2007 Jリーグ ディビジョン1:第10節
エコパスタジアム・16:02キックオフ
◆主審:吉田 寿光 ◆副審:高橋 佳久・岡野 尚士
◆入場者数:23,142人 ◆天候:雨のち曇、無風、気温17.5度、湿度81% ◆ピッチ:全面良芝、水含み

名古屋グランパスエイト

前 半


ジュビロ磐田

後 半

  得点者 後半 17分 カレン ロバート
68分 中村 直志巻 佑樹
75分 米山 篤志阿部 翔平
交 代 45分 村井 慎二犬塚 友輔
63分 カレン ロバート中山 雅史
85分 成岡 翔林 丈統
47分 藤田 俊哉
74分 米山 篤志
警 告 41分 カレン ロバート
80分 ファブリシオ
89分 ファブリシオ
89分 ファブリシオ
90 45    45 90
11
4
2
8
0
0
0

3
5
3
5
1
1
0

14
9
5
13
1
1
0
シュート
GK
CK
直接FK
間接FK
(オフサイド)
PK
7
19
6
14
4
4
0
2
11
3
5
2
2
0
5
8
3
9
2
2
0
スターティングメンバー
名古屋グランパスエイト ジュビロ磐田
監督 フェルフォーセン 監督 アジウソン
GK 楢崎 正剛(1) GK 川口 能活(1)
DF 大森 征之(4)
米山 篤志(5)
吉田 麻也(34)
DF 加賀 健一(15)
菊地 直哉(8)
大井 健太郎(4)
村井 慎二(14)
MF 山口 慶(13)
藤田 俊哉(10)
金 正友(8)
本田 圭佑(24)
MF 成岡 翔(10)
ファブリシオ(25)
マルキーニョス パラナ(6)
上田 康太(27)
FW 中村 直志(7)
ヨンセン(9)
杉本 恵太(19)
FW 太田 吉彰(7)
カレン ロバート(22)
SUB GK:櫛野 亮(21)
DF:金古 聖司(20)
DF:竹内 彬(30)
DF:阿部 翔平(31)
MF:吉村 圭司(14)
MF:須藤 右介(25)
FW:巻 佑樹(17)
SUB GK:松井 謙弥(31)
DF:森下 俊(13)
DF:犬塚 友輔(17)
MF:岡田 隆(19)
MF:船谷 圭祐(28)
FW:林 丈統(16)
FW:中山 雅史(9)
ハーフタイムコメント
名古屋:フェルフォーセン監督
磐田:アジウソン監督
●継続してプレスをかけていこう。良い形で守備は出来ている。
●スペースが空いたら狙っていこう。
●相手へのプレッシャーを速くしよう。
●クロスボールは正確に入れよう。
●ポジショニングに注意しよう。
試合終了後監督コメント
フェルフォーセン監督:
 今日はジュビロより、グランパスの方が良い試合をしていたと思います。組織的な守備で前へプレッシャーを掛けられていましたし、その事からインターセプトも多くできていました。攻撃面でもボールを支配する事ができました。しかしながら、最終的な部分での精度が甘かったため、チャンスを多く作る事は出来なかったように思います。選手は全力を尽くし、素晴らしいメンタリティを持って試合に臨みました。しかしながら、最後の部分で得点にはいたりませんでした。相手ゴール前でのアグレッシブさ、賢さ、そしてクロスの精度が足りなかったように思います。良い守備から試合を作る事ができても、得点を決めなければ勝つ事はできません。それがサッカーというものです。選手は全力を尽くして戦っていましたし、責めるつもりはありません。しかしながら、前回の試合から、チームに運が足りないように思います。そして、運とは自ら引きつけるものだと思っています。
Q:3連敗となってしまいましたが、現状を打破する為には何が必要でしょうか?
先ほども説明しましたが、とても明確な事です。最終的な局面でもっと賢くプレーできれば得点に繋がると思います。攻撃面での問題が、今のグランパスにとって大きな問題です。いくら良い守備をしても、得点を決めなければ試合に勝つことができません。
Q:楢崎選手が復帰しましたが?
チームに落ち着きをもたらせてくれました。いつロングボールを蹴り、いつビルドアップを試みるのか。そういう判断が素晴らしかったと思います。怪我をする前、そして昨年のシーズンを通してみても彼はJリーグの中で最も優れたゴールキーパーだと思います。ゴールキーパーはボールをキャッチすることだけが仕事ではありません。特にプロの世界ではそうです。もちろんそれも重要な要素の1つですが、その他にも戦術眼であったり、守備のサポートであったり、攻撃面でもロングボールとビルドアップの判断をする必要がありますが、楢崎の場合、そういう観点からとても優れたゴールキーパーだと思います。周りの選手に声をかけて守備を組織していますし、シンプルに見えますが、とても難しいことをこなしています。
Q:好調時と比べ2列目から金選手や山口選手の飛び出しが少ないように思いますが?
2列目から深い位置を突くことが彼らの長所の1つではありますが、攻撃は彼らだけではありません。もっとサイドの選手もスペースをついたりと、オプションを持って攻撃を仕掛けなければいけません。スペースが消されたときに、今日は本田がすごく良い動きをしたのですが、スペースがないときに逆サイドの中村から崩しにいかなければなりませんでした。