Jサテライトリーグ Cグループ 第21日
名古屋グランパスエイト vs 京都パープルサンガ
いつも名古屋グランパスエイト公式HPをご覧いただき、誠にありがとうございます。10月30日(日)午後2時より、サテライトリーグ:vs京都パープルサンガ戦が行われたましたので、その模様についてお伝え致します。

この日、午前9時半からの練習前に緊急にミーティングが行なわれ、松岡専務取締役より選手・スタッフに対して、もう一度危機感を持って戦っていこうという話がありました。

『今、グランパスはチーム創設以来、もっとも厳しい状況にあります。あと、5試合残っているが、今一度、選手、スタッフ、クラブが危機感をしっかり持ってやってほしい。残り5試合をすべて勝つつもりで望んでほしい。サッカーは、チームプレーですが、自分がやるという強い気持ちを持ってプレーすることがベースだと思います。選手の皆さんには、気迫のこもったプレーをして、前へ進んでほしい。それが応援してくださる皆さんが望んでいることだと思います。』(松岡専務取締役)

午後1時半、張り替えられて新しくなった、トヨタスポーツセンター第1グランドの芝生の上では、サテライト:京都戦を戦う選手達が黙々とウォーミングアップを行っている。トップチームが、シーズン当初は全く予想もしていなかった、J2への降格圏内に踏み込んでしまい、もがき苦しんでいる状況の今、彼らにはそのチーム状態をしっかりと意識したプレイを目指して欲しい。そして、そのトップを助ける力を身に付け、早く上がってきて欲しいところだ。

昨日の雨が嘘のように、この日は朝から晴れ渡り、見事な秋晴の1日に。キックオフを間近に控えるこの時間は、汗ばむほどの陽気に恵まれる。

前半は右エンドの京都のボールでキックオフ。先発メンバーは、GK川島、DFは右から、キャプテンマークを付けた井川・須藤・ユース青山の3人。中盤は、右に山口、左に渡邊、ボランチは吉村と本田、トップ下に井上、FWは津田とエドアルドだ。
前 半
2分、左サイドでエドアルドの落としたボールを津田が詰めると、左足で外から積極的にシュートを狙うが、これは惜しくもサイドネットを揺らす。
3分、渡邊が縦に出したボールを追い抜いていった本田が拾うと、ゴール前へと折返しを狙うが、その前にゴールラインを割ってしまう。
5分、左からのCKのチャンス。本田のニアへのボールをエドアルドが中へと頭で流し込んでゆこうとしたが、ファーサイドのDFにカットされる。
【得点:名古屋:1−0:京都】
7分、ゴール前中央に入っていった津田の左足のシュートは相手選手が前に弾いてしまうが、このボールにエドアルドがしっかりと詰め、相手ゴールへ右足シュートを蹴り入れ、見事な先制点を決め、1−0とする。
10分、左を上がる渡邊からのパスを、ペナルティエリアのすぐ外で受けた井上がトラップでDFを交わして中へと入ってゆこうとするが、DFに体を上手く入れられてしまい、ボールを奪われてしまう。

13分、相手陣内深くほぼ中央で勝負にゆこうとしたエドアルドが倒され、絶好の位置でFKを得る。これを本田が直接狙って蹴ってゆくが、相手の壁に阻まれてしまう。
15分、青山からの相手DFの裏へのロングボールにエドアルドが抜け出してゆくが、GKがボールを先に押さえてしまう。
18分、右からのCKのチャンス。本田の入れたボールはDFが頭でカットしてしまう。
21分、右から京都・大久保の入れたアーリークロスにゴール前へ飛び込んできた、京都・小原が右足シュートを放ってくるが、須藤がコースに上手く入り、ボールはポストへ左へ。
23分、津田の縦パスにオーバーラップしていった渡邊がこのボールをダイレクトでゴール前へ。中央でエドアルドがスピードに乗って飛び込んでゆくが、僅かに頭には届かず。更に遠いサイドでこのボールを拾った山口が左足でシュートを狙うが、ボールを上手くミート出来ずポストの右に外れてしまう。
25分、左サイドでパスを受けた渡邊の折返しに詰めていった本田のシュートは、相手GKの正面。

27分、左からのCK。本田が短く出したボールを渡邊が入れてゆくが、これはDFがクリア。
28分、京都・大久保が入れたボールに京都・田中が2列目から飛び出してシュートに来るが、これはオフサイド。
29分、相手陣内深く左寄りの位置でのFKのチャンス。渡邊が入れていったボールは詰めていた須藤・井川の頭上を越えてしまう。
30分、京都・中山のゴール前へのクロスに、飛び込んだ京都・小原のフリーの枠を捕らえたヘディングシュートは、川島が好セーブでボールを外へと弾き出してゆく。
31分、京都の左からのCK。京都・美尾のファーサイドへのボールを京都・小原の右足シュートはポスト左へ外れてゆく。
33分、左サイドを本田がドリブルで上がってゆくと、ペナルティエリア内へと持ち込もうとするが、厳しいディフェンスにボールを奪われてしまう。
34分、右サイドで縦のスペースへと出た長いボールを拾った津田が、そのまま中へと持ち込んでいって左足でシュートを放ってゆくが、ボールは惜しくもサイドネットに。

36分、左からの京都のCK。京都・美尾が短く出したボールを再度受けると、ゴール前へと入れてくる、これをあわせたシュートはゴールラインを割る。
40分、井川の縦に長く出したボールにエドワルドが拾いにゆくが、相手DFが先に追いつきクリアされてしまう。
42分、右からの京都・大久保の縦スペースに出したボールを京都・小原が拾ってシュートを窺うが、青山が厳しく寄せてこれを阻止、最後はファウルを誘う。
44分、本田がパスを奪ってドリブルで上がってゆくと、ゴール前へ斜めに鋭いパスを入れてゆく。これを井上が受けてさらに仕掛けてゆこうとしたが、厳しいスライディングに合いボールを奪われてしまう。
ロスタイム、京都・田中がワンツーで抜け出してくると、フリーで右足からのシュートを放ってくるが、ボールは川島が正面でしっかりと押さえ、ゴールを割らせることはなかった。そして、前半は1−0で京都をリードしたまま終了する。
後 半

エンド入れ替わり、後半は右から左へと攻め上がる名古屋のボールで試合が再開する。名古屋メンバー交代:吉村→中島。京都メンバー交代:橋田→西村、手嶋→六車。

4分、自陣右深い位置での京都のFK。京都・六車のボールは反対へと抜けてゆく。
5分、こぼれ球を拾った井川がそのまま持ち上がってゆくと、エドアルドがパスを受けてペナルティ内へと持ち込んでシュートを狙うが、後ろからのタックルに阻止されて倒されてしまい、シュートを打つことが出来なかった。
8分、右サイドを上がってゆく津田からのパスを受けたエドアルドが遠目からシュートにゆくが、抑えの効かないボールはポストの上へ。
10分、自陣左深くでの京都のFK。京都・美尾のゴール前へのボールは青山が高い打点で弾き出してゆく。

13分、相手陣内深く右寄りの位置で山口が勝負しようとして倒され、FKに。本田が蹴ったボールはニアサイドの選手にクリアされCKに変わる。
15分、左からのCKのチャンス。本田のニアへの低いボールに詰めていたエドアルドが寄せていこうとするが、その前にDFに体を入れられカットされてしまう。
16分、京都メンバー交代:美尾→星
17分、自陣左深くでの京都のFK。京都・星の蹴ったボールは壁に立った井上が弾きコースを変えCKに。
19分、京都の左からのCK。京都・星のゴール前への早いボールは飛び出した川島が大きくパンチングで弾き出してゆく。
21分、相手陣内左深くでドリブルで突破を図った津田が倒され、好位置でのFKを得る。渡邊がゴール前へと入れてゆくが、DFがカットしてしまう。さらにエドアルドがこぼれ球を拾ってシュートにゆくが、これはポストの右に外れてしまい、追加点を奪うことは出来なかった。

22分、右サイドを抜け出していった山口からのクロスボールに、中央でエドアルド・井上が飛び込んでゆくが、タイミングが合わず触れることが出来なかった。
24分、渡邊の左サイドからの鋭いクロスに中央でエドアルドがヘディングシュート。しかし、ボールは僅かに高くクロスバーの上へ抜けてしまう。
27分、名古屋メンバー交代:エドアルド→西川。
31分、右に上がった西川のパスを寄せて受けた山口が中へと流し込んだボールを本田が左足でミドルシュート。しかし、これは相手GKがポストの左に弾き出してしまう。
32分、左からのCKのチャンス。本田がショートコーナーからのボールを入れてゆくが、DFに弾き返されてしまう。
33分、DF裏へのボールにタイミング良く飛び出した京都・田中がフリーでシュートを狙ってくるが、空振りとなり救われる。

34分、右サイドを井川がオーバーラップしてゆくが、寄せてきたDFはのファウルを取られてしまい、チャンスを作ることが出来なかった。京都メンバー交代:田中・鷲田→辻本・松田
36分、自陣ゴール前へと入ったボールに、変わったばかりの京都・松田が2列目から飛び出してくるが、果敢に飛び出した川島が先にボールに追いつき、大きくクリアしてゆく。
37分、左からの京都のCK。京都・星の入れたボールは落ち着いてクリアしてゆく。
39分、中央で本田が相手DFを交わして、右足で右のスペースへ出そうとするが、動き出しを期待した西川とは気持ちが合わず、逆の方向へ。
40分、名古屋メンバー交代:井上→セバスティアン。右からの京都のCK。星の入れたボールに遠いサイドでフリーでいた松田にヘディングシュートを狙われるが、ここでも川島が好セーブを見せて、シュートを跳ね返し、失点を許さなかった。
42分、右からの京都のFK。星の入れたボールは井川がクリアしてゆく。
44分、中央でボールを持った本田が左のスペースへと出してゆくと、これを津田が追いかけるが、ボールが長すぎてしまい追いつく前にタッチの外へ。

ロスタイム1、右でボールを持った西川が勝負を仕掛けると、DFを深い位置で交わして放ったシュートはDFに弾かれてしまう。さらにこぼれたところを津田が右足でシュートにいったが、ボールはクロスバーの上へ抜けてしまう。
ロスタイム2、自陣中央中程での京都のFK。京都・松田が直接狙いのボールを蹴ってくるが、壁の選手がしっかりと弾き、コースを変えてゆく。
ロスタイム3、右サイド深い位置でのスローインのボールを受けたセバスティアンから中へ流し込んだパスを受けた本田がエリアの外からシュートにゆくが、惜しくもGKに弾かれてしまい、ゴールを割ることは出来なかった。そして、このプレイで右からのCKに変わったところで、主審の終了を告げる笛がグランドに大きく響き渡り、名古屋が前半の、エドアルド決めたのゴールでの1点をしっかりと守りきっての勝利が決まることに。終始、名古屋が良い形で試合を進めていたものの、終盤、京都も何とか追いつこうと攻勢に出てきたが、選手全員が最後まで集中力を途切れさせることなく、相手の攻撃を跳ね返してゴールを死守したことが、この日の勝利に繋がったと言えるだろう。最後まで熱い声援ありがとうございました。