Jサテライトリーグ・Dグループ・第4日
名古屋グランパスエイト vs 横浜Fマリノス

今季2戦目のサテライト戦。前回の清水との試合に引き続き、今回も雨の中での戦いとなってしまった、この戸塚トレーニングセンター。我らが名古屋グランパスエイトは、サテライトリーグ第4日目をアウェイの地で、横浜Fマリノスと迎える。

新横浜の駅に到着した頃はまだ曇り空だった天気も、試合会場へと向かうほどに雨脚が強くなり、徐々に風も伴う、厳しい天気に。この日は全日の練習試合から復帰を果たした、豊田・スピラールの2人にとっては、サテライトながら公式戦と言うこともあり、試合前から気合いが入っている様子だ。

前 半
前半は、左から右へと攻め上がるホームの横浜のキックオフで試合が始まる。この日の先発は、GK高嵜、DFは右から、竹内・スピラール・有村の3バック、中盤は右に片山、左に渡邊、中は青山が下がり目、その前に高橋と中島の2人、FWは平林と豊田の2人だ。

立ち上がりは名古屋が指導権を握り、いつもの左サイドではない右でプレイする片山が鋭い上がりから、中へ良いボールを入れてゆくと、平林や豊田がシュートチャンスを作ってゆくが、横浜DFも早い寄せを見せて、簡単にはシュートを打たせてはくれない。逆に横浜は、前線のハーフナーの高い打点めがけて放り込んでくるサッカーで名古屋の攻撃を押し返してくるが、長らく怪我のため離れていたスピラールが落ち着いたプレイで相手の攻撃をいなしてゆく。

しかし、15分。青山が相手選手との接触でピッチを離れ1人少ないところで、横浜・谷島のパスを受けた横浜・山瀬に中央からのドリブルを許すと、そのまま左足からのシュートを決められ、横浜に先制点を献上してしまう。20分、結局、青山は井上と交代。高橋を1つ下げて、その位置に井上が入る。これで嫌な流れになるかと思われたが、片山がチームの勢いを取り戻すようなプレイで右サイドを切り裂いて、再三チャンスを作ろうとするが、慣れない右足からのクロスで、精度が安定しない。

横浜はパスをしっかり繋ぎながら、最後は相変わらず前線のFWハーフナーにボールを集めようとしてくるが、これも雨で芝が滑りやすいこともあって、精度を欠き、乱れたボールをスピラールがしっかりとクリアしてゆく。終盤には、相手陣内深くの好位置でFKを何度か得ると、相手ゴール前へと迫ってゆくが、横浜DF陣の踏ん張りもあって、シュートまで行かせてもらえず、前半は0-1のまま終了となる。
後 半

後半、エンド代わって、左にエンドを変えた名古屋のボールで試合が再開する。

後半開始立ち上がりに、豊田・平林がシュートチャンスを得るが、相手DFの寄せが早いこともあって、枠を捕らえるシュートまで持ってゆくことが出来ない。前半は右の片山に寄っていた攻め上がりも、後半は左サイドの渡邊もボールを持った攻め上がりを見せ、何度か相手陣内深くまでボールを持って攻め上がってゆくものの、相手GKの速い判断もあって、中に入れたボールが詰めてゆくが味方に届かない。

この日始めて45分以上のプレイをしたスピラールだったが、後半に入ると徐々に本領を発揮し始め、何度も最終ラインから相手選手の間を抜く、鋭いくさびのボールを前線へと入れて、名古屋の攻撃のリズムを作ってゆくが、スリッピーな芝生に球足が速くなり、前線の選手の足下にボールが落ち着かない。

22分、竹内・スピラールに代えて、深津・鴨川が交代で入る。後半に入っても右の片山は相変わらず良い上がりを見せ、相手陣内深くへと持ち上がっては、ゴール前へとパスを配球してゆくが、豊田・平林がシュート体勢に入る前に相手DFに阻まれ、得点には至らない。29分、豊田に代えて津田を投入し、彼のスピードある突破に期待する。

しかし、30分。前掛かりになって最終ラインが上がり目のところに、後半から代わって入った横浜・高久のDFの裏へのボールに抜け出した横浜・ハーフナーにゴールを割られ、追いつくはずが逆に横浜に突き放されてしまう。37分、相手ペナルティエリアすぐ外でのこぼれ球を津田が拾うと絶好のシュートチャンスに。しかし、右足を振り抜いた渾身のシュートは相手GKの正面に跳び、枠の外へと弾き出されてしまい、ゴールを決めることは出来なかった。

終盤、名古屋も何とかゴールを奪おうと長いボールを相手DFの裏へと放り込んで、後半途中から入ってまだ元気な津田の足を活かそうとしてゆくが、横浜DF陣の高い集中力がこれを阻止、簡単にはシュートを打たせてはくれない。終了間際の44分には、左サイドを突破した津田のマイナスを中央で飛び込んだ中島がダイレクトでシュートを狙ってゆくが、ボールはバーの上に抜け、枠を捕らえることは出来なかった。結局試合は、横浜が2点を守って逃げ切り、名古屋は無得点で試合を終えることに。