8/12(日):第8回豊田国際ユースサッカー大会・3位決定戦

今年で第8回となるU-16豊田国際ユースサッカー大会には、アラブ首長国連邦代表、オーストラリア代表、アメリカ代表、韓国代表、日本代表、名古屋グランパスエイト・愛知県・豊田市高校選抜の5カ国6チームが参加して開催された。U-16名古屋グランパスエイト・愛知県・豊田市高校選抜チームは、8月9日(木)にU-16アラブ首長国連邦代表と対戦し0-2で敗戦、11日(土)にはU-16韓国代表と対戦し1-0で勝利したため予選リーグを2位で通過。そして12日(日)豊田スタジアムで行われた3位決定戦ではU-16アメリカ代表との対戦が行われた。

試合は開始直後から相手に細かいパスを繋がれ、ボールを回される苦しい展開となった。しかし前半21分、三浦俊希(2)が左サイドをドリブルで上がり、中央へ走り込んだ小幡(17)へパス。小幡が相手FWのスライディングをかわし左足で先制ゴールを決め、チームに勢いを付けるかに思われた。しかし、その後も試合の流れをうまく引き寄せられずに、アメリカのペースで試合が進む。

後半も相手にゴール前でボールを持たれる時間が長く続くが、GK三浦天吾(1)が好セーブを連発し何とか得点を防ぐ。しかし後半17分、U-16アメリカ代表に得点され、ゲームは振り出しに。その後も両者とも一歩も譲らない激しい攻防が続く。そして後半28 分、U-16名古屋グランパスエイト・愛知県・豊田市高校選抜チームは、ペナルティエリアから2m程前という好位置で、FKのチャンスを得る。これを三浦俊希(2)が右足を振り抜いてゴールし、勝ち越し点を決める。チームは1点リードを保ち逃げ切りたいところだったが、終了間際の後半 38分相手に粘りのゴールを決められ、試合を振り出しに戻されてしまう。その後も両者は勝ち越し点をあげることができず、試合はPK戦に突入。

そして、U-16名古屋グランパスエイト・愛知県・豊田市高校選抜チームが2-2のスコアの後、PK戦を6-5で制して見事に勝利。この大会を3位という最終順位で終えた。