厳しい予選トーナメント、そして午前中に行われた準決勝・モノリスFC戦を4-0で制し、9年ぶりとなる全国大会出場をかけて名古屋FCとの決勝戦に臨んだ名古屋グランパスエイトU−12。
この試合に勝てば”全国”への道が開けることを知っている選手たちは、午前中からの高い気温と湿度、そして準決勝戦で体力を消耗していたはずだが、試合序盤から疲れた様子を全く見せない。開始2分の曽雌(11)の先制点で勢いに乗ると、11分には縦パスに抜け出した森(9)のゴールで追加点を挙げ、前半を2-0と最高の流れで終える。
後半に入ると、両チームの選手ともに疲れが見え始めるが、3分に相手エリアの近くでのこぼれ球を拾った直江(6)のミドルシュートがネットを揺らして3点目を決めて突き放す。そして、ついに終了のホイッスル。名古屋グランパスエイトU-12が愛知県大会優勝を決めた。 |