2007 Jリーグ ディビジョン1:第1節
名古屋市瑞穂陸上競技場・16:04キックオフ
◆主審:西村 雄一 ◆副審:廣嶋 禎数・青木 隆
◆入場者数:18,410人 ◆天候:晴、弱風、気温19.2度、湿度51% ◆ピッチ:全面良芝、乾燥

名古屋グランパスエイト

前 半


ジェフ千葉

後 半

後半 31分 金 正友
後半 44分 本田 圭佑
得点者  
19分 スピラール 米山 篤志
83分 杉本 恵太渡邊 圭二
交 代 71分 黒部 光昭新居 辰基
77分 山岸 智工藤 浩平
84分 ジョルジェビッチ朴 宗真
  警 告 24分 黒部 光昭
64分 水野 晃樹
89分 朴 宗真
90 45    45 90
7
0
1
10
4
4
0

4
7
1
13
0
0
0

11
7
2
23
4
4
0
シュート
GK
CK
直接FK
間接FK
(オフサイド)
PK
8
7
6
19
1
1
0
8
2
5
12
1
1
0
0
5
1
7
0
0
0
スターティングメンバー
名古屋グランパスエイト ジェフ千葉
監督 フェルフォーセン 監督 アマル オシム
GK 楢崎 正剛(1) GK 岡本 昌弘(30)
DF 大森 征之(4)
スピラール(3)
増川 隆洋(16)
本田 圭佑(24)
DF 水本 裕貴(4)
ストヤノフ(5)
ジョルジェビッチ(40)
MF 金 正友(8)
藤田 俊哉(10)
山口 慶(13)
MF 水野 晃樹(8)
佐藤 勇人(7)
中島 浩司(15)
山岸 智(16)
羽生 直剛(22)
FW 中村 直志(7)
ヨンセン(9)
杉本 恵太(19)
FW 黒部 光昭(9)
巻 誠一郎(18)
SUB GK:櫛野 亮(21)
DF:阿部 翔平(31)
DF:米山 篤志(5)
MF:渡邊 圭二(28)
MF:吉村 圭司(14)
FW:玉田 圭司(11)
FW:巻 佑樹(17)
SUB GK:中牧 大輔(21)
DF:斎藤 大輔(3)
MF:下村 東美(6)
MF:朴 宗真(37)
MF:工藤 浩平(20)
FW:新居 辰基(11)
FW:青木 孝太(29)
ハーフタイムコメント
名古屋:フェルフォーセン監督
監督:アマル オシム監督
●守備はコンパクトにして、相手にスペースを与えないようにすること。
●攻撃ではビルドアップをはやくすること。
●今日は名古屋のホームゲームだが、名古屋のスタイルにハマっている。
●うちがしっかり付いてミスをしなければ失点はしない。セットプレーや大きなミスをしない限り。ミスをした方が負ける。
●このような試合は忍耐が必要。集中し、賢くプレーしよう。
試合終了後監督コメント
フェルフォーセン監督:
 開幕戦という事もあり、今現在、リーグの中での自分たちのポジションというものが解りにくい状況での戦いとなりました。やはりプレシーズンの練習試合とは違う雰囲気なため、難しい戦いだったと思います。特に試合序盤は選手達も緊張していたため、パスミスも多かったように思います。さらに前半早々にスピラールが怪我をしてしまったこともあり、チームに落ち着きがありませんでした。ジェフは非常に能力のあるチームであり、そのチームと戦う事で、ディフェンスラインとミッドフィールドの間に大きなスペースを作ってしまっていました。そのため、前へ出ながらの守備が出来ず、下がりながらの守備となってしまいました。それでもその時間帯、しっかりと守る事ができました。前半はジェフの方が多くのチャンスを作っていましたし、0対0でハーフタイムを迎えられたことは良かったと思います。
 後半はチーム状態がよくなりました。組織的に戦うことができましたし、相手に大きなスペースを与える事もありませんでした。ジェフと互角以上の戦いは出来ていたと思います。しかし残念だったのは、もう少し早い時間に得点を決められなかった事です。もう少し早く得点を決める事が出来ていれば、楽に戦えたかと思います。ハーフタイム、選手達に今日の試合は多くのチャンスはない、そのためチャンスはしっかり決めようと話をしていました。
 試合を通し、フィジカル面でも全く問題がありません。選手達はしっかりとしたファイティングスピリットを持って戦う事もできていました。今日の試合、ハッピーエンドだったといえますし、特に米山を褒めたいと思います。難しい時間帯からの出場でしたが、しっかりと仕事をしてくれました。
Q:米山選手について、攻撃面で持ち味をいかし活躍していたと思いますが、守備面についての評価はいかがでしょうか?
米山はテクニックがあり、戦術眼もある選手です。彼の特徴の1つとして、ビルドアップのうまさがあります。今日の試合では、彼の持ち味を出場してすぐの時間からフルに発揮してくれたと思います。守備面でも、大森、増川との3バックを組みましたが問題はありませんでした。しっかりと守備もできていましたし、ボールを奪うこともできていました。
Q:今日はヨンセン選手のパートナーとして杉本選手を選びましたが、その理由と彼の評価をお聞かせください。
ヨンセンのパートナーを選ぶ事は簡単な事ではありません。しかしながら、それをするのが私の仕事でもあります。今回の判断材料として玉田を使う考えもありましたが、プレシーズンを通し杉本とヨンセンのコンビネーションが1番良かったため、今日はそういう形をとりました。実際に試合でも動きが良く、相手のディフェンスを撹乱できていたかと思います。
Q:今シーズンの課題として「ゲームを支配する」事が挙げられていたかと思いますが、その事についてはどうお考えでしょうか?
前半はポゼッションサッカーを展開する事ができませんでした。また90分間試合を支配するということは難しいかと思います。しかしながら、ホームゲームという事で普通は前掛かりになりがちなものですが、後半は落ち着いてボールをポゼッションしながら戦う事はできていたと思います。
Q:終盤に本田選手とポジションが重なる渡邊選手を投入した際、本田選手にはどういう指示を出していたのでしょうか?
杉本同様、ヨンセンと1列に並ばないよう指示を出していました。ミッドフィルダーの前、ちょうどトップ下のような位置でボールを繋ぎながら前線へも顔を出すよう指示をだしました。
Q:今シーズン、上位争いをするという目標の上でスピラール選手の故障は大きいかと思いますが、それについてはどうお考えでしょうか?
明日の診断結果を待つまでは何とも言えません。怪我については仕方のない部分もありますが、チームのメンバーとして考えている1人が欠けてしまうということは、大きな事です。