2013シーズン試合結果

2013J1リーグ第12節:鹿島アントラーズvs名古屋グランパス

最終更新日時 2013/05/19 10:50

AWAY GAME

カシマサッカースタジアム 5/18(土) 14:04キックオフ

好天に恵まれた茨城県立カシマサッカースタジアム。2013J1第12節はアウェイで鹿島アントラーズとの対戦となる。

前節、ホームで横浜F・マリノスに逆転負けを喫した名古屋。2009年シーズン以来リーグ戦での3連敗となるが、チーム状態自体は上向きなだけに、再浮上するためのきっかけとなる結果を出したい。

今日の対戦相手は鹿島アントラーズ。20年前の5月16日、同カードがグランパスとアントラーズにとってのJリーグ開幕戦となったが、あれから20年。同じカシマスタジアムでの対戦に因縁を感じるサポーターも数多くいるのではないだろうか。

午後1時30分、ゴールキーパー陣に続きフィールドプレイヤーがピッチへウォーミングアップのため選手が姿を現すと、遠く鹿島まで駆けつけたグランパスサポーターから歓声が沸き起こった。

4月にはヤマザキナビスコカップでも対戦し今シーズン2度目のカシマスタジアムだが、前回の雨に対し今回は晴れ。ピッチ状態も良好なようでウォーミングアップを行う選手も長短のパスや足下でのボール捌きで感触を確認しているようだ。

11節を終え勝ち点12の14位に沈む名古屋だが、再浮上のきっかけをつかむためには、かつて鬼門とまで言われたこの地での勝利が最も効果的となるのではないだろうか。

前半

20年目を迎えたJリーグ。2002年W杯のためスタジアム自体は増築されたが、あの時と同じピッチに22人の選手が姿を現す。

今日の名古屋、ゴールキーパーは楢崎。ディンフェスラインは右から田中(隼)、闘莉王、増川、阿部の4人。田口、ダニルソンが中盤の底に位置し、ケネディの1トップ、その後ろに小川、玉田、藤本の3人が並ぶ4-5-1(4-2-3-1)のシステムでのスタートが予想される。

前半、メインスタンドから向かって右にエンドを取った白のユニフォーム・名古屋ボールでキックオフ。

1分、センターサークル付近でケネディが競り合い落としたボール、これを田口がダイレクトで前線へと狙うが、このボールは鹿島・曽ヶ端が直接抑える。
2分、左サイドを上がった阿部がアーリークロス。鹿島・青木のヘディングのこぼれ球を藤本が右足で狙うが、このシュートは枠の右へと外れる。
3分、鹿島陣内右で小川が倒され得たフリーキック。藤本から鹿島ゴール前へのボールはクリアされる。再び拾った名古屋が小さく繋ぎ、エリア内左の闘莉王からグラウンダーのクロスを狙うが、このボールは鹿島・岩政にタッチラインへとクリアされる。
4分、右から鹿島・遠藤がドリブルで持ち上がるが、闘莉王がコースをカット、前へと流れたボールは楢崎が抑える。
5分、自陣右から前方へのボールを鹿島・大迫が追うが、ここはオフサイドの判定となる。
6分、ハーフライン付近左のダニルソンから右サイドを駆け上がる藤本の前へサイドチェンジを狙うが、このボールは鹿島・中田にクリアされる。
7分、右サイドでボールを受けた鹿島・野沢から名古屋ペナルティエリア方向へのボールは、増川がタッチラインへとクリア。
8分、自陣右の闘莉王から右サイドを上がる玉田の前を狙ったボールは鹿島・中田にクリアされる。
9分、自陣左で阿部が鹿島・西に遅れ気味のスライディングで倒される。このプレーで鹿島・西にイエローカードが提示される。
10分、センターサークル付近で闘莉王が鹿島・本山の縦パスをカット。右の藤本、玉田と繋ぎ、ファーサイドを上がった闘莉王への折り返しを足先でコントロールし右足で狙うが、このシュートは鹿島・曽ヶ端の正面を突きキャッチされてしまう。
12分、右からのクロスをゴール中央の鹿島・大迫にヘディングで合わせられるが、至近距離のシュートは楢崎が弾きクリアする。
13分、右サイドを上がった鹿島・野沢からのクロスは田中(隼)がヘディングでクリア。
14分、右サイド高い位置でボールを受けた鹿島・野沢からのクロスは闘莉王がクリア。このボールに走り込んだ鹿島・本山のダイレクトシュートは増川が体でブロック、前線へとクリア。
15分、名古屋ペナルティエリア手前へのボールに走り込んだ鹿島・柴崎のシュートは闘莉王が体に当て、枠を外れる。

ボールポゼッションでは若干名古屋が上回るが、開始からここまでお互いに慎重な戦いを続けている。アウェイの名古屋としては訪れたチャンスを活かし、先制ゴールを奪いたい。

16分、鹿島・左からのコーナーキックは中央でディフェンスがクリア。鹿島・岩政が再度、頭でエリア内へボールを入れるが、ここは直接ゴールラインを割る。
17分、名古屋ペナルティエリア内で鹿島・本山がボールを落とし、ペナルティエリア外の鹿島・柴崎が右足で狙うが、このシュートはクロスバーを超える。
19分、左サイド高い位置でダニルソンからのボールを受けた藤本。中へのドリブルで鹿島・西を交わし、マイナス方向へグラウンダーのクロス。しかし、ケネディは触れず、ボールは逆サイドへと流れる。
21分、 ハーフライン付近で田中(隼)がパスカット。そのまま縦へと持ち上がり、ペナルティエリア内左の玉田を狙うが、シュートへは持ち込めず、その玉田からの折り返しはクリアされてしまう。
22分、自陣でダニルソンのディフェンスからケネディ、藤本、右の小川と繋ぎ、中へのクロスは鹿島・青木にクリアされる。

【得点】
24分、増川からのボールを右サイド高い位置で受けた田中(隼)からのクロス。中央のケネディのヘディングは届かなかったが、ファーサイドへのこぼれ球に走り込んだ小川が押し込み、アウェイの名古屋が先制ゴールを奪った。

26分、鹿島・遠藤が右サイド高い位置でボールを受けるが、阿部がボールをタッチラインへとクリア。
27分、自陣左よりの位置で田口が鹿島・柴崎に倒され、フリーキックを得る。
28分、ここからのフリーキック、楢崎から前線へのボールを鹿島・ペナルティエリア手前で受けるケネディが倒され、フリーキックを得る。
29分、鹿島・ゴール中央左寄り20m弱の位置から名古屋ボールのフリーキック。藤本が左足で狙ったシュートは相手ディフェンスに壁に当たり、枠を外れる。
30分、名古屋・左からのコーナーキック。田口が右足でボールを上げるが、ゴール前の密集で接触があり、鹿島ボールのフリーキックとなる。

アウェイで先制した名古屋。今シーズンここまで、先制しながら同点や逆転を許すなど試合運びに苦しんでいるが、まだまだたっぷりと残された時間、追加点を狙いながらも攻守の切替や意識を統一し、しっかり戦いたい。

31分、名古屋陣内右から鹿島ボールのスローイン。ペナルティエリア付近で味方へ落としたボールはダニルソンがクリア。
32分、玉田から浮き球に鹿島・ペナルティエリア内右へ進入したケネディがドリブルを仕掛け、コーナーキックを得る。名古屋・右からのコーナーキック。藤本が左足で上げたボールはニアサイドで相手ディフェンスのクリアが増川に当たり、ゴールラインを割る。
34分、玉田からのボールを左で受けた阿部のクロスは鹿島・岩政がカット。浮いたボールを藤本が小さく落とし、走り込んだダニルソンが右足で狙うが、このシュートは相手ディフェンスに当たりクリアされる。
35分、左サイドハーフライン上でケネディが倒され、フリーキックとなる。
37分、右サイドを上がった鹿島・小笠原からのクロスは田中(隼)がヘディングでクリア。
38分、ダニルソンからのボールを右サイド高い位置で受けた田中(隼)からの折り返しが相手ディフェンスに当たり、ゴールラインを割る。名古屋・右からのコーナーキック。藤本が左足で上げたボールはニアサイドでクリアされる。

【失点】
40分、名古屋ペナルティエリア手前中央でボールを受けた鹿島・遠藤に左へ流れるドリブルでディフェンスのマークを外されると、左足でゴール隅を狙うシュートを決められ、同点とされてしまう。

41分、キックオフからのリスタートに左サイドを上がった小川が鹿島・西の裏へ抜けようとするが、ここで相手を押さえてしまいファールの判定となる。
42分、玉田からのスルーパスに左サイドを上がった小川。右足へ持ち替え、中へのボールをケネディが頭で落とす。田口が後方から走り込むが、足下深くにボールが入りシュートまで持ち込めず、ボールはクリアされる。
44分、鹿島陣内左寄りでボールを奪った小川が中央を持ち上がるが、ディフェンスと交錯、ボールはクリアされる。
45分、鹿島・遠藤が右サイドをドリブルで持ち上がるが、戻ったダニルソンが足先でボールをカット、これをクリア。ここからカウンターに繋げる名古屋。左の阿部からエリア内左の玉田、短いドリブルから中のケネディへと折り返すが、このボールは相手ディフェンスにクリアされる。
(ロスタイム表示:1分)

ロスタイム1、鹿島・名古屋ペナルティエリア手前で鹿島・小笠原のドリブルを倒し、フリーキックを与える。
ロスタイム2、鹿島・ゴール正面左寄り22m程度の位置から鹿島ボールのフリーキック。鹿島・遠藤が左足で狙ったシュートは壁に当たり、再び左から中へのボールはオフサイドの判定。

ここで前半終了。

先制しながらワンプレーで追いつかれた名古屋。今シーズンの課題が今日の前半でも露呈してしまったが、残り45分、落ち着いて今度こそ2度目の勝ち越しゴールを奪いたい。

後半

エンドを替えた後半、鹿島ボールでキックオフ。

1分、鹿島・青木から右前方へのボールは阿部がヘディング、戻った藤本がタッチラインへとクリア。
3分、右寄りの玉田から鹿島ペナルティエリア方向へボール、鹿島・西が胸で戻したボールを小川が追うが、ここは鹿島・曽ヶ端に先にキャッチされてしまう。
4分、名古屋ペナルティエリア手間からのフリーキック。楢崎から右へ開くケネディを狙ったボールは直接タッチラインを割る。
5分、センターサークル中の増川から右サイドを上がる田中(隼)へと繋ぐが、トラップしたボールが相手ディフェンスに当たり、その跳ね返りが田中(隼)の手に当たってしまいハンドの判定なる。
6分、鹿島陣内右へ上がりボールを受けた増川からのクロスは鹿島・岩政にクリアされる。
7分、小川のクロスからのこぼれ球を鹿島ペナルティエリア内左で拾った玉田。ゴールライン際から中へと折り返すが、このボールは相手ディフェンスにクリアされる。
8分、田中(隼)からのアーリークロスをケネディが落とし、走り込んだ玉田が左足ダイレクトで合わせるが、このシュートはクロスバーを超える。
9分、田中(隼)のパスカットからのボールを右で受けた藤本。左足で中へと持ち込みミドルシュートを狙うが、このボールは枠の左へと外れる。
10分、鹿島ペナルティエリア手前右のケネディが頭でボールを落とす。これを藤本がペナルティエリア内の玉田へダイレクトで狙うが、ボールは玉田の背面に入り、相手ディフェンスにクリアされてしまう。
11分、鹿島陣内右で田口から田中(隼)へのパスがカットされ、一気に前線の鹿島・大迫の前へと狙われるが、ここは闘莉王が戻り、ボールをクリア。
12分、左サイド高い位置の鹿島・中田からペナルティエリア方向へのボールは闘莉王がクリア。
13分、右サイド高い位置でボールを受けた藤本。味方の上がりを待って中央の玉田を狙ったボールは手前に入った鹿島・曽ヶ端に直接キャッチされる。
14分、名古屋陣内右で鹿島・本山のドリブルを戻ったケネディが引っかけてしまい、ファールの判定。
15分、名古屋陣内左、35m強の位置から鹿島ボールのフリーキック。鹿島・小笠原からゴール方向へのボールは前へ出た楢崎が直接抑える。

後半開始からここまでは若干、鹿島のペース。名古屋としてはしっかりと守り、ペースを取り戻したい。

16分、鹿島・左からのコーナーキックはニアサイドの田口がクリア。
17分、名古屋ペナルティエリア手前中央でボールを受けた鹿島・大迫。右へ流れながらミドルシュートを狙うが、このボールは楢崎が一旦弾きながらしっかりと抑える。

18分、鹿島1人目交代:本山→中村

19分、鹿島陣内右のケネディからサポートに入った闘莉王へ。ここから右へ流れる玉田の前を狙うが、相手ディフェンスを押さえたため玉田のファールを取られてしまう。
20分、鹿島陣内中央右寄りでケネディが倒され得たフリーキック。藤本の左足から鹿島ゴール前へのボールをファーサイドの闘莉王が体をひねりながら強引なヘディングで合わせるが、このシュートは枠の左へと外れる。

【失点】
21分、ゴールキックからのボールを受けた鹿島・柴崎が中央をドリブル。さらにオフサイドラインをくぐるように斜めにペナルティエリア内中央へ走り込んだ鹿島・中村にパスを通されると、フリーでのシュートを決められ、逆転ゴールを許してしまう。

22分、藤本と縦へのワンツーで小川がペナルティエリア内を狙うが、リターンボールは相手ディフェンスにカットされる。ここから前線の鹿島・大迫へボールを届け、一気に名古屋ペナルティエリア内まで運ばれるが、戻った闘莉王がカット、楢崎がクリアする。
24分、鹿島・柴崎から前へのボールは増川がカット。これを鹿島・大迫が拾うが、再び体を寄せた増川がタッチラインへとクリア。
26分、鹿島陣内右寄りで田中(隼)、田口のディフェンスからこぼれたボールを中央の玉田へ狙うが、ここはコースが合わずボールはクリアされる。

27分、名古屋1人目交代:田口→矢野

28分、鹿島・野沢の左からのクロスは藤本がゴールラインへとクリア。鹿島・左からのコーナーキックはニアサイドの矢野がクリア。
29分、右サイドを上がる鹿島・遠藤の前へのボールは、ダニルソンがスライディングでゴールラインへとクリア。鹿島・右からのコーナーキックは中央の闘莉王が触り、ファーサイドへ流れる。しかし、これを拾ったダニルソンが囲まれボールを失うと、取り返そうとした阿部が相手選手を倒し、フリーキックを与える。ここから鹿島ボールのフリーキックは中央でクリアする。

またも逆転ゴールを許してしまった名古屋。負の連鎖を断ち切るために、何としてもアウェイで同点、そして逆転ゴールを奪って欲しい。

31分、鹿島ペナルティエリア手前右の玉田から中へのボールは風で流れ、ケネディが足を伸ばし僅かに触るが、ゴールラインを割る。
33分、センターサークル付近から玉田がドリブルを仕掛けるが、後ろからかかと付近を引っかけられ、止められる。このままノーファールの判定で鹿島が前線へとボールを運ぶが、ここは闘莉王がクリア。
34分、自陣右ハーフライン付近で矢野が鹿島・小笠原に対しファール。ここで矢野にイエローカードが提示される。
35分、左からペナルティエリア内へ持ち込んだ小川のクロスは中央でクリアされる。
36分、右サイドでボールを受けた矢野がドリブルを仕掛け、中へのクロスを狙うが、このボールはファーサイドへと流れてしまう。

37分、名古屋2人目交代:ダニルソン→ヤキモフスキー
鹿島2人目交代:西→山村

38分、矢野の右サイドからの仕掛けのこぼれ球を小川が左足で狙うが、このシュートは枠の右へと外れる。

40分、名古屋3人目交代:玉田→田鍋
鹿島3人目交代:遠藤→本田

41分、右サイドの田中(隼)から縦の矢野へのボール。しかし、矢野が相手ディフェンスと接触してバランスを崩すと、裏へ抜けたボールは相手ディフェンスにクリアされる。
42分、左サイド高い位置でボールを受けた鹿島・中村がキープして時間を使うが、田中(隼)、増川で挟み、ボールをタッチラインへとクリア。
43分、ハーフライン上でボールを受けるケネディが後ろから押さえられ、フリーキックを得る。素早いリスタートで右を上がる矢野へと繋ぐが、ここからのドリブルは鹿島・中田にコースを切られ、さらに相手を押さえてしまい矢野のファールを取られる。
44分、鹿島陣内右で矢野が倒され、フリーキックを得る。
45分、ここからのフリーキック、藤本が左足で鹿島ゴール前へ上げたボールは鹿島・曽ヶ端にパンチングでクリアされる。これをセンターサークル付近で拾った阿部が距離のある位置から左足で狙うが、このシュートはクロスバーを超える。
(ロスタイム表示:4分)

ロスタイム1、自陣ハーフライン付近右で田鍋のパスカットから入れ替わる前の小川を狙うが、ここは相手ディフェンスにタッチラインへとクリアされる。
ロスタイム2、鹿島・野沢から右前方へのボールは田中(隼)から楢崎へ送りクリア。
ロスタイム3、自陣中央で藤本が田中(隼)からのボールを受けるが、前へと持ち替えたところでボールは奪われてしまう。

【失点】
ロスタイム4、右からのボールをペナルティエリア内で難しい体勢からトラップし、コントロールした大迫に試合を決める3点目のゴールを許してしまう。

ロスタイム5、名古屋ボールのキックオフでリスタート。しかし、前線のケネディを狙ったボールは鹿島・曽ヶ端が抑える。

これを鹿島・曽ヶ端が前線へ大きく蹴りだしたところで試合終了。

またも先制しながら逆転を許した名古屋。さらにはロスタイム残り1分で試合を決定づける3点目のゴールを決められ4連敗。無言のサポーターに対し頭を下げる選手達。失点よりも、やはり2点目の追加点を奪えない現状を見つめ直し、浮上のきっかけを掴みたい。


試合終了後記者会見

130518-sto.jpgまず前半は良かったと思います。我々がリードしていたのですが、それでも1つのミスから同点ゴールを許してしまいました。後半は何も言う事はありません。

Q.現実的に残留争いをする順位となり、監督が就任してからこのような状況は初めてですが、今の状態をどう捉えているのでしょうか?

もちろん難しい状況です。これは考えなくてもわかることかと思います。こういう戦いを続けていればJ2が近づくということです。試合毎に負けていてはJ2に落ちる現実が待っています。それでも我々は次の試合に向けたトレーニングをします。結果が全てですが1つ勝てば状況は変わると思っています。誰かが亡くなったという事ではなりませんし、最悪な悲劇では無いと思っています。

Q.良い時間も悪い時間もありましたが、歯車が噛み合わない要因はどこにあるとお考えでしょうか?

決定力の面で問題があります。ゴールを決められる選手が今の名古屋にはおらず、逆に鹿島の大迫選手は今日、ハイレベルなプレーを見せました。シュートも打てる、ボールのコントロールもできる、そういう選手が今日はゴールを決めました。グランパスにとっては心理的にも今の状況は良くありません。ハードに戦っていますが結果が付いてきません。今の状況にサポーターも喜んでいないでしょうし、批判は甘んじて受けるつもりです。それでもこれからもしっかり戦い、そして勝利できるよう希望を繋ぎたいと思います。

今日のメンバーはベストなメンバーを選びましたが、それでも十分ではありませんでした。ある程度クエスチョンマークの付くメンバーになってしまいました。我々がナイーブであり、そして鹿島がインテリジェンスのあふれるサッカーを見せたのだと思います。