2004 Jリーグ ヤマザキナビスコカップ 予選
新潟スタジアム・15:05キックオフ
◆主審:家本 政明 ◆副審:柿花 和夫・鍛冶 勉
◆入場者数:35,820人 ◆天候:晴、無風、気温25度、湿度45% ◆ピッチ:全面良芝、乾燥

名古屋グランパスエイト

前 半


アルビレックス新潟

後 半

前半 34分 ウェズレイ 得点者  
84分 中村 直志大野 敏隆 交 代 70分 船越 優蔵上野 優作
70分 山口 素弘栗原 圭介
74分 エジミウソンファビーニョ
19分 海本 幸治郎
43分 海本 慶治
51分 秋田 豊
警 告 68分 アンデルソン
75分 栗原 圭介

90 45   45 90
9
4
0
8
1
0
0

8
5
2
10
1
1
0

17
9
2
18
2
1
0
シュート
GK
CK
直接FK
間接FK
(オフサイド)
PK
9
22
4
23
7
7
0
4
9
2
12
4
4
0
5
13
2
11
3
3
0

スターティングメンバー
名古屋グランパスエイト アルビレックス新潟
監督 ネルシーニョ 監督 反町 康治
GK 川島 永嗣(22) GK 野澤 洋輔(21)
DF 大森 征之(4)
秋田 豊(2)
海本 慶治(18)
DF アンデルソン(3)
秋葉 忠宏(6)
高橋 直樹(14)
MF 海本 幸治郎(17)
角田 誠(20)
鄭 容臺(15)
藤田 泰成(14)
中村 直志(7)
MF 梅山 修(5)
本間 勲(15)
桑原 裕義(20)
鈴木 慎吾(18)
山口 素弘(8)
FW ウェズレイ(10)
マルケス(9)
FW 船越 優蔵(28)
エジミウソン(10)
SUB GK:広野 耕一(36)
DF:古賀 正紘(5)
MF:大野 敏隆(11)
FW:氏原 良二(24)
FW:森山 泰行(35)
SUB GK:木寺 浩一(1)
DF:鈴木 健太郎(4)
MF:栗原 圭介(7)
MF:ファビーニョ(9)
FW:上野 優作(11)
ハーフタイムコメント
名古屋:ネルシーニョ監督 新潟:反町監督
●サイドでの無駄なファウルを犯さない。相手はセットプレーを得意としているためだ。
●攻撃は前半通り、攻めよう。
●全体的には悪くない、そのまま続けること。
●時手よりも運動量で勝ること。サポートを早くしてコレクティブに。
●1対1の戦いに負けないこと。
試合終了後コメント
ネルシーニョ監督:
今日は、我々の守備力が相手に勝ったと言える試合でした。特に3バックは空中戦に安定していたため、相手を寄せ付けなかった。また、カウンターを有効に使うことも出来た。前半我々のペースで試合をすすめ、先制点を決めることが出来た。後半は選手達に、相手は中盤を省略したサッカーをしてくるだろうから気を付けるように指示をした。実際に新潟はその通りのプレーをしてきたため我々はカウンターからチャンスを作れた。残念なことに追加点をとるチャンスを決められず、決定力が足りない結果となってしまった。
Q.新しく使った3選手の評価は?
A.まず海本慶司選手についてですが、守備面で安定していて空中戦で強く、足下もしっかりしていた。また、必要な場面では攻撃でのサポートもしてくれた。長い間トップチームでプレーしていなかったにも関わらす、すばらしいプレーを見せてくれた。容臺も守備面で貢献し、必要な場面で攻撃を後ろから組み立ててくれた。藤田については、彼はもっともっと良いプレーを見せられると思っている。しかし今日の試合でも、チームにとって役に立つプレーを見せてくれた。右でも左でも、チームにとって役に立つプレーをしていた。しかし、サイドハーフとして彼には、もっと彼の成長を願っている。
Q.藤田選手と海本選手を後半途中で入れ替えた意図は?
A.新潟の左サイドで鈴木が攻撃的なプレーをしていたため、スピードのある幸治郎をあてて、鈴木を守備に専念させたかった。右側から展開が必要だったため、幸治郎を移動させた。
Q.藤田選手を最初右サイドで使った意図は?
A.まず幸治郎を左サイドで使いたかった。それが第1です。幸治郎を左で使うことで相手の意表をつきたかった。新潟の右は、左と比べて弱い部分なので、そこで幸治郎のプレーの質を活かして欲しいと思った。
Q.故障選手の復帰状況次第では、次の浦和戦も今日と同じメンバーで?
A.今日の試合で新しく入った選手達は、質の高いプレーを私に見せてくれた。彼らは浦和戦でも戦えると確信している。しかしながたら、ケガ人が戻ってくることも願っている。
秋田選手:
Q.0点に抑えたということは大きいのでは?

A.大きいですね。しばらく勝ってなかったので、大きなはずみになりますし、苦しい長いトンネルを抜けられたと言うことはすごく意味がある。
Q.そのトンネルの間、すごく苦しかったように思うのですが?
A.やっぱりそう言う苦しみを味わったため、これから1試合1試合を大切に戦っていきたい。
Q.追加点のチャンスもあったようですが?
A.そう言うチャンスを決められればもっと良かったかもしれないが、今日は全体で戦えたと言うことは重要で、どんな内容でも勝ち方でも、勝ったと言うことがチームにとって重要である。
Q.新しい選手たちが出てきたことで、チームにとってもプラスに働くように思いますが?
A.11人だけで戦えるものではなく、これからもっとみんながが同じ気持ちで戦って行くことが重要。
Q.次節、好調のレッズが相手ですが?
A.逆にそういった相手の方が戦いやすいかもしれない。しっかり守ってくるチームとやるよりは戦いやすい。今日の1勝に気を緩めることなく、気を引き締めてやっていきたい。
川島選手:
Q.今日の試合の感想は?

A.前の試合、自分のミスから失点して負けたため、今日は絶対に勝ちたいという気持ちが強かったし、勝てたのはすごくうれしい。
Q.移籍後初の無失点ゲームですが?
A.特に僕が何かをしたという場面は無かったと思う。本当にチームが1つになっていたと思うし、その中で自分が戦えたと言うことが良かった。
Q.後半、運動量が落ちて攻め込まれた場面もありましたが?
A.最後の部分でディフェンスの選手達がしっかりマーク出来ていたので、ボールが抜けて危ないシーンもあったが、ディフェンスがしっかり守ってくれて戦えたことに感謝している。
Q.ここまで、川島選手が出場してきた他の試合と比べても、ディフェンスが安定してきたように思いますが?
A.メンバーが前回と大きく変わったことで、お互い自分が何をしたいかを回りに話していたし、中ですごく声が出ていた。
Q.相手の声援がすごく大きかったようですが?
A.角田選手なんかも、スタジアムに人が多く、たくさん喋らないと伝わらないため喋っていこうと行っていましたし。でも、スタジアムがどうこうと言うことではなく、みんなが1つになろうという気持ちが試合に出ていたと思う。