左へと外れる。
15分、左からのクロスにC大阪・山口がペナルティエリア内へ飛び込むが、ここはオフサイドの判定。

先制ゴールを許した名古屋。残された30分で何としても同点、そして逆転ゴールを奪って欲しい。

16分、右タッチライン際をドリブルで上がった藤本がペナルティエリア内まで進入するが、C大阪・丸橋のスライディングでボールはクリアされる。
18分、玉田からのパスに左サイドを上がったダニルソン。中央のケネディを狙った速いボールは合わせられず、ボールは逆サイドでクリアされる。
19分、C大阪陣内右の田中(隼)からのアーリークロス。これをファーサイドのヤキモフスキーが相手ディフェンスに付かれながらヘディングで合わせるが、このシュートは枠の左へと外れる。
21分、C大阪陣内右のダニルソンからペナルティエリア内へのボールは直接ゴールラインを割る。

【失点】
22分、自陣で闘莉王から田中(隼)へのパスをカットされる。これを受けたC大阪・枝村からペナルティエリア内へのスルーパスに抜け出したC大阪・柿谷に右足のゴールを決められ、2点差とされてしまう。

23分、名古屋2人目交代:田口→牟田

25分、左サイドを上がったC大阪・丸橋からのアーリークロスは牟田がクリア。
26分、名古屋ペナルティエリア手前でダニエルとC大阪・柿谷が交錯するが、ここはC大阪・柿谷がオフサイドとなる。
27分、ダニルソンからのボールを右で受けたC大阪・田中(隼)からのクロスはC大阪・キムが直接抑える。
29分、C大阪・酒本が右サイドからドリブルを仕掛け、ヤキモフスキーがゴールラインへとクリア。
30分、C大阪・右からのコーナーキックはニアサイドの牟田が触り、逆サイドのダニルソン、田口でクリア。

アウェイで2点差とされた名古屋。残り15分で意地を見せて欲しい。

32分、左サイドのヤキモフスキーからのクロス。ペナルティエリア内のケネディがヘディングで落とすが、闘莉王へは届かず、ボールはC大阪・キムにクリアされる。
33分、名古屋ペナルティエリア手前左寄りでボールを受けたC大阪・シンプリシオのシュートはディフェンスに当たり、枠の右へと外れる。C大阪・右からコーナーキック。ペナルティエリア手前でボールを拾ったC大阪・丸橋のシュートは楢崎が一旦弾きながら抑える。

34分、名古屋3人目交代:玉田→矢野

35分、C大阪・左からのコーナーキックはニアサイドの矢野がクリア。これを拾った藤本から右サイドのヤキモフスキー、ペナルティエリア内で中央からサポートに入った矢野へと繋ぐが、C大阪・キムにボールは抑えられてしまう。
35分、右サイドで闘莉王からのボールを受けた田中(隼)からのクロス。これを闘莉王自身が難しい体勢のヘディングで合わせるが、枠を捉えたシュートはC大阪・キムにクリアされる。
36分、カウンターから左サイドを上がるC大阪・柿谷のドリブルをダニエルが止め、このプレーでイエローカードが提示される。
37分、名古屋陣内左からC大阪ボールのフリーキックは中央でディフェンスがクリア。
39分、C大阪陣内中央の藤本から縦へのボール。これをペナルティエリア付近のケネディが落とし、闘莉王が右足で狙うが、このシュートはC大阪・キムにキャッチされる。
40分、右からのボールをペナルティエリア内のC大阪・柿谷が粘り、戻したボールをC大阪・扇原に狙われるが、このシュートは枠の右へと外れる。

41分、阿部からのアーリークロスをエリア内のケネディが胸で落とすが、ここはオフサイドの判定。
C大阪1人目交代:枝村→南野

42分、自陣中央でダニルソンのパスカットから縦の闘莉王、さらにケネディと狙うが、このボールはカットされてしまう。
43分、闘莉王からのボールに左足を上がったダニルソンからのクロスは、相手ディフェンスにゴールラインへとクリアされる。名古屋・左からのコーナーキック。ヤキモフスキーが上げたボールを牟田がヘディングで触るが、ボールはクロスバーを超える。
44分、名古屋陣内右でボールを受けたC大阪・エジノがドリブルを仕掛けるが、阿部、牟田で挟み、何とかボールをクリアする。
45分、阿部からの楔のボールを受ける闘莉王が後ろから倒され、フリーキックを得る。
(ロスタイム表示:3分)

【得点】
ロスタイム1、C大阪陣内左40m程度の位置から名古屋ボールのフリーキック。藤本が左足で上げたボールを中央のケネディがヘディングで合わせ、この時間に1点差とするゴールを決めた。

ロスタイム2、C大阪2人目交代:エジノ→楠神

ロスタイム3、C大阪陣内中央で牟田のパスカットから藤本、右の矢野と繋ぎ、中央への折り返しを闘莉王がヘディングで合わせるが、このシュートはC大阪・キムの正面を突きキャッチされる。

ロスタイム4、右からのボールをペナルティエリア内の矢野が粘り、ボールを右へ落とす。これを闘莉王が右足で狙うが、このシュートはゴール右角に嫌われてしまう。
C大阪3人目交代:柿谷→杉本

ロスタイム5、C大阪ペナルティエリア手前の闘莉王からエリア付近左のケネディの前へのボール、これをケネディが左足ダイレクトで狙うが、このシュートは僅かにクロスバーを超える。

ここで試合終了。

後半ロスタイムに1点を返すと、ここから2度の決定的な場面を迎えたが決められず。90分を通した内容を考えると点差以上に押し込まれた中断前最後の試合に敗れ、これでリーグ戦連敗を5としてしまった。


試合終了後記者会見

130525-mr.jpg過去の我々の良い時期というのは終わりました。難しい困難に当たっているということです。攻撃もうまくいかなかったですし、今日は敵の侵入を止めることができませんでした。C大阪の方が勝ちに値するサッカーをしていましたし、おめでとうと言いたいです。

Q.ケネディ選手が先発で出場をし始めた、FC東京戦から勝ちから遠ざかっていますが?

彼をベンチに置いた方が勝てるということですか? そうではなく、我々の攻撃のところに問題があります。全体として前の選手が見えていない、前を向くことができていないですし、局面での戦いに勝てていないということです。

Q.ケネディ選手を使い続ける理由、監督の考えを教えていただけますでしょうか?

彼はチームの中でNo.1、上のレベルの選手です。しかし、このような選手がいても勝てていないということは、ベンチにいてもらうしかないのかもしれません。

前向きに考えると、このような難しい状況で中断期に入るということです。選手たちとはしっかりと話し合って、考えをすり合わせていきたいです。私たちも名前を背負っていますし、しっかりとチームを立て直して次に繋げていきたいと思います。

Q.中断期に行われるキャンプではどのようなことを取り組んでいくのでしょうか?

たくさんありますが、選手たちとはまずは真剣に話し合って、ハードワークというものを植え付けなければなりません。今日の試合ではベストを尽くして、後半、闘莉王を前に上げました。前半の攻撃はゼロでしたからね。前の選手が得点を取れないということは恥ずかしいことです。
ただ、もっと早く点が取れていれば、ロスタイムまで待つ必要はありませんでした。今日の試合は幻想のような、選手たちが見えない試合でした。

5試合以上も勝ちがないということは恥ずべきことですし、ファン、サポーターの皆さんには謝りたいと思います。この中断期で全てを変えなくてはなりません。