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| | JFAプリンスリーグU-18東海2008の3戦目は、名古屋市港サッカー場で中京大中京高校との対戦が行われた。試合は、右にエンドを取った中京大中京のキックオフで開始。名古屋の先発メンバーはGK岩田、DFは右から金編・西部・本多の3バック、MFは磯村・安藤・矢田・奥村。FWには岸寛大・アルベス・鈴木が入り、3-4-3の布陣で臨んだ。
名古屋は、キックオフから両サイドを使い攻撃を仕掛ける。1分にはエリア内で右から奥村が、3分には左サイド・エンドライン付近から矢田がゴールを狙い、相手陣内を脅かす。2つのシュートとも枠を捉えきることができなかったが、プレーをシュートで終わらせるアグレッシブさを見せて名古屋が好スタートを切る。
30分、相手に左サイドをつかれ金編が阻止を試みる。しかし、ボールを逆サイドへと展開されてしまい名古屋は相手に先制のチャンスを与えてしまう。しかしクロスを頭で合わせようとした相手MFに、名古屋DFが競り合ってコントロールを狂わせたためボールはエンドライン割り名古屋はピンチをしのぐ。
37分、アルベスが放ったミドルのこぼれ球を矢田が受けると、ドリブルをしてタイミングを計りボール中央に飛び込んできた岸寛大の足もとへパス。岸は、このパスをダイレクトでシュートを放つ。これが、見事にゴールへと突き刺さり名古屋に先制点が生まれる。
43分、磯村と奥村がサイドチェンジを繰り返し、エリア内の鈴木へボールを入れるが、相手DFのマークに阻まれてしまう。しかし鈴木は、最後にはスライディングをしてボールを何としてもゴールに押し込もうとするが、相手はこれを大きくクリア。結局1-0で名古屋がリードし前半戦を折り返す。
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エンド入れ替わり、後半は右にエンドを取る名古屋のキックオフで試合再開。
1分、右サイドをドリブルで上がった鈴木が、ペナルティエリアに差しかかる位置から思い切り左足を振り抜く。鋭いボールは飛び出した相手GKの頭上を越えファーサイドのゴールネットを揺らすかと思われたが、惜しくもポストを叩いてしまう。そして、セカンドボールは相手GKにガッチリとキャッチされ残念ながら追加点には至らない。
9分、1点を返そうと相手が前掛かり気味になったところをついて、鈴木がドリブルで仕掛ける。鈴木はスピードある突破で相手DFをかわし、そのまま自分でゴールを狙う。そして、鈴木のシュートは、確実にゴールネットを揺らして名古屋の2点目を挙げ、反撃に出ようとした相手の出鼻をくじく追加点をあげる。
名古屋交代:(24分)岸寛大→三浦、(28分)安藤→近藤、(29分)鈴木→岸光。
36分、左サイドを相手FWに上がられゴール前へクロスを出される。このボールに別のFW選手が合わせようと落下点に走り込みシュートを放つが、DF本多の厳しいブロックで相手の足元が狂いクロスバーを越える。
そして、名古屋は2点を守りきって試合終了を迎える。2-0の快勝でプリンスリーグ開幕から3連勝を果たした。
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