2013シーズン試合結果

2013J1リーグ第1節:名古屋グランパスvsジュビロ磐田

最終更新日時 2013/06/03 18:44

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豊田スタジアム 3/2(土) 14:04キックオフ

試合前

晴天に恵まれながらも風の冷たい愛知県豊田市。2013J1リーグ開幕戦はホーム・豊田スタジアムへジュビロ磐田を迎えて開催される。

1月末の始動からタイ・チェンマイでのキャンプ、トヨタプレミアカップ、さらに国内へ戻ってからの調整を続けてきた今シーズンのグランパス。いよいよ迎えた今日の開幕戦だが、スターティングメンバーを見る限り、新シーズンの始動からストイコビッチ監督が新しいオプションとして一貫して取り組んできた3バックシステムが採用されるようだ。

その3バックシステムで期待されるのが、今シーズン福岡大学から新加入した牟田。ストイコビッチ監督の下で新人選手が開幕戦スターティングメンバーに起用されるのは初の事だが、キャンプから常にレギュラー組で起用され続け、サポーターはもちろん、チーム全員からの期待の高さが伺える。プロとしてのデビュー戦、少しの緊張はあるかもしれないが、楢崎、闘莉王といったベテランに囲まれ、ウォーミングアップ時の表情を見ても気負いはないようだ。

ギッシリと埋まったサポータースタンドもキックオフを待ち切れず既に臨戦態勢が整っているようだ。2013年のJリーグが、いよいよはじまる。

前半

2013バージョンのスタジアム映像による選手紹介が終わり、一瞬の静寂に包まれた豊田スタジアム。サポーターによるアンセムの合唱と「アカイパネル」が掲げられ、アカく染まりボルテージが最高潮に達したスタジアム内に22人の選手が姿を現す。

今日の名古屋、ゴールキーパーは楢崎。ディフェンスラインは牟田、闘莉王、ダニエルの3人。田口、ダニルソンの中盤を底に両サイドに田中(隼)とヤキモフスキー、藤本、玉田が2シャドーのポジションに入り、矢野がトップに張る3-6-1のシステムでのスタートが予想される。

前半、メインスタンドから向かって左にエンドを取った名古屋に対し、磐田ボールでキックオフ。

1分、磐田・金園が左からドリブルを仕掛けるが、田中(隼)、藤本で囲み、ボールはタッチラインへとクリア。
2分、磐田・伊野波からの縦へのボールはヤキモフスキーがカット、これをクリア。
3分、左サイドからドリブルを仕掛けた磐田・金園のグラウンダーで中へのボールは、戻ったダニルソンがクリア。
5分、右からハーフラインを超えた牟田の縦パスを田口が受けるが、前へ持ち上がることはできず、ボールはカットされる。
6分、磐田・川口からのロングボールを牟田がヘディング。このボールを受けた藤本が左サイドのヤキモフスキーへと狙うが、このボールはコースが合わずタッチラインを割る。
7分、左サイド高い位置の磐田・宮崎からダイレクトの折り返しはダニエルがタッチラインへとクリア。
8分、ペナルティエリア手前でボールを受けた磐田・小林(裕)のミドルシュートは枠の右へと外れる。
9分、センターサークル内で矢野と磐田・チョが交錯。ここは矢野のファールの判定となる。
10分、磐田・藤田から縦へのボールをダニルソンがカット。フォローに入った玉田がダイレクトで返すが、タイミングが合わずボールは再び奪われてしまう。
12分、磐田陣内中央で玉田が倒され、フリーキックを得る。
13分、左サイドのヤキモフスキーからのクロスは磐田・チョがゴールラインへとクリア。
14分、名古屋・左からのコーナーキック。田口が右足で上げたボールをニアサイドの牟田がヘディングで触るが、このシュートは枠の右へと外れる。
15分、自陣ペナルティエリア内の牟田が前線へのロングボールを狙うが、ここは磐田・山田にスライディングでクリアされる。

セットプレーを除き、ビックチャンスを作り出せていない両チーム。ボールポゼッションでは磐田に上回られ、名古屋としては少し苦しい時間帯が続く。

16分、センターサークル付近でダニエルが磐田・小林(裕)を倒し、ファールの判定。
17分、名古屋ペナルティエリア手前で磐田ボールのワンツーパスは、闘莉王がクリア。
18分、磐田・山田が左サイド高い位置でボールを受けるが、牟田が上手くコースを消し、タッチラインへと追い出す。
19分、名古屋ペナルティエリア内で磐田・金園のダイレクトプレーからフリーで抜け出した磐田・駒野のシュートは、楢崎がコースを限定し抑える。
20分、センターサークル内で磐田・前田からボールを奪った田口がその前田に倒され、フリーキックを得る。
21分、左サイドペナルティエリア付近でボールを受けたヤキモフスキーからのクロス。矢野がヘディングで飛び込み合わせるが、このシュートはクロスバーに嫌われてしまう。
22分、名古屋・ペナルティエリア手前でボールを受けた磐田・小林(裕)のシュートは枠の左へと外れる。
23分、磐田陣内で田口から横へのボールを磐田・小林(裕)にカットされるが、ダニルソンがファールで止める。
24分、ヤキモフスキーからのアーリークロスをゴール前ファーサイドの矢野がヘディングで叩き付ける。このボールを磐田・川口が叩き、こぼれ球から相手ディフェンスのクリアミスに闘莉王が詰めるが、僅かに届かずボールはクリアされてしまう。
25分、名古屋陣内中央で玉田が磐田・チョンから後ろからのタックルを受け、ファールの判定。このプレーで磐田・チョンにイエローカードが提示される。
28分、磐田・前田が左に開きボールを受けるが、牟田がドリブルのコースを止め、持ち替えたボールは戻った田中(隼)がスライディングでクリア。
29分、磐田・左からのコーナーキック。磐田・チョンからのボールは中央の矢野がヘディングでクリア。
30分、牟田のカットから田口、田中(隼)と繋ぎ、中へのクロスを狙うが、このボールは相手ディフェンスにクリアされる。

1トップの矢野の2本のヘディングシュートで徐々にペースを掴みはじめた名古屋。ホームでの開幕戦、前半のうちに先制ゴールを奪いたい。

31分、磐田・ペナルティエリア手前左でボールを受けた藤本のミドルシュートはクロスバーを超える。
32分、ダニエルのパスカットから自ら持ち上がり藤本、さらに中央を上がるダニエルへのリターンを狙うが、ボールは足下に落ち着かずクリアされてしまう。
34分、じっくりとボールを回す名古屋に対し、ディフェンスのブロックを築く磐田。膠着した時間が続く。

【得点】
36分、田口のパスカットから左の玉田がペナルティエリア内で粘り、シュートのこぼれ球を藤本が折り返すと、中央に闘莉王が飛び込む。このボールが相手ディフェンスに当たり枠の中へ。名古屋が欲しかった先制ゴールを奪った。

37分、ダニルソンのカットしたボールをセンターサークル内で受けた玉田が倒され、フリーキックを得る。
39分、名古屋陣内右サイドで磐田ボールのパス交換は田中(隼)が触り、タッチラインを割る。
40分、名古屋陣内右、35m強の位置でダニルソンと磐田・山田が交錯、磐田ボールのフリーキックとなる。
41分、磐田・チョンから名古屋ゴール前へのボールは田口がヘディングでクリア。再び拾った磐田が右からのクロスに磐田・チョンが牟田と競り合いヘディングで触るが、このシュートは枠の左へと外れる。
42分、ハーフライン近く左でドリブルを仕掛けたヤキモフスキーが磐田・駒野にボールを奪われると、再奪取を狙い倒してしまい、イエローカードが提示される。
43分、磐田・小林(裕)が右からドリブルを狙うが闘莉王、田口で挟み、ボールをタッチラインへとクリア。
44分、磐田・右からの攻撃はヤキモフスキーがゴールラインへとボールをクリア。
45分、磐田・右からコーナーキック。ファーサイドへ流れたボールを受けた磐田・チョに至近距離からのシュートを狙われるが、ここはディフェンスがブロック、ゴールラインへとクリア。
(ロスタイム表示:2分)

ロスタイム1、名古屋ペナルティエリア内左へ進入した磐田・山田の少し浮かせたシュートは、楢崎が正面で抑える。
ロスタイム2、磐田陣内から左の磐田・宮崎へとボールを繋ぐが、ここで前半終了。

新しいメンバー、システムでの前半は立ち上がりから無理をしない展開が続いたが、高い位置でのボールカットから闘莉王の思い切った攻撃参加による相手のオウンゴールで先制。後半もしっかりと落ち着いて戦いたい。

後半

エンドを替えた後半、名古屋ボールでキックオフ。

1分、自陣左でボールを受けたヤキモフスキーが縦へのドリブルを仕掛けるが、相手ディフェンス2人に囲まれ、ボールはタッチラインへとクリアされる。
2分、右を上がった磐田・駒野からのクロスは闘莉王がヘディングでクリア。
3分、名古屋ペナルティエリア手前右25m程度の位置から磐田ボールのフリーキック。磐田・駒野が直接狙ったシュートは壁に当たり、左タッチラインを割る。
4分、名古屋ペナルティエア内左に抜け出した磐田・金園のシュートは楢崎が触り、枠へと転がるボールは闘莉王がクリア。しかし、このプレーで足を痛めた闘莉王が治療のため一旦外へと出される。

5分、名古屋1人目交代:闘莉王→増川
足を痛めた闘莉王がプレー続行を断念。増川がそのまま3バックの左へと投入される。

6分、自陣左タッチライン際でダニルソンが磐田・小林(裕)を倒してしまい、ファールの判定となる。ここからのフリーキック、名古屋ゴール前へのボールは中央のダニエルがヘディングでクリア。
8分、右サイドを上がった磐田・駒野からのクロスは、ファーサイドの田中(隼)がクリア。
9分、名古屋ペナルティエリア内左からマイナス方向へのクロスに磐田・小林(裕)が飛び込み合わせられるが、このシュートは右のポストに当たり枠を外れる。
10分、自陣でのクリアを前線で受けた玉田。中央からドリブルを仕掛けるが、戻った磐田ディフェンス4人に囲まれ、ボールはクリアされる。
11分、右サイド高い位置で玉田がボールを受けるが相手ディフェンスと交錯、こぼれ球はタッチラインへとクリアされる。
12分、右に開いた磐田・小林(裕)から横へのボールはダニルソンがカット。
13分、自陣センターサークル付近で田口が磐田・小林(裕)に倒され、フリーキックを得る。
14分、左サイドでボールを持ったヤキモフスキーからのクロス。しかし、これは逆サイドのゴールラインを割る。
15分、田口のパスカットから左のヤキモフスキーへ。ここからのクロスをファーサイドで受けた田中(隼)のクロスにゴール前まで上がった増川がヘディングで触るが、このシュートは枠の左へと外れる。

後半開始早々、チームの中心的存在である闘莉王をアクシデントにより失った名古屋。それでも浮き足立つ事は無く、しっかりとしたポゼッションで1点リードの展開を進めている。

16分、名古屋ペナルティエリア手前左でボールを受けた磐田・山田のシュートは、楢崎がわずかに触り、枠の右へと外れる。
17分、磐田・右からのコーナーキックを中央の磐田・伊野波にヘディングで合わせられるが、このシュートはクロスバーを超える。
18分、自陣左でヤキモフスキーがボールを受けるが、素早く寄せた磐田・小林(裕)にスライディングでクリアされてしまう。
20分、中央のダニエルを残し全員が磐田陣内へと入るが、左のヤキモフスキーへのボールはタッチラインへとクリアされる。

21分、名古屋2人目交代:牟田→阿ここでストイコビッチ監督は阿部を左サイドバックへ入れ4バックへと移行。長年戦い慣れたスタイルへと変更し、残り25分を戦うようだ。

23分、名古屋ペナルティエリア内で磐田・前田が後ろ向きでボールを受けるが、素早く田口を含めた3人のディフェンスで囲み、こぼれ球は楢崎が抑える。
24分、磐田・矢野からのクロスはダニエルがクリア。
25分、センターサークル付近で矢野がこぼれ球を競り合うが、ここは相手を押したとしてファールの判定となる。
26分、藤本が右サイド中方向へドリブルを仕掛け、中央左寄りのヤキモフスキーへと流すが、このボールはクリアされる。

【失点】
27分、名古屋陣内中央左寄りをドリブルで持ち上がった磐田・山田に逆サイドのゴール隅を狙った転がすシュートを決められ、同点とされてしまう。

28分、ハーフライン付近へ下がった矢野のポストプレーから田口が中央を上がるヤキモフスキーの前へ浮かせて狙うが、このボールは磐田・川口が抑える。
29分、名古屋ペナルティエリア手前でボールを受けた磐田・前田のシュートはクロスバーを超える。
30分、ヤキモフスキーの粘りからボールを受けた阿部のクロスは中央でクリアされる。

同点とされた名古屋。ここから、今シーズンのグランパスに期待し豊田スタジアムへ駆けつけたサポーターを湧かせる勝ち越しゴールを決めたい。

31分、ヤキモフスキーのクロスを中央で玉田がバイシクルシュート。上手く合わせられず、こぼれ球の混戦から拾った矢野がドリブル。しかし、その矢野が倒され、ペナルティエリア間近中央でフリーキックを得る。
33分、ここからのフリーキック、ヤキモフスキーをおとりに藤本が狙ったシュートは壁に当たり、クリアされる。
35分、名古屋陣内右から磐田ボールのフリーキック、名古屋ゴール前へのボールはダニエルがクリアする。

36分、名古屋ペナルティエリア内右の磐田・駒野のシュートがヤキモフスキーに当たりコースが変わるが、増川がゴールラインへとクリア。

名古屋3人目交代:藤本→小川

37分、左サイド高い位置の磐田・宮崎からのクロスは、ダニエルがゴールラインへとクリア。
38分、磐田・右からのコーナーキックはヤキモフスキーがヘディングでクリア。
39分、磐田ペナルティエリア内右で小川がボールを受けるが、磐田・チョにコースを塞がれ、ボールはゴールラインを割る。
41分、田中(隼)のアーリークロスを矢野がヘディングで狙うが、このボールは相手ディフェンスに当たり、ゴールラインを割る。名古屋・左からのコーナーキック。田口の上げたボールを中央の増川が潰れながらヘディングで叩き付けるが、このシュートは磐田・川口が抑える。
43分、右サイドを上がった田中(隼)からのクロス。ヤキモフスキーが倒れながらダイレクトボレーで合わせるが、このシュートは相手ディフェンスに当たりクリアされる。
44分、名古屋ペナルティエリア手前でボールを受けた磐田・小林(裕)のシュートは阿部が体でブロック、これをクリアする。
(ロスタイム表示:4分)

ロスタイム1、磐田・宮崎からのクロスは増川が左足でクリア。
ロスタイム2、玉田の粘りから左のヤキモフスキー、ここからのクロスは中央で相手ディフェンスにクリアされる。
ロスタイム3、磐田・チョのヘディングをダニルソンがカット。右タッチライン際から左足へ持ち替え、磐田ゴール前へのクロスを狙うが、このボールは相手ディフェンスにクリアされる。
ロスタイム4、名古屋ペナルティエリア手前の磐田・山田からペナルティエリア内へのボールは増川がクリア。

そして、ここで試合終了。

先制しながら追いつかれての引き分け。闘莉王を怪我で下げるなど、思い通りの戦いが出来なかったグランパスだが、それでも新たに取り組む3バックシステムから4バックへの柔軟な移行など、新しい可能性も垣間見られた開幕戦。新加入選手との連携など、熟練度が上がるこれから先のリーグに期待したい。


試合終了後記者会見

今日の試合では、何度かチャンスを見ることができました。1-1という結果は我々にとっては"良い結果"と受け取っています。磐田は2回ほどポストに当たるプレー、我々にもそれ以上に惜しいシーンが多く見られました。いつも開幕戦というものは、タフで難しいゲームを強いられることになります。今日の試合では、双方がフィジカルを前面に押し出したプレーをしていたと思います。

Q.後半に3バックから4バックへと布陣が変わりましたが、その要因は闘莉王選手のケガなどによるものなのか、それとも戦略的なものなのか、どちらだったのでしょうか?

ある程度、アクシデントに準じた交代だったと思います。途中で闘莉王が下がったことで、難しいゲーム展開になると懸念しました。牟田のプレーについてですが、彼はJリーグでの初めての試合ということで、ある程度プレッシャーを感じていたと思います。これ以上彼にパフォーマンスを求めるのは酷だと思う部分もありました。途中で、阿部や田中(隼)をサイドに投入して、スタンダードな形にしました。

Q.矢野選手やヤキモフスキー選手など、牟田選手以外の新戦力の手応えはいかがでしたか?

3人とも、名古屋グランパスでの初めての試合ということで、色んな部分でプレッシャーを感じていたと思います。牟田は、初めての公式戦で難しさがあったと思いますが、あのポジションでの役割をこなせていたと思います。期待していた、ヤキモフスキーの左からのクロスも見られましたし、矢野も良いポストプレーが見られました。ただ、ジュビロの強固なディフェンスの前では、難しいゲーム展開にならざるを得ませんでした。

Q.試合前日の会見で、牟田に「チャンスを与える」とおっしゃっていましたが、今日の試合で牟田はチャンスを活かしきれていましたか?

練習試合とJリーグの本番は違います。簡単なものではありません。今日は牟田よりも、玉田や藤本に対してより大きな期待をしていました。残念ながら、今日の彼らは充分ではありませんでした。もっと実力を発揮できるはずです。

Q.いよいよJリーグがスタートしましたが、早急に修正する課題が見つかったのか、それともこのまま続けて様子を見るのか、いかがですか?

色々な部分を、これから改善していかなければならないと思います。今日の結果を活かして、しっかりと分析しながら、次に進んでいかなければなりません。私は、"今日"よりも強いグランパス、決定力のあるグランパスを求めています。

今日の試合では、守備の部分でもっと自信を持ってプレーして欲しいという印象を抱きました。今日の結果はディフェンスが下がりすぎたことによって、相手にスペースを与えてしまったことが原因だと思います。増川、ダニエル、ダニルソン...勿論、他の選手達もそうですが、あまり下がらず勇気を持って、前に進むプレーを私は望んでいます。

ジュビロの山田選手のゴールは、我々の現状を示す良い"教訓"でもあります。今日は、山田がボールを奪取してドリブルで持ち込んだ際、ディフェンスがずるずると下がってしまったことで、40メートルもドリブルで持ち込まれ、ゴールを許してしまいました。私としては、そこから必ず一人は必ず前に詰めて、他の選手は体を投げ出してシュートを止めなければならないと思っています。

Q.今日のベンチメンバーを見ると、終盤でのゲームプランを立てやすいメンバーが多かったように思えますが?

今日のベンチには、パフォーマンスの高い良い選手が揃っていたと思います。そのため、交代の場面で色々と戦略的なプランがあったのですが、闘莉王のケガという予期せぬアクシデントで、それが少し狂ってしまいました。

今日は前田選手にゴールを決められなくて本当に良かったです。とても心配していました。試合開始前には、選手達に「前田のゴールは許すな」と念を押しておきました。結果を見る限り、まだJ1に居られるということなのでしょう(笑)