スタンドから向かって右のエンドで行われたPK戦。ここへ来て気温も下がり始め、細かい雪の舞う中での実施となる。先攻は名古屋。1番手の吉田がゆっくりとした足取りでボールをセット、右足でボールを蹴ってゆくが、これを神戸:土井が阻止するという嫌な滑り出しに。しかし、名古屋:鈴木も神戸1番手の、柳川のボールを飛んだ方向ながらも前に弾く、好セーブを見せる。だが、名古屋は続く花井がまたしてもGKに阻止されてしまうと、福島は狙いすぎてクロスバーに当たり、跳ね返される不運に。
両チーム共に、しっかりとした守備で相手の攻撃を凌ぎ、そこから攻撃を仕掛けるという持ち味を展開し合いながらも、ゴールは、前半のそれぞれの1得点のみに終わってしまった。特に、後半は名古屋が圧倒的にボールを支配し、相手陣内でのプレイが殆どとなっていたが、神戸の固い、そして落ち着きのあるDFに跳ね返され、追加点を奪うことが出来なかったのは残念で仕方がない。これで彼らの今シーズンは終了。この敗戦の悔しさを胸に、しっかりと気持ちを切り替えて、来期の新しいシーズンを迎えて欲しい。最後まで熱い応援をありがとうございました。