前半は左にエンドを取った名古屋のキックオフで試合がスタート。この日の先発メンバーは、GK櫛野、DFは竹内・金古・筑城の3バック、中盤は中央下がり目に吉村、右は小川、左は渡邊、攻撃的な位置には須藤と片山が入り、FWは玉田と若い新川。3-5-2の布陣でこの京都戦に挑む。
試合は、序盤から名古屋が主導権を握り、中盤でボールを奪うとシンプルに縦のスペースへとロングボールを出して両サイドの小川や渡邊を走らせる。そして、彼らからのクロスボールに中央で玉田や片山、須藤等が詰めるという形でゲームを進める。しかし、京都の選手達も地元ということもあって気合いの入ったプレイを見せ、簡単には中でボールを受けさせて貰えない。
前半20分、吉村の落としたボールを小川が深い位置まで持ち込むと、鋭いクロスボールを中に入れる。そして、怪我から復帰して一気にコンディションを取り戻してきた玉田が、中央に走り込んでクロスをダイレクトで叩き込む先制弾を決める。前半は、このゴールで自分達のペースを取り戻した名古屋が落ち着いたプレイを見せて、1-0で試合を折り返す。
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