ベンチから向かって右のエンドで行われたPK戦は名古屋が先攻。1人目の吉田が堂々と落ち着いた様子でしっかりとネットを揺らすと、その後は、花井・酒井・根津と続く3人と共に、大分の4選手も誰1人失敗することなくネットを揺らして、PK戦は緊張感に包まれながら進んでゆく。
いよいよ18日(日:11時キックオフ)は、大阪・長居第2陸上競技場へ乗り込んで、これまた鹿島アントラーズとの行き詰まるPK戦を征した、ヴィッセル神戸との準決勝を決める一戦が待っています。こうなったら、今年一年を締めくくるにふさわしい戦いをもっと見せて貰って、しっかりと勝ち上がって「Jユースサハラカップ2005」を征して貰いたいですね。最後まで、熱い声援を本当にありがとうございました。
ートップチーム以上に、良い攻撃が出来ていましたが? チーム状態も良いですし、1年積み上げて来ていますので、本当は点ももっと取れるはずだったんですが、大分も守備がしっかりとしていて、簡単には取らせてくれませんでしたし、GKもトップの西川と同様に良い選手でした。それでもあそこで振り切ってシュートまで持っていかなければ行けないんですが。
ーこれでベスト8ですが? 目標はベスト4以上です。選手達は1つずつ成長していますし、メンタル面も強くなっています。今週の練習で見ていても1人1人が良くなってきているのが分かりました。90分で決着が付かなかったことで、一皮むけたと思いますし、この勝利で自信を持ってくれるはずです。ここで満足せず、今のびているものを実感しながら戦いたいですね。年末はトップのいない分を、話題作りしたいです。