まさに真夏の日差しと言っても良い程、ジリジリと照りつける太陽の下行われた、この日のサテライトの試合。我らが名古屋グランパスエイトは、J2で好試合を続けているアルビレックス新潟と、岐阜県関市中池公園で戦う。 14時15分、ウォーミングアップのため、ピッチに順に登場する選手達。さすがにこの天候ではきつそうな表情を早くも見せている選手もいる。そんな中、地元出身の片桐、小寺が登場するとスタンドから大きな声援が飛ぶ。今日は活躍してもらおう。また、古巣との対決となった氏原にも良いプレーを期待したい。30分以上を使ってアップを終えると、選手達は着替えに姿を消す。 15時、ユニフォームに着替え選手達が登場。関市長の挨拶、地元ちびっ子からの花束贈呈を受け取った後、両チームの選手がピッチに散り、キックオフを待つ。前半は左から右に攻め上がる名古屋のボールで開始。
27分、新潟メンバー交代:杉山→山田 29分、右サイドの深い位置に上がってきた新潟・ジェイウソンがゴール前へクロスを入れてくるが、広野がジャンプして倒れ込みながらこれを直接キャッチ。 31分、片桐がDFの裏へのボールに飛び出そうと試みるが、相手DFへのファウルとなってしまう。 33分、名古屋メンバー交代:北村→上村 36分、右の前のスペースに富永が長いボールを蹴って行くと、片桐がこれを受けてDFをかわして中へ入れて行く。森がこれを競り合いながらもシュートを打とうとするが相手DFにクリアされ、CKに。右からの片桐のCKは、富永が合わせに行くが、ヘディングシュートはゴールの上へ外してしまう。 37分、新潟メンバー交代:栗原→田中 38分、高橋が相手ペナルティ直ぐ外でボールを持つと、浮かせ気味のミドルシュートを蹴って行くが、これは僅かに高く、クロスバーを越えてしまう。
ロスタイム1、北村のゴール前へ放り込んでいったボールを富永が競り合いながらも頭で落とすが、ここへは誰も詰めておらず、決めることが出来なかった。残り時間僅か、何とか同点にして終えたいところだ。 ロスタイム2、相手陣内深い位置左寄りでのFK。片桐の蹴ったゴール前へのボールは一度は弾かれるものの、こぼれ球を再度拾った片桐がゴール前へと、もう一度上げてゆくと、これを富永が落としたところへ稲垣が詰めていってシュートに行くがこれは相手GKが弾いてしまった。 ロスタイム3、右からのCK。ゴール前へのボールがこぼれたところを何とかみんなで押し込もうとしてゆくが、結局、最後まで押し込むことが出来ず、新潟の選手が大きくクリアしたところでタイムアップ。最後パワープレーで何とか得点を入れに行ったが、決めることが出来なかった。前半を含め、何度かあったチャンスをしっかり決めていれば、と悔やまれてしまう試合内容だった。次回に期待しよう。選手もサポータの皆さんもお疲れ様でした。