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| | 試合は、左にエンドを取った藤枝明誠のボールでキックオフ。名古屋の先発メンバーはGK岩田、DFは右から本田・西部・金編の3バック。MFはボランチに磯村、左右に矢田と奥村、トップ下に安藤が入ってダイヤモンドを作る。FWは右から岸・アルベス・鈴木の3名、3-4-3の布陣で臨んだ。
試合は、開始早々にボールを奪った名古屋が、左サイドから中へボール入れて、相手陣内深くまで攻め入る。1分、相手の裏を走ってきた岸が中央からシュートを放つが、相手GKに阻まれてしまう。しかし、このセカンドボールを鈴木が拾い、ゴールへ押し込んで先制点。名古屋は早い時間のゴールで幸先の良いスタートを切る。
17分、名古屋は相手に右サイド・好位置からのFKを与えてしまい、相手FWにクロスを上げられるが、DF西部が落ち着いてクリアしてピンチを逃れる。
30分、ドリブルで上がってきた鈴木から左サイドで相手をかわした矢田へパスが通り、ファーサイドへクロスを上げる。奥村が落下点に飛び込んで、このセカンドボールを拾ったアルベスがシュートを放つが、残念ながらオフサイドとなってしまう。
38分、左サイドのスペースを上がってきた鈴木がマイナスに低いクロスを上げると、これに合わせて磯村が足を振り抜く。しかし、相手GKの思い切り良い飛び出しに遭い、ボールはクロスバーを越えて枠を捉えられない。名古屋は1-0となかなか追加点をあげることができぬまま、前半を折り返す。
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エンド入れ替わり、後半は左にエンドを取る名古屋のボールで試合再開。
4分、相手ペナルティエリア内で奥村とアルベスがテンポ良くパスを繋いで、シュートのタイミングを伺うが、相手DFに阻まれてしまう。しかし、跳ね返ってきた浮き球をアルベスが再び受けて、振り向きざまにボレーシュート。だが、この渾身の一撃も相手GKに阻止されてしまい、名古屋は相手のゴールマウスをこじ開けることができない。
24分、相手FWと安藤が競り合うが、ボールは深くまで上がってきたDF選手に渡り、ミドルシュートを放たれてしまう。あわや同点かと思われたが、ファーサイドを狙ったボールは左ポスト横へ反れ、名古屋は同点のピンチを免れた。
34分、左サイドをドリブルで上がった矢田から鈴木にボールが渡る。鈴木は、逆サイドにクロスを入れると、これにアルベスが飛び込む。しかし、シュートは左ポスト横に外れ、追加点を奪えない。41分、名古屋交代:鈴木→三浦。
残り時間がわずかとなり互いに疲れが見られる時間帯で、名古屋はセットプレーのチャンスを得る。終了間際の44分、ファーサイドに狙いを定めた奥村の左CKをアルベスが頭で押し込み、最後の最後で名古屋が追加点を挙げる。そして、試合は程なくして終了のホイッスル。名古屋は、プリンスリーグ初戦を完封勝利という上々の滑り出しで終えた。
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